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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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水質改善2

贅沢は言いません。

週間閲覧数150人突破してくれれば大喜びです。

地道に頑張ります。


8月10日グラック連合の水質改善は驚異的なスピードで上手く言っていたが物資が足らないのだ。

「中和剤を撒け。日本連邦の意地にかけてグラックBを大国として蘇らせる。お前ら準備は良いな」

「もう気分は神風だな。まあ敵船に体当たりして死ぬよりは、閑居汚染に殺される方がマシかな?」

「いや苦しいだろう。死に方としては美しいが、俺だったら真似したくない死に方だなと思うぞぅ」

それで除染作業を続けていたが、豚マスクがないと攻略出来ないので誰が手柄を立てたか分からぬ。

豚マスクは日本が開発した防毒マスクの仮の名称だが、これがないと5分で肺が腐り死亡するのだ。

「良くここまで汚染できたもんだ。もう自棄だ。どんな手段を使ってでも環境破壊から救うからな」

人海戦術で汚染土は取り除き、新たな土で盛り土して汚染を少しでも防ごうと思うのだが良いかぁ?

「ミダス将軍。エミリー財閥の理想に感銘を受け義勇兵になるべく参りました。お土産の土ですが」

「お土産は有り難くいただく。取り合えず野生動物との戦いだ。自然を回復させて浄化するのだよ」

まあ植林だけなら木を植えればいいだけだから簡単であるが、定着して育つかが問題なのであるし。

「これ人間の科学力じゃ無理なんじゃないでしょうか?最初の5年は芽も出ないと思いますけどね」

「五月蠅い。人間にはたとえ他人には馬鹿に見えてもやり遂げなけれいけない志が眠っているんだ」

俺はロザリーさんの代わりに世界を救うと約束したんだ。本人は元気だが約束は守る義務があるし。

「植林班はグラック連合中の荒れ地に苗木を植えろ。人間の誇りと恐ろしさを宇宙に示すのだ・・。

してアッラーの教えを実践する為の奉仕活動と称してアベルナ軍が労働者を送り込んできたのだし。

「ネフドを穀倉地帯に変えた我々アベルナ軍が加わったからには、大船に乗った気分でお任せを?」

「分かった。あんたらテロリストだと思っていたが中々話の分かる人で助かる」と言う蘭孔明だが。

「困った時はお互い様だ。アッラーの神は悪人でも善人でも平等に加護をくれるらしいからな・・」

それで植林部隊に加わり汚染何時良い草の種を蒔き、自然回復に貢献したのだが手強いのであるし。

「我々は日本連邦の構成国ですが、日本の植民地になった覚えはありません。日本は友好国扱いで」

そして除染した膨大な土は埋め立てに使われてジーク公国が出来上がったが完成までどの位か分からないので取り合えず公国王ザヒは切手を発行してジーク公国の財源に充てる事にしたのだが売れぬ。

「汚染度チェックでかろうじて最低水準をきりました。でも食したら胎壊すこと間違いなしですね」

「まあ地道にやるよ。ジーク公国には日本の領土と認める。助けてくれた報酬と思ってくれ・・・」

「なら尖閣の領土要求取り下げて欲しいな」と口を滑らすと場の空気がサーと冷え込み冷たくなる。

「沖縄はグラック連合に朝貢していたから、俺達の中じゃ属国扱いなんだよ。それは分かるのか?」

「それを戦争のどさくさに紛れて侵略して領土化したのがグラック連合Bの中での解釈なんだよね」

「日本が尖閣を領土化した時文句言わなかったのは文革の内乱で忙しかったからだ。国内が落ち着けば領土問題も考えるし石油が眠ってるなら猶更日本に不法に占拠されてる事に我慢出来ないんだよ」

一応場の空気が冷たくなっても蘭孔明はグラックBの立場を筋道立てて説明するが多分理解は無理。

沖縄は400年以上も日本の領土として定着してしまってるから沖縄返還は無理だろうとは思うが。

「まあそんな訳だからグラック連合の名誉にかけて領土権要求を取り下げる訳には行かないのだよ」

まあ露骨に軍艦を送り付けるのは経費も掛かるし控えても良いんだけど多分永久に蒸し返されるよ?

「すまん口が滑った。だが我々日本の立場としてはグラック連合の海洋進出の為に拠点が欲しいんだろとしか思えないので、グラック側の事情を無視する奴が多いんだよね。まあジーク公国は貰うが」

ザヒの支配するジーク公国は日本の属領として開発される事になるが汚染されていない水は貴重だ。

「汚れているのは水なんです。黄河の水ですら汚れているんです。誰がグラック連合をこんな風にしてしまったのでしょう?」アニメのパロディだが、言ってる事と本人は大まじめであるのだが・・。

因みにこれがやりたくて我妻ロザリーをミダスはわざわざグラック連合に呼んできたのだが・・・。

「我々の先祖か今生きてる老人達だろうな。出来れば揉み消したいがもうどうにもならないんだよ」

それに土の方も汚れまくっているのは確かでアニメに出て来た菌類の森でもなければ浄化出来ない。

「全くあのアニメは私も見たが今それを言うとシャレにならんぞ?」本当に水も土も汚れてしまう。

だが浄化するのに千年も待ってやるほど気が長くないし、何とか文明を再建しないといけないしな。

因みに日本の歌舞伎でも上演するらしくて、オッサンが主人公の女の子役をやってるみたいらしい。

「全く。ミダスさん。私が来たからには作業能率アップさせますよ。今中和剤の研究させています」

ゼメグント財閥とアルパ財閥に協力を依頼して、毒を浄化する薬品を開発させているが間に合うか?

