運動不足のおじさんが、いきなり走り出しても大丈夫になった件。
ちょっと走っただけで足が張る。
おじさんにもなると、不意のダッシュに不安感を持つようになる。歩く分には問題ないが、走ると異様に足が重く感じる。これがここ数年のゲブラさんの状態だった。
ところが、ここに来て「あれ、これはもういけるんじゃね?」という感覚が芽生え始め、今日は試しに街中を50メートル弱ほどダッシュしてみた(走るおじさん)。すると以前はあった可動域の狭さと硬さもなく、足も軽い軽い。久しく忘れていた学生時代のような軽さが戻っているではないか!
理由は、おそらくただひとつ。
癒着していた筋膜のリリースと関節の位置の正常化である(ふたつやんけ)。
以前にも何かで語ったことがあると思うが、『つのだ式関節整体』というYouTubeチャンネルがすごい。満身創痍の有名アスリートたちが登場し、長年の不調を直す、治す。そして、このチャンネルの何がすごいって、その「施術風景」をそのまま動画で映しているところ。
この先生、1回1時間あたりの施術料が、とんでもないことでも有名だが、他の胡散臭いの系整体師たちとは違い、手元をいっさい隠さないので、非常に太っ腹。ゲブラも見様見真似でセルフ施術を行っていたら、まさかのこれである。
筋膜は、一般的に平均0.3〜3mm程度の厚みとされる。
体幹部(胸部・腹部)、足底(踵部)、背部(後頭骨〜骨盤)、腱膜性筋膜などで厚く、逆に四肢末端(手足の先)、関節周囲(膝・足関節・脛骨稜上など)、上肢(肩〜腕)などでは薄いとされる。なので、筋膜癒着を剥がす際には、この厚みも意識し、力加減が必要となる。
足に関していえば、ふくらはぎやアキレス腱周りに癒着があり、それらを施術士の手つきや知識を参考に片っ端から引っぺがしてみた。色々試しながら、数日かけ、全ての癒着と筋硬結のリリース、そして関節の調整を行った結果、足からいっさいの不安が無くなったというわけである。
「年を取ると身体が思うように動かなくなる」とされてきた主な原因って、この筋膜の癒着と関節のわずかなズレだけだったのではないか、というのが、現時点での筆者の結論。
見様見真似だけで、今や触ることのできる筋肉は、ほとんどをゆるゆるに出来たのだが、ひとつだけ問題が残る。それは「手の届かない場所」の調整である。「自分がふたりいれば、どれだけ良いか」と思わずにはいられない日々だ ―― 他人の手はほとんど信じていないので(おい)。
癒着を剥がし、可動域が増えると血流も良くなり、身体も妙にポカポカもします。だんだん寒くなって来たのに、昨晩も布団を蹴ってたくらいだから驚く(もちろん暖房なし)。
運動不足だから走れないのではなく、運動しないから筋膜が癒着し、付近で筋硬結の楔が打たれてるから怖いだけで、解除すれば、何の問題もないということに気づけたのは大収穫。―― あと関節もか。




