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200文字小説

赤ちゃん(200文字)

作者: うわの空

「ねえねえ。僕たちの子供はまだ話せないけど、話せるようになったら最初になんて言うかな?」

「そりゃやっぱり、ママでしょう!」

「いいや、パパだよ!! な? そうだよな? パパでちゅよ~」

「ちょっとずるい!! ほ~ら、ママが来まちたよぉ~」

「パパでちゅよ~」

「ママでしゅ~」


 数ヵ月後、僕たちの赤ちゃんは、初めて喋った。

 ふにゃふにゃと笑いながら。



「おやじ。おふくろ。てめえら、うぜえ」



 どこで覚えたんだそんな言葉……。


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― 新着の感想 ―
[良い点] とても、おもしろい!! 特に最後の文章<どこで覚えたんだそんな言葉……。> 良い作品だと思います。 [気になる点] なし。
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