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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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聞け戦場の軍歌

この小説では小説家でもピアニストでも釣り師でも画聖で統一しています。


8月1日作物は大豊作で最近食料が過剰気味になっていたがアデリーは食料を分配したのであるが。

「私芸能人として雇われたんですよね?何で食料分配の仕事やらされてるんですか?不満ですよぅ」

「お前基本給だけで120万も出してるのに、ピアノの勉強だけしていられると思うのか?水軍関係の仕事につけろと小林水軍の家長が五月蠅いから、俺としては鍛えるしかないんだよねぇ。恨むな」

「そうですよ。ペンギンちゃん。国を守る仕事もしてもらわないと困ります。将来はミダスさんに代わって芸能事務所の部長になってもらわないと困るんですよ。音楽だけでも500億は稼げるがな」

「いや良い買い物だとは思ってるんだよ?お前ほどの天才ピアニストをパートタイマー並みの賃金で雇えるんだからな。アレクセイだったら50億出してもうんと言わないだろうと思われるからなぁ」

「じゃ古い小麦とコメは放出して美味しいご飯にして分配する?不味い米を美味くする方法はある」

アデリーは食料調達の支持を部下に出し、他の芸能人も食料調達に励んでいたのだが汚染は酷いし。

「感謝はしてる。勉強はさせてもらってるし。でも本当に音楽家になれるんですかね?私は・・・」

「心配するな。だがお前の本気度がいまいち分からないから積極的な資本投下はしないだけだがな」

ミダスはグラックBで働く労働者とアデリーのピアノでやる気を出し作業に没頭してるが疲れたな。

「お前ら。芸能人の力を見くびるな。疲れてへこんでる部下にお前らの芸を見せて士気を鼓舞しろ」

ミダスは芸能人たちをフル活用して労働者の士気を高めたがアデリーの歌う軍歌が心に染み渡るし。

「魔法の歌って本当にあるんだな。信じられ位ほど働くがこいつに慰問部隊の指揮を任せよう・・」

「お前ギターとかも弾けるのか?」と聞くので「習った事はありません。趣味でやってた程度です」と答えるが引いた事はあるのかと思い一曲弾く事にさせたが初見でここまで弾けるとは流石だなぁ。

「おい。ジタークとなつみに連絡を取れ。大至急音楽関係の人材を確保するようにと。軍歌は・・」

「良いんですか?音楽家を増やしたら庶民の楽しみが減りますよ?最近は地下アイドルが流行りで」

近所のファンをがっちり囲い込み細々と活動を続けるアイドルはいるのだが、儲からないのだ・・。

「兎に角人材が不足してるんだよ。アレクセイに交渉して幾らならうちに来てくれるか聞いてくれ」

交渉してみたら移籍による損害賠償含めて50億円を提示されたが思ったより少ないので払ったし。

「てか、エミリー財閥に移籍できると聞いて喜んでいたが、アデリーがいたのかよ。俺名門出なんだよねぇ。知ってるだろ?それが趣味で音楽やってるだけの小娘にコンクールでぼろ負けしたんだよ」

それで風邪薬飲んでたと言う理由で、アデリーが反則負けした俺の気持ちお前らには分からんだろ?

「ぶっちゃけ反則負けじゃ俺の名誉は回復しないんだよ。アデリーに同情的な声が多いし今でも俺がアデリーを騙して不正に圧力掛けて反則負けを演出したと言う奴多いんだよ?普通に負けたかった」

そりゃ気の毒だがお前だって画聖と言われた天才だろと思わないといけ無いアレクセイは覚悟する。

「アデリーさん。俺を音楽の弟子にしてくれ。トイレ掃除でもドブさらいでも何でもするから・・」

アレクセイが、土下座でアデリーの靴を舐めながらお願いするが、名門出とか言ってなかったのか?

「困るんだけど。私給料120万円無名の音楽家だし。画聖に頭下げられるほど才能に恵まれては」

給料は兎も角アデリーは画聖と言われた俺を破った天才少女だし知らない者はいないだろうと思う。

「俺だって親のコネがなければ小学生で音楽家に等なれなかった。あれから家勘当されてしまって」

家の名誉を傷付けたと言う理由で勘当され音楽家として活動したが見た目ほど儲かってないらしい。

「趣味人にぼろ負けしてお情けで全国1位になるような画聖だぞ?仕事などあると思うのか・・?」

本物の画聖はアデリーなのではと思うファンも数多いし、自殺未遂の噂が広まって小林水軍には全国から寄付が集まってるらしいが、アデリーには当面の活動費を渡し残りは貯金に回しているのだが。

「お願いだよぉ。移籍料だって借金の返済に事務所に取り上げられたら13万円しか残っていない」

「借金は完済したの?」とアデリーが聞くがアレクセイは素直に頷くと説明を開始したのであるが。

「移籍の条件が借金の棒引きだから借金はない。アデリーさん可愛い。何か一目惚れしそうだなぁ」

惚れっぽい男だなぁと思うアデリーだがまあ画聖アレクセイを味方に付ければ鬼に金棒だと思うが。

「俺とて画聖と呼ばれた男。名誉さえ回復出来ればお前位には稼いで見せる。当分は弟子だがなぁ」

「あのさぁ。私の一族小林水軍なんだよね。私次の家長だから私の弟子になると軍人になるしか?」

「小林水軍?俺に軍人になれと?良いでしょう。軍の楽隊に入隊して音楽の研究に没頭します・・」

「そう言うんじゃないから。小林水軍は海軍の司令官なのよ。私と付き合うなら門下生として軍隊に入ってもらわないと困るの。楽隊じゃなくて本式の軍人よ。自衛隊に入隊して世界の敵と戦う事に」

私もいつか軍人になって戦う事になるかもだけど、世界政府とエミリー財閥はそのうち統合するし。

ホサイン党から議員が300名出ているから、政界進出も容易であるが、軍人も増えるだろうとね?

