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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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復興とエミリー財閥の事情

エミリーって財閥の総帥だから縄張りの復興を助ける事位は出来るんですよね。

後見人が抑えてるのは財産だけですから。

それに後見人のカッセルは別に悪人じゃない設定のつもりですよ?

国民を守る為ならそれなりに協力はしてくれます。

ニート将軍はコボルトギルドに引き渡され、ポカインギルドの縄張りとサクラギルドの復興に励む。

何故かテレサギルドの面々が材木調達に奔走していて、安い材木を山のように空き地に積み上げた。

「テレサ。復興は手伝ってくれないんじゃなかったのか?こんな安値で売ってギルド大丈夫かな?」

「心配無用だ。ただ禿山にした森林を復活させる為の苗木代までタダで提供する気はないからね?」

どうやら商売と言っていても、サクラギルドに支払い能力があるとは考えていないテレサのようだ。

「俺一応材木代位は支払えるんだけどなぁ。お前のギルド商売だけは上手いからなぁ。幾らある?」

「物資は蓄えてるけど年収5億程度だよ?A港町を発展させる為に殆ど使っちゃうからねぇ・・・」

因みにテレサは旧日本の名家の1つ百合財団の1人娘だが海洋貿易の利権で大儲けしているらしい。

「渡世人は本来カタギの衆を守るのが仕事なんだよ?でなければ、ギルドなんて犯罪集団じゃん?」

「言えてる」とアレインとホサイン1世は貴重な食料と水を運んできた部下に指示を出す事にする。

「あのう。俺の家日本三大名家の百合家と白川財団と赤虎財閥の次に名家の暗黒財閥の息子なんだ」

2月12日朝、サクラギルドの名声を聞きつけた中級名家の暗黒財閥が協力を申し出てきたのだが。

「俺の家エレネイ市国連合でも商売してるんだぜ。俺が協力すればサクラギルドの縄張りも増える」

因みに暗黒財閥の代表は代々腹黒会長と呼ばれて、迫害されるが悪事を働いたことはない名家だし。

「それで?この廃墟になったサクラギルドの縄張りに進出してお前らに何の欲があるんだ・・・?」

ホサイン1世は聞くが、自信たっぷりに「この縄張り3万人位には拡大できると思うぞ。どうだ?」と答える腹黒会長は貴重な羊皮紙を使って復興計画を示す事にしたが、エミリーとは話済みらしい。

「エミリーさんは、この国の人は知らないのでしょうが外国の企業の株持ってるんですよねぇ・・」

「株ってなんだ?」と聞くホサイン1世に、「株を持ってれば大商人の経営に口を出せる」と言う。

後見人のカッセルに、財産抑えられていますから、売って軍資金には出来ないですが、金持ですよ?

「それで一応日本を再建して再び強い国家にする為に3千人の流民を教育したんですよ。働きます」

そんな話をエミリーとロザリー相手にしてたら、意気投合して取り合えず流民の引き取り手を探す事にして、サクラギルドに近づいたらしいが、この廃墟のサクラギルドの縄張りを復興させるだとう?

「サクラギルドが繁栄すれば、エミリーさんも働きやすくなりますし、俺も儲かるからなぁ・・・」

儲ける事が出来れば、腹黒財閥は名家筆頭に躍り出て、日本4大名家となるだろうと思われるのだ。

「今俺の商家のある街のB市は飢えに苦しんでるんですよね。30年かかって人口80万人の街にしましたから。俺が大都市カルの市長ですから。今カル市に食料売ったら大金持ちになれますよう?」

「それは復興してから考える。サクラギルドの縄張りに来たければ来るがいいだろう。迎え入れる」


その頃エミリーは拳闘を誘って賭けトランプを教え込んでいたのだが、授業料の千円で儲けたのだ。

70名近い拳闘から搾り取った軍資金は7万円であり、この金で闇のカジノへと繰り出すのである。

「ふふっ。勝ちすぎると出入り禁止になってしまうから、程々に儲けないといけないからねぇ・・」

まあ最初は勝たせてもらえるのが世間の常識だから、手堅く3万円の増収で我慢することにしよう。

「お嬢ちゃん。魂胆が見え透いているぞ。プロ相手に勝てるとでも思っているのか?」などと言う。

どうやらいきなり危険人物扱いされてしまったようだが、私の家にはポーカーの攻略法も載ってる。

すべての知識や経験を全否定してるロベルド市の民衆にプロに習った私が負けるとでも言うのかな?

「なっ何でイカサマしてる俺が負けるんだ?お前うちに就職しないか?月給80万円出してもいい」

結局30万円エミリーに巻き上げられて、出入り禁止になってしまったが、拳闘相手には警戒されない程度に負けてやり、楽しく売れそうな拳闘の私物を巻き上げて高く売っているのだが儲かるのだ。

