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理解できなさすぎてヤバイんですけど



いつの間にか眠ってしまっていたらしく私はまた目を覚ました。

まだ瞼が重い。いや、正確には心も重かったりする。


「目、覚めたか」


聞きなれない声がして私は半分閉じていた目をはっきりと開けた。


「平気か?」


目の前にいた茶髪のイケメンは心配そうにこっちを見ている。


「いきなりつれてきたことは謝る」

「・・・・」

「信じられねぇとは思うけどお前は姫だ・・・まあ巫女って呼び方もするけど」

「・・・あの、ちょっと待ってください。巫女って姫ってなんですか?」

「は?そんなこともわかんねーの、そのままだよ。姫は姫、巫女は巫女だ」

「・・・はぁ」


理解できない。

私、普通のそこらへんにいそうな小娘なんですけど。

特技とかないし、特にかわいくもないし。


て、巫女ってなに?姫ってどういうこと?


「で、お前を仮にも誘拐した俺らは異能って奴を思ってる」

「・・・い、のう?」


魔法とかそっち系?

まさか、オタクとか?イケメンなのに・・・・。

もったいない。


てか、そんな世界一般人の私には理解できませーん。

無理無理無理無理っ、絶対無理だよ。


てか、イケメンにまさかのそのパターンなしだよ。

うわー、ホントにだめだ。


「で、お前みたいな巫女は2種類いてこの世に2人しかいない」

「・・・・」

「その1人がお前だ。あ、他のやつは多分1人しかいないと思ってると思う。まあ、お前が誘拐されるの もしょうがないってことだな。まあ、できるだけ理解しろ」


・・・いや、無理でしょ。

ガチでこの人アニメとかそういうの信じちゃってる系?


てか、誘拐されるのがしょうがないってないでしょ。


「まあ、あとで遼音あたりから説明があるだろう。それまでに俺が言ったことくらいは、最低限理解しと けよな」


無理です。

ていうか、この状況でさえも理解できないのにできるわけないじゃん。

まあ、いい。

とりあえず、遼音って人に期待しよう。



そう思っていたのだがその人に期待を裏切られるのもそう遠くない話だったりする。


ペースが遅いですが、これからもよろしくお願いします。

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