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ストレージで無双する  作者: ルケア


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お目当ての依頼は

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 さて、依頼票の確認に来た訳なんだが、……こっちは雑用ばかりか。値段は大した事がない。多くても300ギレットが良い所なんだよな。見た感じ、殆どが100ギレットになる。それだと貯金が出来ないんじゃないのか? 日々を生活するだけで精一杯な気がするが……。まあ、こっちを受けるつもりは無い。俺が受けるのは討伐依頼だ。そっちにしか興味が無いのでね。精々稼いでやるとするか。


「お? 歩くマジックバッグが討伐の依頼を見ているぜ?」


「マジックバッグが魔物を倒せると思うのか?」


「無理に1杯かけるぞ! 他はどうするんだ?」


「バーカ。賭けにならねえよ。加護も無くどうやって魔物を倒すって言うんだよ」


「馬鹿はお前だろ? マジックバッグが加護だっての」


「それなら俺も持ってるぜ? ほら、マジックバッグだ」


 まあ、外野はこんな感じだ。マジックバッグでどうするんだって感じで楽しい楽しい酒盛りをやっている。まあ、見ていろって話だよな。魔物を倒せれば良いんだろう? ストレージの加護でもやれるって事を証明してやらないといけないよな。


 えっと、何々。討伐依頼が出ている魔物はとりあえず5種類か。メギルサーペントが200ギレット、メギルリザードが400ギレット、メギルゴートが600ギレット、メギルパンサーが1,200ギレット、アイアンゴーレムが2,000ギレット。なるほどな。メギルパンサー以上が格上なんだな。それでそれ以上にアイアンゴーレムが格上と。生息域は、山頂に近づけば、こうなっていくんだな。徐々に難しく、お金が高くなっていくと。それと、適宜買い取りってなんなんだ? 適宜とは。仕方がない。聞くか。


「すみません。魔物の討伐で適宜買い取りってどう言った事なんですか?」


「ああ、それね。簡単に言うと、お肉や皮を買い取るのよ。アイアンゴーレムなら鉄ね。それを買い取るの。ほら、マジックバッグに保存しておけば肉類も腐らないでしょう? だからある程度の値段で買い取って、近隣の村や町に卸すのに、商人が買っていくのよ。だから適宜買い取り。買い取り部分をそこなった場合は、それなりの値段でしか買い取れませんよって事ね。まあ、討伐報酬と同額程度が買い取りになる場合が多いかしら?」


「なるほど。実質倍の値段で買い取ってくれると言った感じなんでしょうか?」


「まあ、端的に言えばそうね。でも、そもそもメギルサーペントですら見つけられない冒険者が多いのよねえ。メギルサーペントは大岩の下に良くいるんだけど、大岩を撤去するにもコツが必要だし。それに、討伐依頼の方に大岩の回収って依頼もあったでしょう? それを撤去するのも依頼の1つなのよ。それを再利用して石材に使っている訳。だからここの壁も、建物も立派でしょう? 石材をふんだんに使えるから、建築物が大きくなるのよねえ。それ自体は問題ないんだけど、偶に端の方は石の壁を超えて降ってくるから北の方は危険なのよ。余程じゃない限り当たらないんだけど」


「……そんなに危険なんですか?」


「まあ、慣れよね。当たったら御免なさいって感じだし。盗賊に襲われるよりは確率は低いわよ? けど、偶に被害が出るから、北の宿は安いのよ。冒険者向けの宿ね」


 そんな所には泊りたくないな。よし、北の宿を取るのは止めよう。西か東にしようか。因みに、俺が入って来たのは東側である。東側にしておくか。なんとなくだけど。安い宿があると良いんだけどな。


「ああ、そうそう。ここで依頼の確認をするのは良いけど、持ち込みは北の支部でお願いね? 北には冒険者ギルドの支部があるんだけど、討伐関係メインの仕事をしているの。換金は中央に来て貰わないといけないんだけど、買い取りは向こうでね」


