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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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アスペルガーの三顧の礼

昔軍の指揮を90歳近い老人に任せてフランス軍は大敗北した。

それで抵抗する気力をなくして敵に迎合して反逆罪で死刑判決を受けた将軍がいる。

まあ俺的に見れば90歳近い老人に国の運命を任せるのは危険だ。

70年以上の前に90近いんじゃ気力も体力も残っていないだろう。

サクラギルド歴11年2月1日ジーラを広報担当に勧誘してアスペルガーを結集するべく勧誘した。

だがジーラは86歳なのでありロクに働きもせず障碍年金で暮らしていた不遇の人なのである・・。

セフレの顔を立てねばならないので部長にはなったが仕事をする気も覚える気もなくゲームしてる。

「これで270回目だぞ。何て頑固な婆さんだ」と思うエミリーだが贈り物と使者は欠かさないし。

流石に世界政府の独裁者だと三顧の礼も徹底できないが、それでも20回位は自分で訪問したのだ。

だがこれがジーラのプライドを酷く傷付けたらしいと気付くのは270人目の使者を送った直後だ。

「あのう。思ったんだですが普通に86歳の婆さんを勧誘するのに21歳の小娘じゃ逆効果では?」

まあ老人を招くのに3世代位年下に口説かれてはいそうですかと働く気になるかは疑問であるがな。

しかもプライドが高い事で有名なアスペルガーを勧誘するにはもっと年寄りを派遣しないといけないのかもしれないが、普通にカッセルでも60歳位だから世代の合う部下が1人もいないんだよなぁ。

劉備の場合は劉備の方が年上だったから礼を失さないが逆なら27歳の若者に使える気になったか。

「そりゃ何で3世代も年下の小娘に従わなければならないんだと思うけど部長になったんだから?」

そう思うがまあ根気よく口説いていこうと思うが、ルークの方を手懐けて説得させようと思ったが。

「て訳でジーラさんをアスペルガー独立部隊の部長として推薦したのですけど説得して下さいよぅ」

使者に選ばれたロザリーが土下座で説得していたが、ミダスも説得に加わっているのでルークも折れるがジーラは夜の生活で堕とすのはチョロインだが、冷静な時は恐ろしく頑固な婆さんだぞと思う。

歳の差を感じさせるような話題は、絶対に喧嘩になるので楽しい話題しかしないのだが、困ったな。

俺だって年収400億(の収入)の大金持ちで預金も2兆円あるから贈り物は欲しいのだけど・・。

「分かりましたよ。当分彼女の機嫌の良い顔は見られないな。風俗のタダ券50日分で説得するぞ」

多分怒り狂ってセフレとしての務めを拒否されるだろうからその辺の補償はしてもらわないと困る。

「風俗嬢は合法な商売だ。ならばセフレだって問題ないだろ。彼女は86歳だぞ」とルークは言う。

「分かった。説得してくれ。ジーラは小説家として若い頃挫折して腐ってたんだよな?」と聞くが。

最近ブレイクしたらしいですが本人的には何を今更見たいなノリでやる気を投げちゃってるんです。

若い頃は散々政治改革や人類救済を訴えて来たらしいが、馬鹿にされまくっていたからなぁ・・・。

「俺も見た目は15歳位だからセフレとしてなら付き合えるんですが婆さんの愚痴は聞きたくない」

アスペルガーだから頭は良い筈で無二の親友もそこだけは評価してくれたが全否定の人生だからな。

「それを今更21歳の小娘に誘われてはいそうですかと就職する気になれますか?86歳ですよ?」

「それはそうなのですが、天才小説家のルーシェンさんは神輿として祭り上げるのにふさわしいし」

「でようが無くなったらポイですか?86になるまで存在を全否定しておいて都合よくないですか」

それはそうなのだがアスペルガーの全精力を結集して人類の苦難に立ち向かうにはあの人しか・・。

「ふざけんなこのやろ~。サッサと帰れ」塩を撒きジーラは帰れと言うと警察を呼んでしまったが。

「あの幾ら独裁者エミリーの親類の方でも法を曲げれば普通に逮捕されますからね?ストーカーで」

「しつこくて困ってるんですよ。人の人生台無しにして置いて今更人類救済をしろだ?ふざけるな」

若い頃に散々忠告したのを無視し続けて来たのはお前らだろうと思うが女になれた以外で感謝せぬ。

まあ俺だって人類救済したいのは本気だし、今からでも雇ってくれたんたんだから働きたいとは思うんだけど、何でこの小娘を派遣して来るんだ?エミリー本人かミダスかロザリーを派遣しろ・・・。

「あの私がロザリーでこの人が旦那様のミダスです。うちはエミリー財閥を再建して以来数年ですので30歳以上の部下が殆どいないんですよ。あっ名刺です。よろしくお願いします。ジーラ老・・」

「俺コミュ障だから。ルークの顔を立てて就職したが、86の婆さんに今更何が出来ると言うんだ」

兎に角話があるなら大人の部下を呼んで来いと思うジーラだが確かに二十歳や22歳では無理かな?

