アフリカとグラック連合
大魔王ネズミンはお気に入りのキャラです。
偽勇者ものなんだから普通に悪の大魔王いても良いじゃないですか?
1月7日、グラック連合は光化学スモッグに汚染されて冬の時代を迎えていたのだが国民は耐える。
人口3300万人にまで回復したグラックBは、大気汚染の影響で怪物化した大ネズミの支配を逃れ、集落を作って人食いネズミからの猛威に耐え忍んでいたのだが、ついに鉄器軍にまで猛威を振るい始めたので捨て置く事が出来ずに、ネズミ狩りの部隊を派遣したがドブ掃除と下水道掃除しないと。
「お前ら何故この大ネズミの事を言わなかった?私はミダスさんに嘘をついた事になるのだぞ・・」
蘭孔明が部下をなじるが部下は「クビにされるのが怖かったんで」としか言わないので話にならん。
「申し訳ありません。私はグラック連合が日本連邦の支配下にはいるのは反対です。正直人食いネズミがミダスさんを始末してくれないかと期待してたくらいで」などと言うが、あのネズミには無理。
寝込みでも襲わない限り、ミダスさんを暗殺する事は不可能だがミダスを倒しても日本は倒れない。
ミダス暗殺を口実にグラック連合の自治権を失い本当に植民地にされたらどうするんだ?と思うが。
「この冬の時代を生き延びないといけないのだが、ミダスさんを倒せば日本との関係は終わるぞ。日本連邦の庇護を失って核の冬(核は落ちていないが)を乗り越えられる自信があるなら止めないが」
それに大ネズミや人食い虎がいるこの世界でどうやって暮らしていけると言うのだと蘭孔明は思う。
「周曹操殿。グラック連合の国家予算は3千億円にまで落ち込んだけど対策は立てられるの・・?」
「普通に無理だろう。暫くはミダスに媚びながら日本政府とエミリー財閥にゴマをすらねばなぁ?」
「私は別にミダスさんにゴマをすってる訳じゃ無い。本当にミダスさんを好きになってしまったの」
「グラック連合救国の英雄だし、可愛い奥さんと姉と仲良しで家族仲もいいし好きになるでしょ?」
周曹操には良く分からない勘定だが、政治的に考えても軍隊とエミリー財閥の財布の決定権を握ってるミダスの妾に収まれば、環境汚染対策の予算をもぎ取れるし有り難い事ではあるんだが、独立が。
保てるかなあと思うのだが日本連邦も1.8億に増えてからグラック連合やアジアに移民している。
何年かしたら乗っ取られるんだろうが、グラック連合の汚染が少ない西武砂漠に移民していたのだ。
その数500万人だが、そのうち数を増やしてグラック連合は日本主導の国になるのである・・・。
だがこの状況で日本に見捨てられたら民族が滅びるぞと思うので、国力を回復するまで我慢である。
「アジアに住んでいる我が同胞の力を結集して人食いネズミに対処しないといけない」だが無理だ。
この汚染され尽くしたグラック連合Bに戻ってくる物好きな国民などいる訳がないと思うのだしな。
「村の支配権をくれるなら戻っても良いですよ?ただ税金は支払いませんけどね。どうですかね?」
まあ税金支払わなくても村が活性化すれば交易で儲かるし、人食いネズミとも戦えるが勇者試験を。
どうせ人食いネズミと戦う為に利益で釣って飼いならす予定の帰国子女だが勇者試験受けさせよう。
ネズミ退治に狂奔するのが勇者なら、アジアの同胞を呼び戻して傭兵とか集められるかもしれない。
「勇者試験に合格してくれ。日本のだぞ。それさえ飲むならグラックB軍の司令官として迎えよう」
俺村の支配者として私腹を肥やしたかったんだが、勇者として戦わないといけないのかと思うのだ。
悪の大魔王倒すなら兎も角ネズミ退治って勇者のやるような仕事じゃないからドン引きだよな・・。
「分かった。勇者試験に合格して大魔王ネズミンを倒して世界に平和を取り戻すぞ。俺の考えた設定に文句付けるな。文句付けるなら俺はこの仕事やらない。折角考えたんだ。聞いてくれよな・・・」
(世界は大魔王ネズミンと悪の四天王による悪の魔王軍によって滅亡の危機に瀕していた。親類が最後の砦として守ってた砦もネズミンの猛攻に会い陥落寸前で急遽勇者を召喚して戦わせる異にする)
「全部が空想とは言い切れないところがリアルさを醸し出すな。分かった。設定には付き合うから」
どうやらグラック連合の運命はこの中二病の勇者アグリンにゆだねられたらしいと蘭孔明は思うが。
早速日本から試験管を呼びつけ勇者試験を行いアグリンと手下の8賢者を勇者試験で合格させたが。
「じゃあ早速勇者様の名において義勇兵を募集するけど問題はない?陥落寸前なのはマジだからね」
グラック連合には食料が乏しく日本連邦からの補給でかろうじて持ちこたえてるが鉄器軍も少ない。
「では勇者アグリンと伝説の8賢者。国家主席の名において人類の敵大魔王ネズミン討伐を命じる」
蘭孔明も今年17歳の女の子だから勇者様ごっこも嫌いではないが人類の未来はこいつらに任せる?
