5、ハーレムへの第一歩?
「おばちゃん、ギルドの場所教えて」
「そこは、鍛治屋の右行って薬屋の左へ行って
すぐ大通りに着くから右へ真っ直ぐだよ」
「ありがと、行ってくる」
おばちゃんって誰って思っただろ?
宿屋の主だ。飯もそこら辺の店より美味いから
異世界に来た時はこの宿に泊まるのをお薦めするよ。
と、宣伝してると着いた。
これは…とても屈強そうな人達がいっぱい集まってそうな
見た目してるなぁ、いやまぁギルドなんだからそうなんだけど…
魔法使ってる人居なさそう。まぁ、入ろうか。
「あら?新人さんですか?」
「はい、そうですけど」
「では、登録しますのでお名前と職業を」
げ、まじか…職業を言わないといけないのか…
「あ、あの職業は必ず言わないといけないんですか?」
「いえ、ただお薦めの依頼やパーティーに
誘われたりする事が増えるだけです」
「じゃあ、そこは未記入でお願いします」
「分かりました。ではお名前を」
「工藤真一です」
「クドウ・シンイチ様ですね。では終わりました。
あなたは、Gランクから始まります、頑張って下さい!」
よし、登録出来た。後は探すだけだ。
出来るだけランクが近い人が良いな…鑑定!
・・・
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カム・ユーラ 種族:人
職業:見習い魔法使いLv3
技能:
体力:90/90 魔力:150/150
攻撃力:45 魔攻撃:70
防御力:65 抵抗力:75
速度:30 幸運:12
スキル:水魔法Lv3、火魔法Lv1
装備:女性服小上、女性服小下、魔法杖(魔力up)、ギルドカードF
転職可能:平民Lv3
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お、良さそうな人がいる。
「すみません、ユーラさん魔法を教えて下さい」
「ん?新人さん?それと何で名前を?」
「そ、それは受け付けさんに聞いたんですよ」
「ふーん?そう、それであなたの名前は?」
「工藤真一です」
「分かったわ、シンイチ君じゃあ行くわよ」
「どこへ?」
「?ゴブリン森に決まってるじゃない」
えぇ…あそこに行くなんて堪まったもんじゃない!
「…もう少し、弱い所行きません?」
「何馬鹿な事言ってるの?ゴブリン何て最弱じゃない」
ですよねー。
「もしかして、倒せないの?!」
「はい…」
「はぁ…分かったわ、危険と判断したら
助けてあげるから行くわよ」
「ありがとうございます!本当にありがとうございます!」
良かった…
次回は、ユーラちゃんとドキドキ授業!(大嘘)