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高岡医師の担当医 片平医師
帝都医大の重厚な建物に大ヒットを連発する五〇代の女流作家がやって来た。
大道寺陽子、イケメン精神科医 片平典紀をモチーフに作品を書きたいと高岡医師に申し出た
何やら高岡医師とは腐れ縁のようだ。
ある時、高岡医師は知らないうちに巡り合う相手がいると典紀に告げた。
妻の麗子以外にである
それが高岡医師の抱える傷と言うか、呪縛であることを知る典紀は
その話題に触れぬよう警戒する
「良いんだ。片平先生。」
先生、無理しないでください。僕は先生のことなら何でも知ってます
(君は私の担当医なのか?)
いつもは勤務中に高岡医師が聞く立場だが、今日は逆である




