チーズを大量購入
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6日移動をして、大きな町にやってきた。それが牧場町キッサキ。大規模な牧場で作られる牛乳や山羊乳、それを使った乳製品、後は毛糸なんかが有名らしい。個人的にチーズが好きなのだ。ここではかなりのお値打ち価格でチーズが売っている。これは良いという感じで買い漁ってきた。臭みが強いのは苦手なんだけど、そうじゃないチーズも多くあるからな。マジックバッグが発展しているお陰で、かなりのチーズがあるんだよ。保存に向かないチーズだって、マジックバッグに入れておけば良いからな。これは良い買い物をした。2日間も必要なのかと思っていたんだが、2日間は必要だ。それだけ色んな物が売っていたからな。
「いやー、良い買い物をしたよ。今回は毛糸が安かったからね。沢山仕入れてきたから、これは売れるんじゃないかな」
「あれ? 食べ物をメインに扱うんじゃなかったんです?」
「メインはそうだよ? けど、それだけでも生き残れないからね。安いものはなんでも取り扱うよ。こっちだって色々と考えて商売をしているんだ。今回は毛糸が安かったけど、次は牛皮が安いかもしれない。そういうのは来てみないと解らないからさ。こういうのも商売の醍醐味だよ。安く買って高く売る。これが出来ないと商売は出来ないよね。良いものを安く仕入れないと。良いものは別の所で高く売れるんだから。特にガロールなんかでは、丈夫な毛糸は大歓迎さ。なんでか解るかい?」
「そりゃあ装備に使えますからね。布や毛糸を使わない防具は殆どないですし」
「正解だよ。だから、毛糸なんかは良いんだよね。在庫を抱え込んでも腐ることはないし。必ず売れるんだから、多少は安く仕入れておいて、1年後や2年後でも売れる。まあ、そんなに在庫は抱え込むことはないけどね。次の機会にでも売り抜こうとは思っているよ」
「なるほど。俺はチーズばかり見てましたからね。チーズが好きなので、色んなチーズを買い漁ってました。他のも見ていた方が良かったのかね?」
「うーん。冒険者が欲しいって思うものは少ないんじゃないかな。それこそチーズだったり、牛乳が好きな人は買い込む人も居るけど、そこまでかなあ? ヨーグルトも好き嫌いが分かれるしねえ」
「ああ、ヨーグルトですか。……冷えてたのなら買ったんだけどな」
チーズもヨーグルトも常温だからな。チーズは良いが、ヨーグルトは流石に常温で食べようとは思わないんだよなあ。冷やしてくれていたら良かったんだろうけど、流石に冷蔵庫なんて高級品だろうし、あるかどうかも解らないんだよなあ。あったら絶対に酒を冷やして飲む輩が大量に出るんだろうけどな。冷たい酒の方が美味しいというか、常温の酒がちょっとって感じがするんだよなあ。まあ、そもそも前世が下戸だったので、飲む気がしないんだけど。なんで飲まなきゃいけないんだって感じなんだよな。飲まなくてもやっていけるんだから、それでいいじゃないか。飲みたい奴が飲めば良いんだよ。
「でも、あそこまで酪農に力を入れている町は中々ないって話は聞いているよ。まあ、そもそも僕はこの近辺までしか商売に来ないんだけどね。拠点がガロールだし。これ以上遠くに行っても、販路が無いからさ。出来るだけの事はやっているつもりなんだよ。後は農村を回るだけだけどね」
「まあ、メインはそっちでしょうし。食料品を買い漁るんですよね?」
「そう言う事だね。今までの村とやることは同じだよ。移動に1日。売買に1日。それで順当に行けば、普通に帰れると。順当に行けば良いんだけどなあ。今回はそれは無理なんだよね?」
「多分無理でしょうね。なんだかんだと襲撃されると思いますよ。1度で良いなら少ないくらいかもしれないですけど。まあ、10人以上居なければ、何とかなるとは思いますけどね」
