番外編 障碍者の大反撃 時期外れのバレンタイン
一応181名超えたので番外編です。
来週は贅沢は言いませんがせめて350(最低220)を超えたいと思います。
努力します。
もし来週閲覧者500人か評価300ポイント超えたら番外編やります。
1月11日、唐突にボサニスでバレンタインデーが行われる事になったが季節は1月11日だ・・。
知的障害の女の子綺羅に一目ぼれした健常者アレインはあの手この手で誘惑するが乗ってこないし。
「よせ、後で同意の上じゃなかったとか言われたらお前犯罪者だぞ。本人嫌がってるようだし嫌よ嫌よも好きのうちが通る時代だと思ってるのか?ベタ惚れされてるなら兎も角嫌がってるじゃないか」
アレインのギルド仲間は止めに入るが、アレインは諦めないのでラブレターを送り続けたのだがな。
「困るんですよ。障碍者が結婚するには山ほどの障害があるんですよ?子供が欲しいだけならうちの看板娘にちょっかいださないでください。バレンタインデーの準備で忙しいんです。ストーカーに構ってる余裕はないんですよ。10億円の売り上げを得て、アスペ同盟の軍資金にする予定なんです」
ストーカーとは酷い言われようだが確かに言われても仕方がないと思ったので正攻法で口説く事に。
「ミダスさん。ロザリーさん。チョコ作りを教えてくれ。バレンタインやるんだろ?胃袋をゲット」
それでさくらとさやかの学習塾で、料理教室を始める事になったが、料理だってお金にはなるのだ。
就職出来なくても料理が出来れば野山で猪とか料理し自活する事は可能であるので教える事にした。
「さくら先生の授業って漫画読んだり家事の練習ばかりだけど、今度は料理ですか?」不安になる。
「料理上手は旦那様にも喜ばれるよ?料理人は無理でも下働きとして雇って貰えるよ」と言うのだ。
「まあ就職先は後々好みに合った職場探してあげるから。障碍者が経営してる料理店って多いよ?」
「大丈夫よ。障碍者に調理師免許出さない当局なんて聞いた事ないから。必ず合格できる筈よ・・」
それにアレインさんの頼みだから聞かないといけないが、平蔵までやって来ているのは意外だった。
「平蔵か。お前鉄器軍にいたんじゃないのか?いつ戻って来た?」「俺は離島担当なんだ」と言う。
「ミダスが逃げ出さないように監視するのが役目だ。ついでに、綺羅さんにチョコプレゼントする」
お前も、綺羅さん狙いかよと思ったが、障碍者は永久就職するもんだとおもってるのかなぁ・・・?
「まあ英雄アレインさんに口説かれたら私なら即答でナンパされちゃいますけどね。頭悪いからね」
同僚のミルフィ-がアレインを狙おうかと思ってナンパしてみたが、歯牙にもかけなかったらしい。
復讐に燃え、得意の筆跡で綺羅にラブレターを書きストーカーの現行犯でアレインを逮捕させたし。
この一件でアレインはサクラギルドを追放されイタリアの暗黒街でさみしい余生を送る事になった。
障碍者をバカにするからそういう目に合うんだと、障碍者団体はミルフィーに祝福を送るのである。
1月13日朝、バレンタイン祭りがボサニスで開かれる事になり、囚人達も参加してチョコを上げるのだが、男の愛を受け入れる女性は少なく、ボサニスでは出生率1.8と少子高齢化に悩んでいる。
「いらっしゃい。アスペ同盟のたこ焼きだよ。売り上げの2割は障碍者団体に寄付だよ。お兄さん」
綺羅とミルフィーが売り子としてたこ焼き屋の客引きを行っていたが応じる者は少ないのだ・・・。
「売れないなぁ。やはりチョコレートの方が良かったが、最近カカオの値段が暴騰してるんだよな」
最近世界の復興によりどうせ緑化するなら建築材にする木と食べれる木にしようと意見が一致した。
それでカカオと栗の木が大量生産されているが、需要も増え価格が暴騰しているのであるが・・・。
「誰だよ?粉物は売れると言ったのは?儲からない。儲けは3万円が良いところだぜ。これでは?」
まあ串焼きとかが売れてるけど、まあメインはバレンタインのチョコレートだからな」と思うのだ。
「ロザリーさん。好きなんです。是非配下に加えてください。鉄器軍は無理でも部下としてなら?」
幾らでも使い道があるだろうと思っている本人だが、健常者の部下はいらないのでお断りするのだ。
「分かりました。このラバン。起業して世界を守るべく戦いたいと思います。軍資金は寄付で・・」
どうやら起業して優秀さをアピールしないと部下にしてもらえないらしいので起業する事にしたし。
「この店ホサイン皇帝の直営店だって。世界政府が出す軍資金じゃ生活できないのかなぁ・・・?」
同情の目線で民衆は見るが、ホサイン1世は別に金に困って直営店を経営してる位訳ではないのだ。
バレンタインデーに娘に告白する奴がいるかもと思い警戒しているだけであるが娘はボサニスにいるので出世狙いで、近づく者をけん制しようと言う作戦であるが娘の婿は二代目皇帝になるかもだし。
「ホサインさん久しぶり。いくらバレンタインデーでも儲けの薄いチョコで勝負はキツイんじゃ?」
「任せろ。エミリーさんの命令でボサニスを発展させろとの事だ。アメリカ交易を狙うらしいしな」
今アメリカは追放されたアメリカ人の土地を巡って、インディオと黒人の間で内紛が起きていたし。
「ロザリーさん。出産おめでとうございます。ラバン公から寄付をお送りさせていただきますです」
この時送られたのが2歳の競馬馬で、デビューすれば30億円は稼げると言われる名馬であるのだ。
「障碍者を助ける事は国の予算を減らし国益につながります。是非自立していただかないと・・・」
まあ社会の受け入れ態勢さえ整えば、正業に就ける障碍者は数ぽおいが日本じゃ幹部は難しいのだ。
どこかの総理が言った1億総活躍は、障碍者の雇用も前提だと思うのだがその辺の話は聞かないし。
「じゃあ障碍者雇用に貢献する。たこ焼きを200個くれ。連れてきてる侍従と食べるからな・・」
ミダスのたこ焼き屋は文明再建の時から有名だし、アスペ同盟に貢献出来るならそれもまた良いか?
