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若き救急医、先輩を助けに参上
しかし、そのショットガンで典紀は撃たれることとなる
近くにいた竹内は犯人を捜す。
「先生、救急車を…。」
片平、あまりしゃべるな。
同じころ、帝都医大救命救急センターにホットラインが入った
「急患です。都内近郊のクレー射撃場で精神科 片平先生が撃たれた模様。」
ドクターカー、行けるか?
現在、準備中です。
遠のく意識の中、典紀は僕が死んでも泣く人はいないと思っている
彼を助けようと動く病院が準備中である。
高岡先生にも怒られるだろう。僕はどこかで自殺願望もある。
だから高岡先生の担当患者になったのかもしれなかった
僕をとことん追い込むのは何なのか。
持病のようにあるうつ病…。
数分後、帝都医大のドクターカーがやって来た
「片平、大丈夫か?」
意識がない。たぶん心停止だ。これは竹内医師
了解。錦戸、ストレッチャーに片平を乗せてくれ。
はい。典紀先輩、絶対助けますんで。
青い白衣を着た若き救急医は錦戸昴流、典紀とは医大の先輩後輩。
同じく青い白衣の先輩救急医の池田のもとで勉強中である