「大丈夫だよ。開発される頃にはグラック連合は緑で覆われてる。人間の底力を思い知れよ・・・」

8月12日、植林は一通り終わったが、汚染物質で木が立ち枯れないように毎日チェックさせるし。

「良いかぁ。チェックと掃除は忘れるなよ?それと、汚染物質が基準以下の食べ物しか食すなよ?」

まあここまで大気汚染に土壌汚染に水源の汚染と枯渇が進めば人口も9億人に下がるなと思うがな。

「日本から取り寄せた水と食べ物だ。TPP諸国の余剰作物を分けてやる。代金は出世払いで良い」

「有り難い。日本人は嫌いだがエミリー財閥はフランス人だしそんなには恨んでいないからな・・」

フランスだってグラックBを侵略したんだが、そこはノーカンらしいとミダスは思っていたのだが。

「別にお前らに慕われたくはない。渡世人は何時だって社会悪な存在だから孤独に慣れているんだ」

ミダスは取り合えず日本から持ってきた水で植林の森に水を撒いており住民に衣食住を保証したが。

「あの言いたくはないんですが3億人は来月まで持たないでしょう」とさくらとさやかが言うのだ。

土壌汚染で体を蝕み、来月まで持たないらしいが、3億人を見殺しにする訳にはいかんなと思うが。

「IQ1500の私達が治療を放棄する程の衰弱ぶりです。諦めて水葬にしましょう」と言うのだ。

「医者は最後まで諦めちゃダメでしょ?治療を放棄するなんて医者のする事じゃない」と綾は言う。

「分かっているんですけどねぇ。災害救助だって生体反応がない被害者は救出しませんよ・・・?」

「だからって医者が患者見捨てたらダメでしょ?苦しまずに死ねるようなアイデアはないの・・?」

「安楽死は日本じゃ禁止です。私達は日本の医者だから日本政府と裁判所の命令がなければ・・・」

そして9月1日、グラックBの人口は4億人になってしまい、グラックAの人口は80万人になる。

「お前らの見立てではどの位が生き残れると思う?」と蘭孔明が聞くがさくらは首を振って答える。

「良くて5千万人位かと。こんなになる前に亡命した方が良かったんですよ」とさくらは言うのだ。

「面目ない。我々は結局日本連邦に併合されるのか?国力差から言って日本連邦にはもう勝てない」

借金ももう返済は不可能だし、2千兆円くらいは使ってしまったしもう勝ち目がないのである・・。

「偽勇者様。それでも我が国を助けてくれた恩は忘れません。我々の力が必要なら何時でも呼びつけて構いません。友軍として戦いましょう」と言うのだが正直10年位は国力の回復に尽力しろよぅ?

10月1日、グラック連合Bの人口は3千万人を切ったところでようやく落ち着いたが弱体化した。

「偽勇者様。蘭孔明は16歳なんですよね。当然未婚ですから誰が嫁にしても文句来ないんですよ」

もしかして俺に気があるのかと一瞬思ったが、ランジャス教は日本国では邪教扱いであるのだ・・。

「俺に気があるのか?新しい愛人(愛人は中国語では正式な妻の呼び名だが)増やすと妻が怒るが」

「グラック連合を滅亡から救った英雄ですよ?そりゃ好きになっちゃうでしょ?妾で良いですから」

「だから我妻ロザリーが怒るんだよ。因みに今ここにいるこいつが我妻ロザリー。口説く気ある?」

流石に本妻の目の前でセフレと認めて欲しいとは言えないだろうとミダスは思ったのだが、後はロザリーに任せようと思ったが、流石にグラックBの国家元首妾にしたら国民が反乱を起こすだろうな。

「いや残念です。でもムラムラきたら何時でも襲いに来て良いですよ?」などと言いだす蘭ちゃん。

「お前なぁ。良く本妻の目の前でそんな事言いだせるよなぁ。愛人増やす気はないんだ。諦めろよ」

「分かりました。でもミダスさんに襲われるなら同意がなくても訴える気はありません。安心して」

「日本連邦には加わっても良いが、グラック連合に総督府はおくなよ?総督府を置くなら抵抗する」

周曹操がミダスに通告して、グラック連合は日本連邦に参加する事にして国民の同意を得たのだし。

「アジア全土が日本の連邦の構成国か?グラック連合の環境汚染を何とかしないとな。部下を派遣」

取り合えずグラック連合の広大な土地に移民出来れば民族の人数が増えるので是非交渉しよう・・。

日本も移民を送り込みグラック連合に植民地を作るだろうがアベルナもそうするかと思ってはみた。

だが流石にそれは不味いので、侵略は諦めて友好国として不足しがちな物資を売りつけて儲けよう。

「アベルナ軍はネオエレネイと戦う事にする。アフリカを制圧して日本連邦の支部を作るのだ・・」

それにアネレイ将軍は倒さないといけないので、軍隊を動員してミスルに集結。サハラの奪回に励もうと決めたが、アネレイ将軍はアベルナ軍に和平の使者を送り時間稼ぎをするつもりらしいが・・。

なので使者は死者にしてアネレイ将軍に送り返したら、怒ってミスルに侵攻してきたのである・・。

アフリカ争奪戦1の予定です。

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