「数が多いとどうしてもね。出来ればそんな数は居ない方が良いよね」
全くである。取り越し苦労ってのが一番いいんだよな。……そんな訳にはいかないんだろうけど。今回は100%盗賊とエンカウントするんだろうからな。盗賊団とは限らないけどな。騎士団が討伐に向かったんだろうが、100%失敗しているだろうし。それで成功していたら、びっくりするぞ。盗賊団がそこまで何も考えていないって事になるからな。そんな訳がない。盗賊が考えない訳がない。生き残るのに必死になって考えるだろう。それが普通なんだよな。
考えない盗賊は、そもそも大きくなる前に死んでいくからな。生き残っていると言う事は、考えるだけの頭があるんだよ。80から100人も居るんだから、それなりに頭を使わないといけないんだよ。そうじゃなければ離反されるし、生き残ることが出来ない。普通はそこまで大きくなる前に、色々と起こらないとおかしいんだよ。皆で纏まって生き残ることが出来ていると言う事は、ブレーンが1人以上は居る筈なんだよ。盗賊を舐めるな。伊達に生き残っていないんだよ。生き残れなかったら、そもそもこんな討伐なんて組まれないんだよ。現実をみせて貰えよ。絶対にあの騎士団では勝てないからな。それだけの自信がある。あそこまで馬鹿な騎士団で、辺境伯家の名前を汚さないか心配になるくらいなんだよなあ。
「でもまあ、何とかはしてくれるんでしょ? 最低でも僕ら5人が生きていれば何とかなるんだし」
「依頼的にはそうですね。冒険者の生死は関わりませんから。あくまでも依頼は商人の護衛なんでね。積極的には助けませんよ。生き残るのに必要なら助けるとは思いますけど、冒険者のお守までは俺の依頼には含まれていないし」
「冒険者ってそうだよね。依頼順守って感じだし。まあ、逃げなければ大丈夫かな。逃げる冒険者も居るって話だしね」
「流石に逃げはしないとは思いますけど……。一応はメギルサーペントは倒せるだけの実力はあるって聞いていますからね。最低限の力はあると思いますよ?」
一応村で何処までの事がやれるのかと言う事は打ち合わせてある。両パーティー共にメギルサーペントなら楽々倒せるらしい。まあ、自己評価なので、怪しい所ではあるんだけど。俺の見立てでは楽勝ではなく、辛勝というか、逃げられなければ大丈夫って感じだろうなって思う。逃げさえしなければ討伐できるよって程度の実力でしかない。まあ、盗賊を前にして逃げる様な馬鹿な冒険者では無いとは思うが。命を賭けて護衛するのが護衛依頼だ。そこを履き違えたら困るんだよな。
護衛対象の命令は絶対である。たとえ捨て駒にされても、文句は言えない。その時は生き残って商人に金額を請求してやればいいだけの話である。割増金を取れるからな。冒険者ギルドが間に挟まることになる。そういう組織だからな。冒険者ギルドって。
まあ、当然だけど、商人側にもデメリットはあるんだよ。今後の依頼を受け付けて貰えなかったりする。そういったブラックリストに入ることだってあるんだよ。商人は嘘はつかない。それがブランドイメージでもあるんだよ。それが無くなった商人は、商人ではない。嘘をついた時点でその商人は終わったも同然なんだよ。まあ、誤魔化しはするけどな。誤魔化すことくらいは当然にあるから、そこは冒険者側が見分けないといけない訳だな。
旅が順調に終われば良いんだよなあ。今までは順調だった。ガロールから離れていくからな。今度はガロールに近づいていかないといけない。こっちの方が危険なんだよな。行きよりも帰りの方が危険なのだ。ここからは索敵重視で動かないといけない。俺も気合を入れ直さないといけないよな。まずは敵を見つける事から始めないといけないから。




