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ストレージで無双する  作者: ルケア


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活動開始

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 そんな訳で、冒険者組は冒険者ギルドへとやってきた。まずはここで何が出来るのかを確認しないといけない。依頼の内容を確認しない事には話にならない。また、難民キャンプのクエストも確認しないといけないんだよ。それは、もう少ししたら出来上がるから、それまで待つように言われている。エニュール商会がクエストの大本をやってくれることになっているんだよ。……資金は無料なんだけどな? けど、難民キャンプを発展させるためにはクエストをクリアしなければならない。そうじゃないと色んな人が困るからな。冒険者だからって好き勝手には動けないんだよ。まあ、好き勝手に動くつもりも無いんだけどな?


「えっと? とりあえず、山岳都市デカレントから、山岳町リデールトまでの魔物は、ドッカコッコが200ギレット、ドッカエイプが400ギレット、ドッカディアが800ギレット、ストーンゴーレムが1,200ギレット、アイアンゴーレムが2,000ギレットか」


「……ゴーレムは苦手だな。そうなると、ドッカディアが狙い目か」


「だろうな。ドッカエイプは猿だろう? 多分食えねえぞ?」


「となると、討伐報酬的にはドッカコッコの方が良いのか。鶏の事だよな? 魔物だけど」


「俺たちが勝てそうなのはドッカコッコだけだろうなあ」


「寧ろメギルサーペントよりも弱そうじゃね?」


「だよなあ。難易度的には向こうの方が高そうだ」


「……森には魔物は出ないのか。その代わり、ウサギなんかはいるらしいな」


「俺たちは森だな。戦闘はそこまで得意じゃねえ。なら木材を運んだ方がクエスト的には楽になるだろうな」


 それぞれ得意分野で何とかしようとしているな。俺は勿論だけど、ストーンゴーレムとアイアンゴーレム狙いだ。それ以外でも肉は欲しいが、競合しすぎても問題なんだよな。解体できる人がそこまで居ないんだから。冒険者ギルドが逃げてきて、ここまで来てくれたのであれば、本格的に卸せば良いとは思うが、まずは冒険者ギルドから金を搾り取って、難民キャンプの金回りを良くした方がいいだろうな。なら、積極的に資材になりそうな魔物を狩っていきますか。


「エニュール商会が何処まで動けるのかにも寄るんだけど、まあ、何とかなるだろう。とりあえず、俺は石材と鉄の確保だな。石炭の確保はエニュール商会に任せるとして、最悪は木炭で我慢しないといけないだろうな。鍛冶師が居るのは僥倖だったけど。鉄製品が簡単に手に入る様になるのは良い事だ。というか、仕事面を充実させてやれば、何とかなるんじゃないのか? 本気でやれば、快適に暮らすことが出来るだろうし。クエストからも報酬が出るようになれば良いんだろうが、そんな事は難しいだろうな。現状では、だけど」


 まあ、出来ることはやらせてもらおう。ストーンゴーレムとアイアンゴーレムだが、まずはストーンゴーレムからだな。そっちは儲けを考えなくても良い。とにかく石材が欲しい。鉄も欲しいんだけど、石炭がまだ手に入らない以上は、倒しても売るしかないからな。持って帰っても意味がない。鍛冶師が本格的に稼働するまでは、冒険者組は、何とか食肉だけでも確保しないといけないだろうし。


 それに、木材は確保してくれるらしいからな。……木材は確保してから使うまでに時間がかかる。乾燥させたりしないといけないからな。丸太のままでは掘っ立て小屋しか作れない。それでは今のバラックと大差がないからな。作るならしっかりとした建物だ。そのためには加工しないといけない訳なんだけど、それにも鉄なんかが必要だろうしな。エニュール商会の働きにかかっているといってもいいんだよなあ。マジで外貨を何とかして入れないといけない訳なんだけど、それが冒険者にかかっているんだから、本気で狩りをしないといけないだろうな。


「……流石にこっちは活火山にならないよな? そんな心配は無いと思いたいが」


 また難民になるのは厳しいからな。こっちは噴火してくれるなよ? とりあえず、今はこれで何とかするしかないか。石材を沢山持ち帰ってやるからな。待っていろよ。


「……まあ、雑魚なのはいいんだけど、地形が結構変わるなあ。良いんだろうか? 穴ぼこだらけになるんだけど……。まあ、良いか。その内慣れるだろう。そんな訳で、発射!」


ズドン!


