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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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アネレイ将軍謀反する

この話の主人公は一応ミダスです。

脇役の話ばかりで、ラミアス元帥の方が余程活躍してますが・・・。

6月2日アネレイ将軍を拘束しなかった事をラミアス元帥は心底後悔したがもう遅かったのだ・・。

アネレイ将軍はシナイ半島に正当日本国を建国して、村々を襲い6千の兵力をかき集め抵抗したが。

取り合えずクレアとマリューとマリカに討伐を命じておいたが、まさか同盟国を空爆出来ないのだ。

シナイ半島は制圧されたがアネレイ将軍は闇に潜り、日本に対するテロ攻撃を宣言したのであるし。

「アネレイ将軍って勇者試験に合格したのに、ヤXザみたいな嫌がらせを好む人なんですよね・・」

因みにエミリーとロザリーは勇者試験に合格しているので普通に鉄器軍は勇者軍なのである・・・。

ミダスは一応日本語で受けられる九州の勇者試験に合格したのだが、あえて偽勇者を名乗っていた。

「まあ、捕まえたら日本に引き渡すようには言っておきましたけど、やはり軍費を提供した方が?」

新型戦車天ぷらT55による軍隊の近代化を進めてる日本共和国だが弾薬はブーキレン5から買う。

天ぷらT55は、5人乗りの戦車で空爆にも耐え敵陣地に攻め込める強力な兵器であるのだ・・・。

反乱を想定して天ぷらT55の制圧作戦を訓練したら鎮圧に苦労したが何とか倒す事に成功するし。

「てな訳で天ぷらT55でアネレイ将軍を逮捕しに来ました。私は美少女将軍ロザリーです・・・」

「ご苦労さん。アネレイ将軍のアジトを探してる途中だ。あの渡辺。匿った恩を忘れやがって・・」

だが6千の軍隊を引き連れテロ国家に名乗りを上げたアネレイ将軍を逮捕するべく掃討作戦をする。

「あんたの夫はどうしている?相変わらず国内で金集めか?さくらとさやかにも来るように伝えよ」

「良いですけどテロの犠牲者が増えないうちに誘きだして殲滅した方が良いですよ。死刑囚を・・」

この時考えた作戦が死刑囚を使ってアベルナの重要人物に仕立て上げ襲わせると言う作戦であるが。

「本当に守ってくれるのか?助かったら減刑して命を助けてくれるのか?」と聞く囚人達であるし。

「命だけはな。死刑が終身刑になるだけだぞ。当分死刑執行の予定はないから無駄死にかもなぁ?」

「やる。だが役目の前に恒例のご馳走食わせてくれよ?死刑囚最後の食事は好きな物食べれるんだろ?満漢全席でも良いのか?物凄く高くつくが食わせてくれるのか?一度食べてみたかったんだよ?」

「お前無実を主張していたな?生き延びたら特別に再審に応じても良いぞ。国の責任で調べなおす」

この死刑囚アベルナが中東を統一する前の犯罪者だから、調べなおせば無実が明るみに出るかもだ。

「ちょっと待て。俺は終身刑なんだが、俺が志願したらどうなるんだ?釈放はありなのか・・・?」

「刑期満了していれば減刑して釈放になるぞ。だが命かける必要があるのか?お前は死なないから」

「自由の為なら命を懸ける。お前らだって無駄飯食いが減れば国費が助かり満足だろうと思うがな」

我々アベルナ軍は、囚人の飯代に事欠くほど貧乏ではないぞと思うが、最近のアベルナを知らない?

「ああ今の中東はアベルナ軍が支配しているんだ。再審を申し出たい者は受け入れるぞ。だがなぁ」

再審をするには口実が必要で、テロリストを倒した英雄の称号が必要だから命を懸けて欲しいのだ。

「勿論だとも。俺達だってアッラーを信じるアラブ人だ。アッラーの栄光の為に死ねるなら悔いはないがだが成功しようと失敗しようと家族の名誉は回復してくれ。犯罪者は俺達で家族は関係ないぞ」

それで話はついたので、ラミアス元帥の一行が狩りに出かけてる事にして囚人5千名と1万人の兵隊が狩場を練り歩いて兎や狐を狩りしていたが囚人達は大喜びだ。(再び娑婆に出られるとは・・・)

「ロザリーさん。この仕事終わったらデートしませんか?未婚の人ですよね?」など聞く者もいる。

「私これでも既婚者。ふふっ。この仕事に生き残れれば可愛いお嫁さんなんて名乗り出る人いるよ」

「だと良いんですけどねぇ。元死刑囚の妻とかになりたがる人いますかね?それに終身刑だからな」

一生妻とは面会するだけだがそれでも人並みに妻と子供が欲しかったよなぁと思う囚人達だ・・・。

「俺には娘がいる。娘の名誉を回復する為にもここで手柄を立てて釈放される事が必要なんだ・・」

そしてアネレイ将軍の軍6千は、カイロを制圧。3万に膨れ上がり新国家ネオエレネイを建国した。

アラブ人には意味不明のこの国名だがアネレイ将軍はアベルナに恨みを持つものを募集し始めるが。

6月4日、兵は38000に膨れ上がったが、アメリカ軍が爆撃機300を派遣しただけで助けは来ないばかりか、欧州までアベルナ軍に味方してネオエレネイを叩き潰そうとシナイ半島を攻撃した。

