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ストレージで無双する  作者: ルケア


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冒険者ギルドに登録

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「後はよろしく頼むよ。馬車の修理の手配もよろしくね」


 そういって店を任せてきて俺の所へ。これから冒険者ギルドにいかないといけないからな。因みに、盗賊の指名手配はされていたが、該当の盗賊では無かったみたいである。5人の盗賊だしな。まだまだ小さい所だったんだろう。それにしてはお金を貯め込んでいたみたいだが。


「さあ、行こうか。とはいっても、冒険者ギルドは町の中心部にあるからね。結構良い所にあるんだよ。大きな建物だし、結構お金の匂いがするよね。まあ、僕は関わることは殆どないんだけど。指名手配の盗賊も居るには居るんだけど、そういう所って、小規模の商人はあまり襲わないしね。襲っても知れているから、見逃すことが多いんだよ。そうしないとリスクがどんどんと上がっていくからね。盗賊も馬鹿では出来ないらしいんだ。それでも、盗賊をやらないといけないくらいには馬鹿なんだけど。普通に働けば、そんな苦労はしなくてもいいのにね」


 それは全くだ。盗賊をするくらいなら冒険者になった方が良いとは思う。……まあ、冒険者崩れが多いのかもしれないけどな。冒険者だって楽ではないはずなんだよ。加護が良くなかったから放り出されたって子供が多数いるわけだし、何よりも柄が悪すぎて冒険者で居られなくなったとかな。そういう可能性もある。盗賊なんてやっている時点で人生が真っ暗になる訳なんだけどな。碌に町にも入れないし、やっていくのは難しいと思うんだよな。


 歩くこと1時間ほど。この都市は大きいな。流石に中心まで行くのにこんなに時間がかかるとは思っていなかった。でも、物価は中心にいけば行くほど上がるんだろう。冒険者ギルドがなんで真ん中にあるのかは、一番ここが立地的に最適だからなんだろうな。町中の依頼を集めて、冒険者を派遣するんだから、それは中心にあった方がいいだろう。まあ、それよりも大きな建物が目につく訳なんだけど。


「凄いだろう? この十字路に冒険者ギルド、商業ギルド、お役所、領主様のお屋敷があるんだ。小さい順番にさっきの並びだよ。ここがこの町の中心部なんだ」


 なるほどなあ。商業ギルドよりも役所の方が大きいのは、なんだか納得がいかない感じなんだけどな。商業ギルドが見栄を張りたがったりしないんだろうか。普通は商業ギルドよりも役所の方が小さくなるようにするんじゃないかなって思うんだけど。


 まあ、そんな些細なことは関係ないか。まずは受付にいかないといけないな。冒険者登録をしないと始まらない。そのために俺はここに来たんだからな。……既になんだかんだとあった訳なんだけど。なんでなんだかんだ起きるのかね? そんなのは冒険者になってからで良いんだがなあ。


「ようこそ冒険者ギルドへ。こちらは依頼等の受付になっております」


「冒険者登録をお願いします」


「解りました。ではこちらに名前を書いてもらえますか?」


「解りました」


「へえ。文字が書けたんだね。レイウード君って村から出てきたんでしょ? なんでそんなスキルがあるんだい?」


「冒険者になるために、村長の家で色々と勉強してきましたから。なんだかんだと文字が読めないと依頼の確認も出来ないですし」


「よく解っているね。文字が読めなければ僕が教えようかと思っていたんだけど、それはしなくても良かったのか。なんというか、そつがないね。今回の件でも思ったけど」


「はい、ありがとうございます。冒険者証を作るので、少々お待ちくださいね? その間に質問などを受け付けております」


「ああ、それなんだけど、既に依頼を熟してもらったんだ。道中で盗賊に襲われてね。その時にレイウード君が助っ人に入って貰ったんだよ。だから、商人の護衛依頼を受けたことにして、盗賊の討伐済みの確認書を貰えるかな? それを門番に届けないといけないし」