「賭け事をしてるのか?俺も混ぜてくれよ。まあ俺に勝てるかどうかは分からんが適当に負けるし」

どうやらエミリーの賭け事の才能を甘く見てるらしいので、冒険者達はエミリーと勝負するのだが。

「強いなぁ。10万円もむしり取られた。お前闇カジノに就職したほうが儲かるんじゃないかな?」

「そりゃあ香港のプロの人に学んだからねぇ。私の家世界的な企業ですよ?港も持ってるし・・・」

この人日本じゃ失われたとされる技術や知識を全て知ってるのだろうかと冒険者達は思うであるが。

「もしかして料理とかも出来るんですか?書物を読んだりとかも」興味本位でエミリーに聞く面々。

「出来るよ?今じゃ殆ど食べられていない旧日本の名物料理とか作れるんだ。今度御馳走するよ?」

「楽しみですなぁ。いっそお店開いたらどうですか?バカ売れすること間違いなしのように思える」

その前にカジノから収入を得る為に徹底的に賭けトランプを教え込むよ?出入り禁止になったから。

「今日はこの位にして文字を教えてあげよう。文字位知ってた方が何かと役に立つからね・・・?」

「学問って何の意味があってやるんですか?俺達は軍人だし別に読み書きなどできなくても・・・」

「みかじめ料の取り立てとかギルド直営店とかの経営に、書物を読める奴がいたら出世できるよ?」

サクラギルドもポカインギルドの縄張りの半分を領有した事によって4千人の規模であるし・・・。

これにカル市の移民3千人が加わるとなると7千人になるから勢力は倍に膨れ上がる計算になるが。

「今度家の書物庫に案内してあげるよ。学問がどんなに役に立つか直ぐに分かると思うよ・・・?」

取り合えず読み書き算盤程度は学ばせておかないと後後になって困るから、嫌でも学ばせてしまう。

「疲れたぁ。朝は訓練。昼はギャンブル。夕方は読み書きなど、こんなブラック企業があるかぁ?」

「夜食を食わせろ~。でないとナナカツギルドとの戦いに参加しないぞ。縄張り3千人だぞ・・?」

部下がついにストライキを起こすと、勉強をほっぽり出してその場で寝てしまったのだが困るなぁ。

やっぱり書物庫にあった昔の漫画とか持ってきて読ませた方が良いのだろうかと思うエミリーだが。

「分かったわ。明日の朝はご馳走を食べさせてあげる。それで機嫌を直して。作り方教えてあげる」

そして2月13日朝、肉体維持の軽めの訓練を終えた後、たこ焼きなる名物料理がふるまわれたし。

「これ何ですか?食べ物なんですかね?こんな小麦粉の塊で辛い訓練に耐えてる俺達が納得する訳」

「たこ焼きは美味しいですよ。ミダスさんも禿げ頭とアルテミスも一緒にどうですか?」と聞くが。

「ロザリーさんがそう言うなら。いただきます。こっ、これは美味い?本に書いてあったんですか」

たこ焼きを食べながら鉄器兵の1人が聞くが、エミリーは満足そうに料理の本を差し出し見せるし。

「絵本形式の料理の入門書だよ。興味があるなら写本して幾らでも用意するよ?どうかなぁ・・?」

「因みに売ったら8個で400円位にはなりますよ?材料費差し引いて30円の儲けですよねぇ?」

闇市で営業して売りに出したら年商5億はいけそうだが、軍資金が足らないし人でも足らないしな。

取り合えずナナカツギルドを倒して、広大な縄張りをいただき、勢力を拡大するかと思うが・・・。

「やっと見つけた。貴女がロザリーさんですか?鉄器兵のメンバー募集の噂を聞きやってきたのだ」

まあ一応募集はしてるけど、この焦土と化したサクラギルドの縄張り見て人雇う余裕あるように見えるのかとロザリーとミダスは思ってしまったのだが、来る者は拒まずだなと思い雇うことにするが。

「あはっ。何だかんだ言って困ってる人を絶対に見捨てないのは私は好きだよ。ホサイン1世さん」

エミリーが取り合えず朝食後にノルマの仮設住宅3千戸設営を完了させると少しずつ再建する事に。

「仮設住宅って便利ですなぁ。縄張りの復興がもう終わった。余った材木どうしますか?売るか?」

「カッセル説得して家にあった仮設住宅をありったけ持ってこさせたんだよ?感謝してほしいよ?」

「仲が悪いと思っていたんだが、案外仲良さそうだな。俺達を見捨てず助けてくれるんだからなぁ」

「志は違えど国と民を思う心は一緒という奴です。カッセルはエミリー財閥を守って日本の文明が再建される時に備えているんですよ。現実に困ってる人を見捨てるような事はカッセルはしませんよ」

エミリーはよくは知らないが日本を侵略して保護下に置こうとしてる勢力を必死に抑えてるらしい。

「私達だって成り上がり者とはいえ名家と認められた日本人です。可能ならば日本を救いたいです」

だがこうなっては目下のところ縄張りの識字率を上げないと文明再建の人材も確保できないんだよ。

「へぇ。エミリーさんとロザリーさんは、救国の英雄になりたかったんだぁ?前途多難ですなぁ?」

救国の英雄が偽勇者一味の手下になって、マフィアの子分として縄張りの拡大に貢献してるのかよ?

「えっと採用人数は取り合えず30人にしておくよ。残りの人の就職も考えておくから安心してね」

ロザリーの鉄器兵はこれで100人になったが勢いに乗ってナナカツギルドを退治してしまおうか。

「そうだな。増えすぎたギルメンを養う為には侵略しか方法がない。ナナカツギルドを放逐しろよ」

この命令を受けたロザリーは新兵の訓練もかねてナナカツギルドにいきなり抗争を仕掛け併呑した。

ナナカツギルドは2時間で降伏して、部下を鉄器兵に加える事を条件にエレネイ市国連合に亡命し。

「みかじめ料増えるのはいいんだけど部下が50名増えた。農業始めないと食わせる事出来ないよ」

ミダスは本気で荒れ地を探して農業を始めようかと思ったが、今度エミリーに相談しようと思った。

食糧危機の予定です。

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