「北に支部があるんですか? なんでまた分けたんです?」


「そりゃあ、中央で解体なんて出来ないからよ。解体をするにも場所が必要なのよね。だから、北支部はかなり大きい支部になるわ。広さだけならここよりも広いから。解体する場所がそれなりに必要って事なのよ。それに、臭いもあるでしょう? こんな場所で解体していたら、領主様から怒られるわ」


「ああ、そういえば、解体は時間もかかるし、臭いもしますもんね。だから北だけ支部があるんですか。納得しました」


 そりゃそうか。ここで解体なんて出来ないわな。領主様から臭いを何とかしろと言われるんだろう。でもまあ、英断だと思う。北支部はかなり殺伐としてそうな気がするが。いつ死ぬか解らない中で仕事をしているんだもんなあ。余程の胆力が無いと勤まらない気がする。


「まあ、稼げるうちに稼いでおく方が良いわよ? これはおススメじゃなくて、忠告ね。ここで飲んだくれている奴らも、本当はお金を貯めた方が良いんだけどねえ」


「何か問題でも?」


「冒険者って、最後はどうなると思う?」


「最後って冒険者をやめる時ですか?」


「そう、やめるときね。どうなると思う?」


「普通に引退して、老後を過ごすんじゃないですか?」


「そういう生き方をしている人は1割も居ないわ。大抵が働けなくなって、餓死するか、無理に冒険に行って死ぬかの2択になるの。老後が欲しければ、ある程度のお金は必要よ? それか、働けるスキルを身に着けるのかね。あそこで飲んだくれている奴らも、いずれはそうなるわ。そうならないためにも、ある程度の貯蓄は必要よ? 覚えておいてね? 1年は360日あるの。1日100ギレットで済むとは言え、360日なら36,000ギレット必要になるの。金貨は4枚必要になるわ。1年生きるだけでもね。お金は大事よ。大切に使いなさい」


「ああ、なるほど。解りました。出来る限り散財はしないで貯蓄に回そうかと思います。流石に老衰で死にたいので」


「そうしておくべきね。……あれらにも言ったはずなんだけどね。もう1年もすると忘れるのよ。まあ、始めから聞いてなかったって事なんでしょうけどね」


「ああ、まあ、そうですね」


 貯蓄の話なんて聞かされてもなあって感じはする。が、老後は大事だ。それは考えないといけないのは事実。1年で金貨4枚かあ。結構かかるな。それくらいは稼いでおかないといけないって事なんだろう。楽に死にたければ覚えておかないといけない。


 かといって貯め込み過ぎも駄目なんだよな。適度に使わないと。節約節約でお金を使った結果、冒険者人生が短くなっても仕方がない。ある程度は貯めるとしても、それと同じくらい自分に投資をしないといけないとは思う。それくらいは出来ないといけないんだろうな。……酒で飲んだくれているのは無駄金な気がしないでもないが、酒を飲まないと忘れたくても忘れられない事ってあるからなあ。俺は酒は好きじゃないけど。前世は下戸だったからな。酒にいい思い出がない。今回の体はどうかは知らないが、少なくとも好んで飲むものじゃないなとは思うけど。


「最後に、討伐依頼はここで受け付けなくても良いからね? 向こうで勝手に処理されるわ」


「ああ、毎朝ここに来ないといけない訳では無いんですね。解りました。直接北に向かうようにします。ありがとうございました」


「良いのよこれくらい。冒険者には稼いでもらわないと、私たちのお給料も下がるもの。たっぷりと稼いでね?」


 現金な話である。まあ、そうだよな。冒険者ギルドを維持しないといけないんだから、結構な金額が必要になるんだろうとは思う。それらを賄うためにも、冒険者が稼がないといけない。それは当然の話だよな。まあ、貯蓄が出来るのかは別にして。程々で良いとは思うけどな。最初は思い切って投資をするくらいで良いとは思う。

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― 新着の感想 ―
申請も北でいいのか。移動楽でいいね。
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