2部 文明再建の時
第二部は世界統一編(商業で)の予定です。
6月1日、日本独立1ヵ月、建国して1月の若い国は、みかじめ料と税金で4兆円稼ぎだしたのだ。
エミリー財閥とミダス商会は政府直属の特別会計として、1兆円の税金を更に納めるので助かるが。
「この1月で株式会社と起業する者が増えたねぇ。カッセルさん。妹の具合はどう?目覚めそう?」
「そんなラノベみたいな展開ある訳ないだろう?諦めろ。蘇生は現代の医学で不可能だ。だがなぁ」
俺の言ってる現代の医学は30年前の水準だから、外国から医者を呼べば助かるかもしれんぞ・・。
「直ぐに手配して。それと折角勇者試験合格したんだから、勇者様と呼んで欲しいなぁ」と言うが。
「それ言ったらお前の弟になるかもしれないミダスがショックを受けるんじゃないか?止めとけよ」
「いやロザリーがミダスさんゲットしたら私は普通に愛人になるから。好きなんだよねぇ・・・?」
鉄器軍で反乱を鎮圧させたり他のギルドや本物の暴X団を倒して金品を没収したり忙しいのだ・・。
妹に会いに行く予定はないが、この時気まぐれで妹の病室に言ってみると、ベットで妹が寝ていた。
「いや~。残念だったねぇ。今更目覚めてもあんたの出番はもうないよ。全て終わったから・・・」
エミリーは軽口を叩くが、こんなんで怒って目覚め罵倒されるなら望んで悪役になろうじゃないか。
その時聞こえているらしく、ロザリーの頬から涙がこぼれ堕ちた。(声は届いているのか・・・?)
「禿げ頭も死んじゃったけど、戦功を立てて英雄として日本共和国(王はいるんだが)がね・・・」
その時ロザリーが唐突に息を吹き返し目を覚ましたのだが、こんなんで目を覚ますなら最初からね。
「ミダスさんの言ったとおりだったなぁ。あれだけ大見得きって助かるとはディスられまくりそう」
「良かった。絶対助かると思ってたけど、覚悟しなね。恥ずかしさに死にたくなるほどディスるよ」
「エミリー様。申し訳ありません。大至急医者を呼びます。ロザリーお嬢様の意識が回復しました」
そして大至急電話一本でドイツの病院から呼びつけた医者達が診察するのだが異常はないようだし。
「我々は何の為に呼ばれたんですかね?もう一度意識不明になる事はないですから安心して下さい」
「じゃあもう一度寝ますね。ところで日本共和国はどうなったんです?革命は失敗したんですか?」
「いや普通に成功して天下はミダス総理とホサイン王のものだよ。今日本は復興中だからね・・・」
こんな大事な時に何も出来ずに寝てるしか出来ない自分の不遇を嘆くがいいとエミリーは意地悪だ。
「お姉ちゃん。さっきまで意識不明だった薄幸の美少女の妹に良くそんなこと平気で言えますね?」
「鉄器軍の司令官連れてくるから、ドイツ語教えてあげて。あっ私勇者試験に合格したんだよねぇ」
「戦争終わったんでしょ?今更勇者試験に合格しても意味ないんじゃ?」とロザリーは思うが・・。
そして5月4日、たった3日のリハビリで歩けるまでに回復した事で医者を唸らせたのである・・。
「ロザリー総司令官。国軍を代表してお見舞いに参りました。雑貨屋で見つけた小物ですが・・・」
「ありがと。本来なら私が指揮する筈の鉄器軍でしたが、革命に成功して何よりですね」と言うが。
「今日本の国民1億5千万超えているんですよね。反乱も多いし大忙しですよ。ロザリー司令官殿」
早く復帰して国軍の指揮を執ってくれれば、反乱もそのうちやむだろうと兵と司令官は思っている。
「アネレイ将軍は逃亡中です。10兆円の賞金を懸けて行方を探索させています」と部下は言うが。
因みにロザリーは病欠扱いなので、鉄器軍の総司令官の職は辞任していないので服飾は容易だ・・。
「ミダスさん、執念深い男ですねぇ。あの男が勇者試験に合格するなら私も勇者になりましょか?」
あの男とは、多分アネレイ将軍の事を言っているんだと思うが、勇者試験に合格すれば俺も勇者に。
「エミリーさんがミダスさんと3人で勇者になりたいと言っていました。2人とも喜びますよぅ?」
「ロザリーさん。すまん。仕事が忙しくて来る余裕がなかった。婚約者の俺が見舞いに来れないと」
世間体も気になるし、大体妹分として可愛がってた婚約者の女の子であるから直ぐに来たかったが。
「良いですよ。仕事サボって良いんですか?別に今日明日死ぬ訳でもないんですから暇な時にでも」
「婚約者が見舞いに来たのに言う事がそれか?ディスりまくられて悶え死にたい見えるな・・・?」
それでロザリーの過去の裏話を兵士の前で暴露し続けてロザリーが泣いて謝るまで止めなかったし。
「酷いですよぉ。明日から兵士達に子供扱いされることは間違いないです。総司令官のイゲンがぁ」