「ジーラ殿。小説は読ませてもらいました。実は若い頃エミリーお姉ちゃんと小説読んだ事あるの」

実は物凄く参考になったとジーラを褒めるが、ロザリーは社交辞令は言わない人であるから本当だ。

「まああの小説は経済小説として読んだ方が面白いですね。もしも私が総理ならは結構いける政治改革だと思いますよ。そこで私達の改革も小説にしてもらいたいんですが駄目でしょうか?ジーラ卿」

「小説書いていたのは30年以上も前の話だ。最後の小説が余りに評価されないで絶望したのだよ」

「まあ仕事してくれるなら月給2億円出しましょう」ロザリーが最後の切り札を出したのだが・・」

「俺は金が欲しくて小説書いてるんじゃない。人類を救いたいだけだ」と言うジーラだがそれなら。

「ならば我々と共に人類の理想郷建設に力を注ぎましょう。長い間待ってやっと役不足から解放されたんですよ。何年生きられるか分かりませんが、残りの人生を5億円で買いましょう。どうです?」

まあ正直何を今更なのだが断ったら最後に人生を楽しむ余裕もなくなってしまうんだがまっ良いか。

俺も煽てには弱いから褒められればそこそこやる気は出てくるが書類仕事出来ないぞ。良いのかよ?

「ジーラさんには人材集めをして下さればいいですから。障碍者雇用は大切ですからね。特にアスペルガーだと頭は良いのにコミュ障で評価されにくいのが勿体無いです。雇って下されば」と言うが。

「まあここまで頭下げられたら嫌とは言えんな。だが俺は本気で好き勝手にするぞ。良いのかよ?」

「ご自由に。271回訪問してやっと話聞いてもらえました。正式にエミリーお姉ちゃんが迎えに来ますから、アスペルガー部隊の部長として部下を手足のようにこき使ってください。ジーラ卿・・」

人生86年生きてここまで人に必要とされた事があっただろうかと思うジーラであるが上機嫌だし。

「では我々はひとまず帰ります。部長への任命式の手はずを整えないといけないのでジーラ卿・・」

「任命式?王侯を出迎えるような式にしてくれたら仕事覚えて程々に働いても良いが暫くはハンコ押しの仕事か署名だな」と自分の役割を心得てるジーラだがこの言葉に大喜びしたロザリーとミダス。

「改行帝の即位式より豪華な式典にしますよ。ジーラ卿に逃げられたら人類の損ですからねぇ・・」

「ところで俺の何処が気に入ったのだ?何か女の子になった途端仕事の依頼が来たんだけどな・・」

「エミリー財閥は人材は誰でも受け入れます。それでは数日後にお迎えに上がります」と言い去る。

「エミリーお姉ちゃん。勧誘に成功しました。王侯の礼で迎えろとの要求です。受け入れますか?」

報告に本社に戻ったロザリーとミダスは任務完了の宣言を出したが、王侯の礼ってどのレベルなの?

「まあジーラを説得出来ればアスペルガーの勢力を結集出来ます。障碍者の女王ジーラ卿ですから」

それでイギリス方式で任命式を行ったが、ジーラは大喜びで部長の任命賞を受け取ったのだ・・・。

「じゃあジーラ卿をアスペルガー部門の部長に任命押してアスペルガーの指揮を任せる事にするぞ」

「ジーラ万歳~。障碍者の王万歳~」旧王族や軍幹部などが集まった立食パーティだがお約束だし。

その頃氷原の虎(3代目)のテロ組織がエミリーセキュリティの警備をかいくぐって館を占拠した。

「我々は日本連邦のアフリカからの撤退を要求する」と言うが日本連邦の所属は東南アジアだけだ。

「そう言う事はアベルナ軍に要求なさってください。アフリカは日本連邦の所属じゃないんですよ」

この前寒冷化した時も実際の救出はアベルナ軍が担当していたのだが「なら身代金だ」と言うのだ。

「身代金に30億円要求する」と言うのでブラックカードで支払ってやり追い払ったのだが追撃は止めるとは言ってないので、アジトを突き止め全員逮捕されたのだが、ジーラは機嫌を悪くしたのだ。

「何の嫌がらせなのか?テロリストを呼び込み折角の式典を台無しにするとは。ヤ~めた。俺帰る」

任命式を中断され、腹を立てたジーラはそのまま帰ろうとしたが部下が必死に機嫌を取るのだ・・。

「我儘言わないでください。人類を救いたいんでしょ?ここは我慢です。韓信の股くぐりです・・」

昔漢王朝の将軍韓信がならず者に脅されて股の下をくぐった話は有名だし、ジーラは機嫌を直した。

「なあサークル経営して良いか?アスペルガーの人材さえ確保できればいいんだろ?儲かればな?」

「採算度外視です。勿論有能なアスペルガーの人には幹部として支社の1つも任せますが・・・?」

2月5日途中でテロリストに乱入されて警察官に職質された以外は何事もなく過ぎていったが困る。

取り合えず政府の予算圧縮3割を提案して、受け入れられて緊縮財政策がとられたのだが緊縮財政は国と自治体だけで民衆は自由経済を楽しんでいたしエミリーは人材登用が好きな独裁者で問題ない。

「サインするの疲れたぁ。お茶持ってこい良く冷えた麦茶だぞ。持ってこないと仕事しない・・・」

我儘な婆さんだが、麦茶程度で手懐けられるなら持って行っても良いし、酒よりはマシだと思うし。

「お疲れでしょう。麦茶をお持ちいたしました。別に急ぎの仕事はないので今日は休まれますか?」

「仕事サボると明日は増えるからもっとやる気なくなる。気を使ってくれるなら仕事手伝え・・・」

まあ命令書にサインするだけの仕事だが、単純作業は苦手だが取り合えずノルマは片付けないとな。

そして暫くアデリーのピアノを聞きながら退屈な仕事をし続ける毎日だが部下は30万人に増えた。

502人委員会の予定です。

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