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転生しない  作者: めれ
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第29話 スキルチェック


第29話 スキルチェック



 クラウスのスキル”成長Ⅰ”を使用して3日が経とうとしていた。まず、作戦会議をするにあたって、アインツ家で働く人たちのスキルを確認すると共にスラム街への移動の話をエドやお義父様達に話に向かった。


『なんで、こいつを見なきゃいけないんだよ。』


『姉様、こんな野蛮な人間をアンさんの側においておくのはよろしくないと思いますけど。』


『野蛮だと!アンとは産まれてから一緒に過ごしてきたんだよ!お前にとやかく言われる筋合いはねーんだよ!』


『呼び捨て……僕はまだしてないのに!』

半月ほど経ち、何度か行き来する間にアンをめぐり、ランカとエドは会えば喧嘩をする仲良しな関係になっていた。その光景を見る度、微笑ましく思う。


『エリザベスからエドが聖女にご執心とは聞いていたがここまでだとは。』


『二人とも仕事にならないから一時休戦にして頂戴。』

お義父様には念のため、これからのアインツ家の繁栄の為にエドの婚約者を決める上で念のため先に話しておいた。

二人は渋々いがみ合いをやめ、ランカがアインツ家の使用人を含めて全員分のスキルチェックを始めた。

ランカはクラウスの”成長Ⅰ”のおかげで”鑑定Ⅴ”になっていた。



『エリザベス様は向かわれなくてよろしいんですか?』

人がいない時だけは急に姫扱いをしてくれるエドワードとお義父様・お義母様の対応にいつも心に来るものがあるが通常運転を装い話を続ける。

『私たちね、シェードの森からスラム街に移動しようと思うの。』


『もう、準備が出来たのですか?』


『家は10軒分の用意が出来ていて、商品開発のカイロ・ストーブは販売を開始し、後はスキルがない人でも使えるようにする実験も終わりそうです。今日はシェードの森で作戦会議をした後、移動する日程を決める予定です。ただ、私の噂が問題で…』


『よし、スキルチェックを行った後、私達も参加させてもらってもよろしいですかな?』

お義父様の参加にエドがとても喜んでいる。


『ありがとうございます!アインツ家の皆さんがお力を下されば心強いです!』

姫として他人行儀の対応を扱いをされると私も気づかない間に同じ対応をしてしまう。




『使用人たちのスキルチェック、終わったよ。』

3人が戻ってきて、スキル名と詳細の内容が書いた紙をエリザベスに渡す。



『じゃあ、エリザベス様の家族のスキルを見ていくね。』

昔から聞いていたスキルはアレスが”戦略”、ディーチェが”慈愛”、エドが”調和”である。”戦略”のスキルとなると作戦会議の時、義父様がいいアイデアをくれるかもしれない。



『ふー…終わりました!』

ここ最近は何度もスキルを使ってもらってランカも相当疲れていた。


『ありがとう、ランカ!お疲れ様!』


●アインツ家スキル

アレス   戦略 手元にある材料で多数ある選択を見出すことが出来る (5)

ディーチェ 慈愛 触れるものすべてに愛の祝福を与え、勇気づける   (5)

エドワード 調和 混ざりあうものをすべて整わせ、バランスよくさせる (5)

セイン   拡声 自身の声を大きくさせる              (5)

※進化不可


ステラ   流星 星々を流れさせる                 (5)

ミーナ   遠見 遠くの景色を見ることが出来る           (5)

ワーグナー 鋳造 液体になったものを型に流し固める         (5)

エリック  交渉 互いの主張の妥結点を提示する           (5)



ランカのスキルが上がったことによって、能力の内容・使用回数・スキルアップの有無までわかるようになった。それぞれのスキルも魔石に流してもらい、一個分づつゲットが出来た。


『他にも蕾の人たちが数人いたよ。クラウスのスキルで成長させればわかると思うけど。』


『ありがとう、ランカ君。これで我が領はますます発展する事、間違いなしだ。そして、スキルの件はエリザベスの事も含めて国が安定するまで他言無用にさせるよ。』

悪役連中に知れ渡ったらとんでもないことになりそうだ。


『じゃあ、これからシェードの森へ向かいますが皆さん宜しいですか?』


『はい、大丈夫です!』

エドは満面の笑みで返事をしていた。

『こいつも来るの?なんで!?』


『すまない、先に行っててくれないか?ロト君いいかね。』


『はい、構いませんけど…』

お義父様とロトは用事を足してからすぐ向かうとのことでそれ以外のメンバーは先にシェードの森へ向った。






『ロト君、少し話をしようか。』

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