「分かりました。軍人になって宮廷音楽家の道を進みます。条件はそれだけですかね?アデリー殿」

「貴方ロシア人よね?うちの家系外国人との結婚とか恋愛は難しいと思う。私も自殺未遂とかして散々迷惑かけたから立場弱いのよ。私を口説くと言うのは出来れば遠慮して頂きたいと思うので・・」

「親の決めた婚約者と仲が良いんだ。相思相愛なのを見込んで親同士がその気になってしまってね」

相手も財閥の令嬢だから好き同士を婚約させて何が悪いという空気が非常に強い家庭らしいである。

「まあ俺達は文句ないんだけど小学生だぜ。何時疎遠になるか分からないのに婚約とかさせるか?」

まあ俺は構わないけどアナスタシアが聞いたら困惑するんじゃないかなあと思うけど、勘当される前の話だから、俺が勘当された今婚約は普通に破棄されているかもしれないなぁと思うのだが・・・。

「そう思いますか?何故か婚約関係は続いているんですよ。勘当は正式なものではないですからね」

どうやらこの少女が婚約者のアナスタシアさんらしいと思うが、日本に来たのは何故なんだろうと。

「ふふっ。私IQはギリギリ151ですから、人類アカデミーの入学試験合格したんですよ・・・」

「へぇ?婚約破棄になっていないのか?うちの師匠を倒して免許皆伝貰えれば実家に戻れるのか?」

一応アレクセイも実業家で名家の跡継ぎだから、音楽の才能より経営を学んで欲しいらしいが・・。

「私は監視役です。貴女がアデリーさんですか?うちの婚約者に、恥を書かせたお礼はしますよ?」

取り合えず人類アカデミーで技術を磨いてロシアの1.4億の民を導きエミリー財閥と戦うのだが。

ロシア1の財閥と2位の財閥がこの婚姻で合併する事が合意しているのでロシア最強の企業になる。

それなのに勘当したからという理由で婚約破棄になど出来る訳ないじゃないかと思うアナであった。

「師匠に喧嘩売らないでくれ。アデリーさんの1番弟子として、芸術で身を立てるのだからな・・」

「良いですよ。だとすると私が主導でロシアの経済を牛耳る事になりそうですね」とアナは言うが。

「まあそれもあと数年は先だよ。それまでに師匠に免許皆伝を貰い勘当を解いてもらわないとなぁ」

全ロシアの民衆が困る事は明白で、流石にそこまで身勝手な事は出来ないが庶民の師匠とは違うし。

「必死で日本語習ったんだぞ。名門の誇りを取り戻すまで日本で修業だ。アナ。すまないが月謝を」

「いらない。アレクセイ。貴女を雇ったのはエミリー財閥だから。私は弟子に教える徳はないです」

でも日本のしきたりって技は盗んで覚えるものだけど外国人にそれは通じないからチャンと教えないといけないのが面倒だが、知識や理論武装なら向こうの方が上だろうと思うアデリーだったのだが?

「まあ取り敢えずアレクセイの知識を全て私に教えなさい。私趣味人だから技術では多分負けるよ」

だから技術は盗むつもりで学んでもらわないと困るよ、お互いにねとアデリーは一応言っておくが。

「技術盗んだら版権の無断使用で訴えられませんか?大丈夫ですかねぇ」と聞くアレクセイである。

「日本国内でなら問題ないよ。あくまで基本的な技術はだけどね」と言うのでアレクセイは早速歌を歌うのだが、この軍歌雪のX軍は日本人主体の鉄器軍に希望を与え作業効率が伸び続けたのである。

10月1日朝、グラックBの全ての汚染物質は何とかやっつけて黄河の水が綺麗になったのである。

「疲れたぁ。仕事終わったんなら暫く有給貰って家族と生活したい。数年も単身赴任なんだぞ・・」

「俺達には妻と子供がいるんだ。外国で働いてるから家帰っても知らないオジサン扱いなんだぞ?」

それは早急に解決しなければいけないが取り合えず鉄器軍を撤退させて、グラック総督府を造ろう。

こうして急遽作られたのが雲母組であるが、組と名乗っていても反社会勢力とは関係ないのである。

日本では古い歴史ある企業はXX組を名乗っている企業も結構あるので問題は全くないのだ・・・。

大体ヤXザが組を名乗ったら即座に暴対法か民衆運動で追放されるだろうと思われる時代であるし。

「じゃあ帰るぜ。問題が起きても3ヵ月は出勤する気はないからそう思え。家族のご機嫌取らないと定年退職したとたんに熟年離婚になってしまうんだよ。軍人は家族とのコミュが取りにくい商売だ」

こうして鉄器軍は上官の命令を拒否して勝手に帰国してしまい有給に入ってしまったのである・・。

芸能事務所買収作戦の予定です。

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