「さくらさん。俺さくらさんの事が好きなんです。お友達からで良いですから付き合ってください。
などと平蔵が言うが、30近い大人が小学生とお友達になったらあんた逮捕されないかと思うのだ。
女子高生とオッサンがデートしても誘拐扱いされるかもな時代だぞとミダスは思うのだけど・・・。
「俺の娘と交際するなら10年は俺の監視付きだぞ。娘の年齢を考えろ。11歳だぞ。この犯罪者」
「分かってますよ。高校生になるまでは絶対に手は出しません。体目当てじゃないですから・・・」
当たり前だと思うミダスだが、取り合えず部下のラーフエンを付けて平蔵を監視させたのだ・・・。
「平蔵って白川財団の御曹司だから、結婚するような事になったら白川家の嫁になるんですよねぇ」
さやかが言うが、さやかは赤虎財閥の息子赤虎秀秋とお友達になっているのだが交際を認めてもらえないので、秀秋を自分の助手にしたりして、赤虎財閥にゴマをすっていたが、効果は薄いのである。
「さくら先生。バレンタインデーのチョコです。一生懸命作りました。食べてみてください・・・」
「よせ。美食になれたエミリー財閥の総帥の妹さんが、俺達のチョコなど食べる訳がないだろう?」
アスペルガーの障碍者は知的障碍者を宥めようとするが、一応貰ったチョコは一欠けらは食べたし。
「これはこれで美味しいよ。あんた達その気があるなら料理店の下働きが出来る位までは鍛えるよ」
ここで不味いと言ってしまうと障碍者は直ぐにやる気をなくすので障碍者教育は褒めるのが基本だ。
だが全部食べようとしないのは、やっぱり不味いからではないのかと生徒達は思ってしまうのだが。
「いや確かに王侯の料理に比べれば美味しくないけどこれはこれで美味しいからね」と言うのだが。
「やっぱり不味いんだ?」としょげるので、さくらとさやかはしまったと思ったが取り繕わないと。
「初心者にしては上出来よ。本当に不味いと思ったら吐くわよ。マジで」とサクラは言っておくが。
「流石に50人分の愛を受け止めるほど私達の胃袋は大きくないだけよ。お腹一杯だし」て言うが。
「何だ。さくらさん。何時かお世辞じゃなく、マジで美味いと言わせてやるから覚悟しておけよ?」
「いや美味しい事は美味しいよ。初心者が作ったにしてはだけど。私達お世辞は言わないよ・・?」
それでやっと生徒達は納得したが、夕食を作りたいと申し出たので、さやかに管理させたのである。
そして作ったメニューが定番のカレーライスだったので、ナンを製作してカレーにつけて食べるし。
「師匠の貫禄だよ。カレーライス作ると聞いたのでナンも作ってみた。今度作り方教えてあげるよ」
障碍者教育の基本は兎に角生徒にやる気を持ってもらう事であるので、生徒の気紛れを無視はせぬ。
無視すると障碍者は本気でやる気を投げてしまう者が多いので、無碍に否定する事が出来ないのだ。
「美味しい。流石にあんたら料理の才能あるよ。お父さんのパン屋で修業させてみても良いかなぁ」
「ミダスさんのパン屋で?本気で修業させてもらえるのか?やる気出てくるなぁ」と思う生徒達だ。
「3ヵ月は修業すると思うけどね。何を命令されてもパニックにならないように基礎知識がいるの」
「覚えます。私お菓子職人になりたかったんですよね。障碍者には無理だと決めつけられて・・・」
向上心溢れる障碍者で助かるが、何とか叩き込まないといけないので料理漫画作らないといけない。
「業者さん。大至急料理漫画作成してください。自主制作アニメもよろしくお願いしますよ・・・」
「今からですか?お取り寄せじゃダメですか?料理漫画位幾らでも用意出来ます。幼児用ですか?」
「子供向けで料理知識が豊富な漫画を用意してくれない?生徒達がやる気になってるのよね・・・」
まあ1週間くらいで飽きたにしても勉強させとくのは良い事だと思い望みをかなえる事にしたのだ。
「明日には届けて。本の購入代金は2割増しで支払うから。面倒だと思うけどお願いするわ・・・」
無茶言うなよと思ったが、バレンタインデーのお祭りの夜は、忙しくなりそうだと思ったのだ・・。
障碍者の栄光の予定です。