「あら、そうでしたか。それでは書類の方を作らせてもらいますね。正式な依頼と言う事で幾つかお伺いしたいのですが――」


 なんだかんだと聞き取りをされた。まあ、そりゃあそうか。討伐済みの報酬を出すのに、状況証拠も何もありませんではすまないし、そもそもこれは冒険者ギルドの依頼だったんですって事にしないと、門番の処理が面倒になるんだろうなあ。まあ、それは俺には関係ない事ではあるんだけど、なんだかんだと聞かれた。その時に俺の加護がストレージだったこともバレた。そのせいか。


「おいおい、今度のルーキーは歩くマジックバッグらしいぜ?」


「マジックバッグがどうやって盗賊を倒すんだよ?」


「数合わせだったんだろう。何処かのボンボンじゃねえのか?」


「お前の所で引き取れよ。マジックバッグが欲しかったんだろ?」


「要らねえよ。もう買ったっての。何時の話をしているんだ何時の。先月の話をしても意味ねえって」


「ああ? もうそんなに経っていたのか。つうかマジックバッグなんて切らすなよな」


「違いない。マジックバッグなんて持っていて当たり前だからな」


 とまあ、色々と言いたい放題言ってくれている。酒場も併設してある感じなんだろう。結構なお酒が入っているようだ。まあ、俺には関係ないが。……ソロが確定したと思っていいんだろうな。その方が楽ではあるんだけど。足手まといが何人いても仕方がないって話だし。


「なるほど。こちらは既に報酬は支払い済みと」


「ええ、そうなります。こちらとしても結構な金額を払わせてもらったと思っております」


「事態が事態だけに、かなりの金額を請求しても良いとはおもいますが、それにしても、よくもここまで貯め込んでいましたね? 何か些細な事でも構いません。何か特徴はありませんでしたか?」


「……襲い慣れている感はありましたか。幌馬車に1人隠れていて、更に横の草原にも伏せていましたからね。あれで何度も成功させていたんでしょう。今回は討伐出来ましたが」


「そうですか。何か特徴的な刺青なんかがあったりしませんでしたか?」


「特には。顔にはそれらしきものは見当たりませんでして。服を剥いた訳では無いので、体の方は何とも言えないですけど」


「となると、別件ですかね。ありがとうございます。……ここの所、大きな盗賊団がやって来ておりますので、警戒をして欲しいと商業ギルドからも連絡が来ております。一度確認をした方がよろしいかと」


「大きな盗賊団ですか……。なるほど。商業ギルドで確認してみましょう」


 何か大きな盗賊団が来ているらしい。それは怖いな。こっちに来なくて良かったと思うしかない。まあ、話的には大きい所は小規模の商人を襲わないと言う事なんだが、ここまで悪名が出ているとなると、流石に不味いんじゃないかなって思うな。


「商売的には大丈夫なんですか?」


「情報を仕入れてみない事には何とも言えないですねえ。ですが、今回でかなりの量を確保しましたから。暫くは行商に行くことは無いので、それまでに片付いてくれると良いんですが」


 まあ、それは心配だろうな。早い所所在が解れば討伐に向けて依頼が出されるんだろうけど。そうなってくると加護の応酬だろうし、俺の入る隙は無いと思うかな。


「お待たせしました。こちらが冒険者証になります。無くさないようにお願いしますね?」


「解りました」


 さて、これで晴れて冒険者の仲間入りだ。まあ、パーティーは組めないとは思うけどな。ストレージの能力を誤認している人たちが多く居るって話だし。ここはひとつ、大きく稼いで鼻を明かしてやりますかね。ストレージでも戦えると証明してやろう。

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― 新着の感想 ―
ストレージに保存したモノの速度・向きを変更させて取り出せるなら、十分に『兵器』として運用できるなw 取り込み・取り出しの位置しか変更できないとしても、上空に取り出して自由落下中に取り込めれば、大気中の…
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