ありふれた世界の片隅に
深夜のテンションで朗読用に作りました。
どうしたの？つらい顔をして ひっそりと息を殺して。
どうしたの？悲しい顔をして 涙をこらえて。
君がつらい気持ちを重ねる度に 俺も辛くなる
君が泣いている事を知るたびに 俺も泣きたくなる
君と出会った時に僕は思ったんだ。
なぜそんなに自分のこと以外を考えるのかって。
だって自分の事より他人の事ばかり気にして、そして他人の視線におびえてさ。
そんな君を見つけた時に思ったんだ。
君を守りたいって。
そんな君に寄り添いたいってさ。
言葉にすると安っぽくなるけど、君を守る騎士になりたいんだと思った。
君の笑った顔が好き
つられて笑顔になるから
君の頑張る姿を見るのが好き
俺も負けていられないと思うから
ねぇ？かわいい？って確認するのが好き
誰よりもかわいいって言えるから
通話していい？って聞かれるのが好き
聞かなくても良いだろ って言うけど、すごくうれしいから
悩み聞いてくれる？って言われるのが好き
君の気持ちに寄り添えた気になるから
言いたいことがあるんだ。
俺の大事なお姫様なんだから、皆にその姿を自慢したい。
でも言えない事があるんだ。
俺だけのお姫様だからって 独占したい。
ごめんね。自分が思っていた以上に君が好きみたいだ。
どうしたの？嬉しい顔をして ニヤニヤしながら声を我慢して。
どうしたの？楽しい顔をして 目元に涙を浮かべて。
君が嬉しい気持ちを重ねる度に 俺も嬉しくなる
君が楽しんでいる事を知るたびに 俺も楽しくなる
ありふれた世界の中で ありふれた思い
そんな世界の片隅で綴る 君への思い
