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ストレージで無双する  作者: ルケア


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大きなお金

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 なんだかんだと報酬が美味しい。商人の護衛ってこんなに儲かるんだろうか? 5134ギレットってかなりの大金なんだよ。ギレットって通貨なんだけど、銅貨、銀貨、金貨、白金貨とあって、100枚で次の通貨になるんだ。こいつら銀貨を51枚も持っていたのかよ。通常、ガロールでもそうだとは思うが、1日100ギレットで生活できるんだよ。宿も含めてな。銀貨1枚あれば、1日生活が出来る。それが51枚。貯め込み過ぎだろう。こっちとしては有難いけど。この方法で儲けていたんだろうな。というか、何人も犠牲者が出ているんだろうなあ。お悔やみ申し上げるけど、まあ、他人の金だし。こっちに転がり込んできたんだったら有難く頂戴する訳で。


「いやー、思った以上の商いになってしまったね。こっちも馬車が2台と馬が2頭も手に入って万々歳だよ。馬の維持費はかかるけど、それ以上に馬車が殆ど無傷で2台も手に入ったのが大きいね。流石に落とした方の馬車は修理に出さないといけないけど、1台は丸儲けだし。僕も運があって良かったよ。レイウード君に助けを求めていなかったら、僕らは先に盗賊と戦っていた訳だしね。そうしたら負けていた可能性もあるんだから。だから僕は運が良いんだよ」


「そうですね。運が良いんでしょうね。俺も同じですけど。まさかここまでの大金を得られるとは思っていませんでした。盗賊の被害にあった人たちには悪いですけど、儲かって良かったです」


「うんうん。それで良いんだよ。お金は使ってあげないといけないからね。貯め込まれるよりも、使われる方に意味があると思うから。巡り巡って僕の元まで辿り着いてくれれば有難いかなって思っているんだよ。お金ってそういうものだからさ」


 まあ、そうだな。金は天下の回り物。滞らせては駄目だと言われている。巨額の貯金を持っているなら投資をしろとよく言われるが。増やす目的ではなく、投資することに意味があるって感じなんだよな。その投資金を元にして、会社が儲けを出すわけなんだから。お金は血液だと言った人も居たか。血は廻らないと死んでしまう。例えとしては確かにと思えるよな。


「でも、本当に賊が居るんですね。村に居た時には何も起きなかったんですけど」


「僕も賊を見たのは2度目だよ? それくらいには会わないんだよね。10年以上も商売をやっているけど、今回で2回目だ。そこまで賊に会わないよ。頻繁に会っていたら、僕だって護衛を付けて行動しているだろうからね。会わないのが普通なんだよ。今回みたいなのは中々例がないんだよ? それだけに運が良いという訳なんだ。被害無く、利益がたっぷりとあった訳だしね。こういう賊なら2度も3度も会いたくなるよ。勿論、その時は護衛が居る前提だけど」


 そんなものなのか。10年で2回か。それはかなり少ない。村で聞いていたよりも少ない様な気がする。それだけに、なんで俺が出発するタイミングで出たんだよとは思うけどな。エレンさんにとっては運が良いらしい。切り抜けられたんだから、そうなってもおかしくはないんだが。


「さて、次の村で今日は泊りだね。村には宿なんて無いし、あ、それは知っているか。そういう場合は村人に交渉するんだけど、大抵の場合は村長さんのお宅にお邪魔するんだよ。そのために村長の家は広く作ってあることが多いんだ。ここの村の村長さんの家も大きいんだ」


「ああ、それで村長の家ってあんなに大きかったんですか。村にあんなに大きな建物が必要なのかって思っていたんですよね」


「村だって今の季節は野菜を売るだろう? それは商人相手にだ。商人はそのために村長のお宅に泊めて貰うんだよ。冒険者としても使う事があるだろうから、覚えておくと良いかな」