 そんな感じでストーンゴーレムを徹底的に狙っていった。石材は無限に必要だからな。何をするにしても石材が必要になる。後は井戸の為の石材も欲しいって言っていたから、小さいのも回収していく。井戸は簡易的に掘ったんだけど、崩れないように石が必要らしいんだよな。大きなのを加工するよりも、小さいのを組み合わせた方が良いらしいので、それ用に幾つも石材を拾っていく。


「難民なんだってなあ。まあ、頑張ってくれよ。冒険者には変わりないんだから。……というか、流石にガロールでやれていた冒険者だな。ストーンゴーレムをここまで狩るのか」


「まあ、あんなのは動く的なんでね。簡単に処理できるから良いんだよ。ああ、石材はこっちで使うからな。アイアンゴーレムはまだ加工できないから、こっちに卸すけど」


「そんな事は気にするんじゃねえよ。こっちにだって腕利きの冒険者は居るんだ。心配しないでも大丈夫だよ。それよりも、難民キャンプの方の整備を頑張れよ。お貴族様が何かやっているんだろう? 面倒な事をせずに受け入れてやればいいのにな」


「まあ、想定の範囲内だ。後、ドッカディアの1つはこっちで貰っていく。肉も確保したいからな。討伐報酬だけで頼む」


「構わんよ。まあ、暫くはそんな感じになるんだろうな。上手くやれよ? 目標があるんだろう?」


「解るか? まあ、これだけ冒険者が積極的に動けば解るか」


「そりゃな。何を考えているのかまでは解らないが、何かをしようって目はしている。頑張ってみろよ。なんでもやってみるものだぜ? 腐るなんて面白くもない事をしてくれるなよ? 冒険者ギルドは出来る限りの事はやってやれると思うが、それでもお貴族様からの命令には逆らえないからな。ギルドマスターが弱腰でなあ」


「なんだ。ここのギルドマスターはお貴族様に頭が上がらないのか?」


「そうなんだよなあ。まあ、なんだかんだとのらりくらりとはやってくれるだろうけどな。冒険者の権利まで侵害しようとはしないとは思う。冒険者ギルドの根幹に関わってくる事には、何とか抵抗してくれるとは思う。……多分だけどな」


「まあ、期待はしないでおくさ。出来る限り、自分たちで何とかする。それくらいは何とかなるとは思うからな」


 自分たちで何とかしよう。お貴族様は頼りにならない。寧ろ敵なんだから。冒険者ギルドが敵に回らなければ大丈夫だとは思うぞ? 多分だけどな。色々とあるんだろうし、こっちもやれるだけの事はやるつもりだ。簡単には折れてはやらないぞ? 粘りに粘ってやる。お貴族様が止めてくれって言っても止めてやらないからな。俺たちはそこの端に大きな街を作り上げるんだ。そして、そこで生活してやるんだよ。多分だけど、ガロールには帰れないだろうからな。活火山が休火山になるまで、何年かかると思っているんだ。そんな直ぐに鎮まる訳がないんだよ。


 帰れたとしても、俺は何処かに移動することは無いとは思うけど。メルベルメ錬金術店の成果を確認するまでは、簡単には拠点を変える事は出来ないんだよ。欲しいじゃん? 魔眼がさ。本当にあるのであれば、是非ともほしい。魔眼使いなんて憧れるじゃないか。ロマンは追い求めた方が良いんだよ。どんな魔眼に仕上がるのかは不明だけどな。

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