1〇 悪役令嬢
数ある作品の中、私の小説に指を止めて頂きありがとうございます。
一週間に一回の投稿をさせて頂いております。漫画大好きアニメ大好きの方々に伝わればいいなと思う次第です。
よろしくお願いしまぁぁぁすぅっっ!!!!!
序章 悪役令嬢
いつものように朝ごはんを食べ、通勤し、仕事をし、帰って大好きな漫画を読む、寝る前にはSNSを見ながら就寝する。そんな毎日がとても幸せで、また起きたら毎日同じ日々が続くとそう思っていた。
『私は今日ここで皆に伝えたいことがある!!』
私は確か漫画を読み終わり寝ていたはずなのだが。
声のする方をみると、そこには金髪のいかにも王子様という男性とピンクの髪をしたいかにもお姫様という女性が寄り添うように立っている。あたりを見渡すとそこは中世ヨーロッパのお城をモチーフにした建物で本日は立食形式のパーティーが開催されている。だが、私の隣には鉄の鎧を着ている男性が二人立っていて何やら物々しい雰囲気である。
『このエリザベス・アインツ公爵令嬢はメアリー嬢に対し、数々の悪質な嫌がらせを行ってきた
よって私は…』
『婚約を破棄させてもらう!!!』
私は王子よりも大きく会場に響く声を上げた。
『それで、私は国外追放ですか?死刑でしょうか?死刑であれば国王様にお話ししたいことがございますので謁見のお時間を賜りますようお願い申し上げます。これは国益にとってとても重要な事となりますので何卒宜しくお願いいたします。』
私はピエロのように笑った。