 なるほどなあ。村長の家が大きかったのはその為か。見た目3倍以上は大きかったからな。なんであんなに大きな建物にしたんだろうとは思っていたんだよ。管理が大変だろうにってな。商人を泊める為か。それなら納得だよな。それなりに大きなものにしないと、馬車の管理とかもあるんだし。村長って意外にお金が必要なのかもしれないな。経費って訳にもいかないんだろうし。


 その後に、村に着いて、村長のお宅へ。そして、明日は村の野菜を買い取ってもらえる様に村長が交渉していた。マジックバッグがあるから、腐りはしないんだけど、マジックバッグを圧迫するからな。早めに売りに出した方が良いのは確かなんだよ。エレンさんもそれを了承していたし。となると、明日は1日休みになりそうだな。こっちが出来る事って特に無いし、その辺りをぶらぶらとさせてもらうかね。まあ、まずは鍛練を欠かさないようにしないといけない訳なんだけど。体術の維持には気を使わないといけないからな。これで食っていく訳なんだし、簡単に負けられないんだよ。


 そんな訳で、1日商売をした後、次の目的地である鉱山都市ガロールへとやってきた。村とは違い、石の壁がしっかりと積み上げられており、要塞と言っても良い様な作りになっている。まあ、都市だしな。木の柵で適当に囲ってある村とは違うと言う事なんだろうな。しかも木の柵も適当だしなあ。畑はその外にあることもあるんだし。


「さあ、着いたよ。ここが鉱山都市ガロールだ。大きいだろう? 村よりも遥かに大きいからね。それもこれも、あのメギル鉱山があるからなんだけどね。でも、注意した方が良いよ? メギル鉱山からはよく大岩が降ってくるから。当たったら死ぬからね? 冒険者になるなら、メギル鉱山で稼ぐんだろうけど、ちゃんと回避しないと駄目なんだよ。そこは注意しておくように」


「解っているつもりです。大岩が降って来るっておかしいとは思いますけど」


 火山じゃないって話だしな。まあ、火山なら鉱山に出来ないとは思うんだけど。大岩が発生するってどう言う事なんだろうな? 頻繁に落ちてくるってどう言う事なんだろうな? マジで不思議がいっぱいなのがこの鉱山都市ガロールなんだ。なんで石が降ってくるのかは知らない。誰もそんな事を考えていないらしからな。山頂に登って行った人は皆死んだって話だし。村長から聞いただけだから、眉唾なんだけど。


「それじゃあ、まずは僕の商会に案内しようか。馬車も持ってきてもらわないといけないし、馬も置いてこないといけないからね。こっちにあるんだ」


 そういうと、入って直ぐの所を曲がって奥へと入っていく。……道は広くてしっかりとしているな。結構手入れをしっかりしていると見た。石畳の道は、結構移動速度が出てしまうらしく、馬を制御しながらの移動とはなったけど。


「さて、ここが僕の商会だ。……見ての通り、まだまだ小さいんだけどね」


「野菜なんかを買い取っていましたから想像は出来ましたけど、野菜問屋ですか」


「そう言う事だね。ここからこの町の商人たちに野菜を卸すんだ。それが僕の仕事だよ。大規模にやっている所とは購入ルートが違うから、何とか利益を出しているって所なんだよ。今回は馬車も手に入ったし、馬も手に入った。もうちょっと商売を大きくできると思うんだよねしっかりと稼がないといけないかな」


 そういうと、馬車を片付け始めて、馬も簡易的な小屋に入れてしまった。……壊れた馬車は2台持っているんだけど、どうしたら良いんだろうか?


「あ、馬車だね。ここに出しておいてくれる?」


 ここでいいのか。まあ、これだけ広い道なら大丈夫か。そこまで道を占有しないだろうし。問題ないならこのまま出してしまうけど、問題ないんだよな?

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― 新着の感想 ―
馬車を得るつもりなら、賊がどういう手で来るか予想道理だったんだから、 馬車を収納後乱暴な使い方しない賊の倒し方を考えとくべきだったね
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