表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生騎士  作者: ノザ鬼
16/29

出陣

 白い靄の中を一人歩く僕…。ここが何処だか判らないが、ひたすら前へ。

 そんな世界から僕を引き戻したのは、朝の雑多。声、音、匂い、光、それら。


 テントから這い出すと、

「おはようございます。シオン殿。」

「おはようございます。」

 反射的に返したが、この人は誰だったか…。

「お食事をお持ちしました。」

「ありがとうございます。」

 受け取ると、一礼し去って行く。思い出せなかった。



 食事を済ませる頃合いを見計らった様に、やって来たのは着付け担当、

「本日より、操縦着を着付けさせて頂きます。」



 操縦着を着込み、機体の元へ行くと技術責任者が待っていた。

「本日より感応羊水を注入します。」

 横に巨大なガラス容器が幾つも用意されている。ちょっとだけ憂鬱な気分になった。


「おはよう。」

 王子も操縦着でやって来る。それを見た時、これから本当に魔獣との戦いが始まるのだと実感できた。

 体が震えたのは武者震い、武者震いと自分に言い聞かせる。

「今日は、頼みますぞ。シオン殿。」

と、王子は『ポン』と肩に手を置く。

「はい。」

とだけ答えられた。



 感応羊水が満たされ準備完了。

「出陣!」

 王子の号令で、大地を震わせ魔動人の部隊が歩き出す。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