「ロザリーを暗殺しましょう。あの娘を暗殺すれば鉄器軍に内乱が起こるかもです。どうでしょ?」

それは前にもやったが鉄器兵は完全にミダスに従っていたので、暗殺に成功しても無駄だろうなぁ。

「ロザリーさん。大変です。ブーキレン5がネオエレネイに武器を売っています。どういたします」

そりゃ武器商人なんだから敵方に武器を売る事もあるだろうとロザリーは思ったが一応言っとくか。

「ブーキレン5に告ぐ。日本共和国とアベルナの敵に武器を売るならブーキレン5から購入しない」

これを聞くブーキレン5はアッサリとネオエレネイを見捨ててしまい武器弾薬が欠乏する事になる。

「おのれ裏切者。偽札だ。偽札を作って武器を購入しよう。日本円は30年前のぎじゅ何時だから」

ネオエレネイの技術でも作れるが、この時ミスルはアベルナに併合される事を決意したのであるし。

別に異教徒とか異端に支配されるのは、出来れば嫌だが同じスンニ派のアベルナに併合されるなら問題ないし、(この小説ではスンニ派としておく)イスラム社会の強大化はむしろ嬉しいのであるが。

ネオエレネイの侵略がミスルに国家統合の決意を促してしまったが、ミスルは豊かな国であるのだ。

「じゃあミスル国軍の指揮権と政治の権利はアベルナに移譲する。国民投票で98%が賛成したし」

残りの2%はネオエレネイに味方して、ミスルに混乱をもたらしているが、行政府を合法的に乗っ取ったアベルナ、ミスル連合軍には勝てずにカイロに押し込まれて、100万の兵で包囲されるのだ。

「ゲリラ戦だ。ゲリラ戦で兵をかき集めろ。このままカイロに押し込まれたら反乱で殺されるだけ」

だが最初からこの情勢で反乱を起こす事に無理があるのであり、中東が混乱していた昔とは違うし。

世界はそれなりに安定して、反乱に対処できるだけの国家権力も存在するしアベルナの手も少ない。

アネレイ将軍は敗北を悟ると最後の紛争地と言われたソマリアに向けて船で逃亡したのである・・。

「突入しろ。天ぷらT55がある限り爆撃など怖くはない。アベルナ軍万歳。アッラー万歳・・・」

「アネレイ将軍は何処にいるんですか?4万近い彼の兵は何処に?」ロザリーはカイロを探すがな。

「国民を見捨てて自分達だけ助かろうとは、それでも勇者ですか?偽勇者様の方がよっぽど勇者してると思う」ロザリーは思うが取り合えず海峡を封鎖してカイロで逃げられないように命令を下した。

陸路で逃げるなら捕縛する事は簡単であり、砂漠や草原の多い北アフリカで4万の兵が隠れる場所などないので、発見する事も容易い筈であるが、アネレイ将軍は何処に逃げたんだろうと思ったのだ。

「アネレイ将軍の潜伏場所が分かりました。ソマリアです。ソマリアで勢力を拡大しています・・」

厄介な場所に逃げ込んでくれたと思うロザリーだったが、AUに依頼して内乱を平定してもらおう。

そして6月8日、ミスルとアベルナは正式に合併して日本を宗主国にする日本連邦を建国したのだ。

イスラム社会の復興と繁栄に日本が協力した事はアラブ人なら誰でも知ってるし領土的野心はない。

宗主国に祭り上げておけば玉の輿効果で、日本連邦の構成国として景気は良くなるし株価も上がる。

「我々はこれを機会に北アフリカのイスラム社会を統一したいと思う。サハラ砂漠を緑化したいし」

何か緑化運動で国難を乗り越えてるうちに影響されて環境保護に目覚めたアベルナ軍の将兵達です。

「ロザリーさん。一応言っておくがアベルナは日本の植民地ではない。そこは思いあがるなよぅ?」

「分かってますよ。植民地じゃなくてもお金儲ける方法はありますから。西はアベルナ東は日本、中央はインドで北はグラック連合でアジアを支配する事が出来れば豊かになりますよ。ラミアス元帥」

そのラミアス元帥はミスルの緑化と北アフリカの領土化あるいは植林の許可をもらうべく奔走した。

「本気で植林がしたいだけなのか?何処の世界にそんなもの好きな国家元首がいるのだ?」と言う。

「ここにいる。日本にもいるぞ。俺達は好きなだけ植林させてくれれば中東とミスルで我慢するよ」

何か環境保護団体が武装蜂起する時代だからなぁと思ったが、実害はないと思い許可が下りたのだ。

「やったぞ。サハラ砂漠を緑化出来るなんて環境保護運動家の夢だよなぁ」と大喜びするラミアス」

「ですねぇ。早速部下を派遣して植林に励みましょう。それとソマリアの件ですがどうしますか?」

「他国に逃げられてはどうにも出来ないだろう。日本の為に危険を冒す義務はない。見逃しておけ」

と言う訳で一応賞金50億円かけておいたがそのうち首を持って投降する者が現れるかも知れない。

「では我々は帰らせていただく。アベルナとアッラーの神に栄光を。貴国が長らく栄える事を祈る」

アッラーの神が日本の仏教や神道みたいに、異教徒にも加護をくれるのかは知らんが一応祈るのだ。

「やっとこの暑苦しいスカーフ取れるよ。よく熱中症で死亡する人が出ないよねぇ。不思議ですね」

まあ中東のネフド砂漠は人間の住める場所じゃないと白人が侵略を諦めた位の土地だからきついな。

そしてロザリーは帰って良き、アベルナ軍はミダスの指導の下サハラ砂漠の緑化に努める事になる。

激闘ミダスとサハラ砂漠の予定です。

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