不安だからミダスさんに連絡してそれとなく助けてやるように依頼しておこうと蘭孔明は思うのだ。
「それで俺と鉄器軍にアグリンの勇者ごっこに付き合えと?まあ良いけど魔王軍の方も組織しようか?適当に勇者アグリンにちょっかいだしてれば良いんだろ?任せろ。魔王軍を組織するが楽しそう」
「心配するな。演技上手の部下に声かけて大魔王ネズミンも用意してやる。可愛い女の子が良いか」
俺暴X団の頭目だぜ。その辺の芝居上手な部下は沢山いるんだ。環境保護が進まないと日本連邦の落ち度になるので全ての失策を大魔王ネズミンに擦り付けて、我が身の栄達を計る事にしようと思う。
そしてノリノリで魔軍総司令官の役を引き受けたロザリーは早速部下を率いて勇者討伐に出向くと。
街が普通に焼き払われて町民が虐殺されてる現場に出くわし、流石のロザリーも一瞬正気を失うし。
「誰よ?確かに魔王軍だけど、ごっこ遊びで本当に街の人虐殺してどうなるのよ?止めさせなさい」
「ロザリー総司令官。我々は何も知りません。あいつらが勝手に村人虐殺しているんですよ・・・」
兎に角辞めさせないと被害が拡大するから突撃を開始しようとしたらアグリンと謎の人が戦ってる。
「勇者アグリン様。大魔王ネズミンって勇者様の妄想なんですよね?何故に本物が存在してるの?」
「俺が知るか。兎に角叩き潰して真相を探らないといけない」言う訳で戦闘になり追い詰められた。
「あんた達。良くも我が栄光ある大魔王ネズミンの名を騙ってくれたわね?伝説の勇者アグリンを滅ぼそうと思ってきたけど今日のところは見逃してあげるわ。偽物を討伐して魔王軍の恥をそそげよ」
「ふん。挑発に乗るか。大魔王ネズミン様の命に従い人類を滅ぼし神の国を作るのだ。邪魔はさせ」
それだけ言うと馬に乗りサッサと逃げ出していく自称ネズミン軍のメンバーたちであるが何者かな?
「命拾いしたな。私はネズミン軍総司令官のロザリーよ。お前らなどいつでも何時でも始末できるが、大魔王ネズミンの名を騙る不届き者だけは許しておけない。暫く命は預けておくことにしたわよ」
「ちょっと待てぇ大魔王ネズミンって何者なんだよ?誰が俺の妄想をネタに魔王軍を結成したんだ」
「私の旦那様に頼まれてね。世界征服しちゃう事にしました。防げるものなら防いで見なさい。私の直属の部下は1200万人だよ?私が死ねと言ったら多分死んでくれると思う。やらないけどねぇ」
「ちょっと待て?お前鉄器軍の司令官でミダスの奥方だよな?日本連邦が遂に野望を認めたのか?」
「ばれちゃってたか。まあ本名だし。アグリン様の妄想に付き合うように頼まれたのよ。蘭孔明にね。あの村人虐殺した偽物は私の部下ではないよ。あんな事する奴がもしいたら石打ちか火炙りよね」
一応四天王とかも毎週のやられ中ボスとかも用意したんだけど無駄になっちゃったなあと残念がる。
「いや多分大魔王ネズミンはアネレイ将軍だと思うんだけど、あいつついに本物の外道になったか」
「あの、正体ばれてるんだからその悪の大幹部ごっこ辞めないか?ロザリーさんのイメージが狂う」
「いや私は正式に大魔王ネズミンの幹部に任命されてるんだ?因みにネズミンはミダスさんだけど」
「え~?悪の大魔王が16歳位の可愛い女の子なのはラノベの常識でしょう?男だと言うだけで?」
そりゃアグリンの妄想に付き合うとは約束したけど嫁になる前提で女の子の魔王用意は出来ないよ。
「五月蠅いなぁ。どうせ私は17歳の人妻だよ。娘も3人もいるけど血のつながりはないんだよね」
「あっそれと義勇兵アフリカから集めて来たんだ。500人いるよ。私も日本連邦の治安を守らないといけないから、グラック連合だけに構っていられないのよ。テロ位自力で防いでくれないと困る」
暫くは大魔王ネズミン退治で日本連邦の体制固めをしようと思うが、火星に人を送り込もうと思う。
「ロザリーさん。こうなったからには、俺の手には負えませんよ。鉄器軍の力を借りないと・・・」
「良いよ。勇者アグリンの名の下に偽勇者一味は結集しよう。グラック連合と世界を救う為に・・」
その設定実は物凄く気に入ってるようだが、大魔王ネズミンの一味とニセネズミンを退治するのか?
「一応メンバーも用意していて1月8日の時点で8兆円の軍資金が集まった。税金支払うよ・・?」
みかじめ料には税金がかかるのだが、取り立てる事は違法の筈なので普通に罰金の意味合いだろう。
まあ日本連邦では黙認されていて、普通にみかじめ料がサクラギルドの手に渡っているのであるが。
「暴X団が栄えるとみかじめ料だけで数兆円は収入増えませんか?暴X団は儲かるのか」と思うが。
「人権は認められないけどね。まあ暴X団ってカタギに迷惑かけるから弾圧されちゃうのよねぇ?」
まあ仕方ないんだけど、サクラギルドは普通に冒険者ギルドなのでみかじめ料以外で迷惑かけた事は殆どないらしく、組織の存在を認められて資金面で日本連邦を支えていたが20兆位は儲かったし。
じゃあアフリカ軍を率いて偽ネズミンを討伐してグラック連合に平和を取り戻そう」と誓ったのだ。
勇者アグリンと日本連邦の統治の予定です。