ロザリーはミダスの予言通り兵士と国民に死ぬほどディスられまくる事になってしまったのだ・・。
7月1日、玉蜀黍の収穫で食料自給率の40%を確保した日本政府は、植林を行う事にしたのだが。
荒れ地に作られた1万ヘクタールの巨大森林ロザリーの森は、王家の狩猟場として栄える事になる。
「ミダス総理。牛や豚の食料を確保してきました。牛のゲップは、CO2の排出量が大きいらしく」
一応ゲップを抑える食べ物もあるのだがそれで何とかするべく生産量を上げる事にするのだが・・。
「ミダス総理。今月のみかじめ料に税金です。全部で6兆円ある筈です。一生懸命貯めました・・」
「これミダスさんに上げます。景気よく使ってください。それと学校を建設してほしいのですが?」
最近株式会社が誕生して、知識のある若者の需要が激増したので学校を立てて欲しいらしいのだが。
「直ぐに手配するよ。俺は無学だったからお前らはちゃんと学問受けられると良いな」と言うのだ。
「お前だって15歳だろ?日本が落ち着いたら学びなおせば良いじゃ無いか?大学は年齢制限ない」
まあ取り敢えず学校を建てるようにカッセルに指示して、労働者を使って大規模な公共事業だなぁ。
「獣を狩れ。夕食と薪を手に入れるぞ。C02の排出権とか空きがある筈だよな」とミダスは言う。
普通に売りさばけば10兆円は儲かるんじゃないか?今の日本はてんぷら油しか燃料ないし・・・。
それで、排出権を売りさばくとEUが喜んで買って行ったが、日本と同盟を結ぶ事になるのである。
アベルナ軍はこの日本とEUの承認で独立国と認める見返りにEUの侵略責任を放棄する事になる。
「じゃドイツ語のお勉強ですよ。1ヶ月で勇者試験に合格させて見せます。それと養子を欲しいな」
1歳でも歳が違えば養子に出来るので、ロザリーの娘として百合財閥の娘と白川財閥の娘を養子にして、このIQ1500と言われるさくらとさやか5歳を養子に迎えいれたのだがサクラは天才だし。
片手間で作った発明品がいきなり発明ごと3億円で買い取られ財産を手に入れ、株を買っているが。
「ふふっ。ロザリーお母さん。3年もあれば自力でエミリー財団を一流企業にしてみせるよ・・・」
「お母さん止めてよ。せめてお姉ちゃんでしょ?私13歳の若さでお母さんになりたくないよぅ?」
「なら養子じゃなくて妹にすればよかったじゃない。兎に角株は買い時であるから買った方が良い」
普通に経済発展するだけの今の日本なら株持ってるだけで1万円が1億円になるような状況である。
「国債のランクを上げて取引しやすいようにしないと。まっ借金は分かってるだけで300兆円程」
まあ日本人の借金だが、返済しなければいけない借金もあるらしく返済しないとだが楽しみだなぁ。
「さくらにさやか。貴方達ならどうやって返済する?不通に国庫証券発行するとか?」それしかね。
「普通に国庫証券でしょ?でも返済する必要あるの?普通に紙幣発行でも大丈夫だと思うけど・・」
ふふっ、ロザリーお母様の時代はもう直ぐ終わるとさくらとさやかは思ったが今は天下を取らせておこうと思い、国の優良株を買い占めるように提案したが、インサイダー取引にならない株選ばんと。
「ロザリーお母さん。私達は3年でエミリー財閥の実権を握ってみせるよ?今なら億万長者確実よ」
「私は元々軍人だからエミリー財閥乗っ取られても良いけど」3年後だとお姉ちゃん17歳なんだよね?17の若さで全財産失って路頭に迷うのかと思うが、姉だけは見逃してくれるように頼みこむ。
「何か最初から全面降伏されると張り合いがないんだけど。卑怯な手段で邪魔しようと思わないの」
「いやだって跡継ぎとして養子にしたんだし・・・。私やお姉ちゃんに子供が出来ても廃嫡しない」
別に下克上でも乗っ取りでもなく最初から計画した禅譲だから早いか遅いかの違いだけである・・。
このIQ1500の奇跡の天才少女を味方につければ世界が救えるかもしれないと思うロザリーだ。
白川財団と百合財閥が長子相続にこだわる一家で助かったと思うロザリーであったがこの子達凄い。
本当に3年で隠居に追い込まれそうだが、今のうちに再就職先探すようにお姉ちゃんに言っておこ。
「エミリー財閥はさくらが後を継ぐとして、ミダス商会をお母さんたちが継ぐと言うのは・・・?」
いやそれも良いけど、私たち姉妹がミダスさんのこと好きなの見破られているなあと思うロザリー。
「じゃあこれ買収して大丈夫そうな日本の企業。大丈夫よ。子供に唆されて株買っても罪ならない」
それで早速アジアの大企業ステンダード財閥の株を60%買い占め即座に株主総会で社長になるし。
「ステンダード財閥が乗っ取られただと?あの企業は宇宙船の製造も請け負っていた筈だ。おのれ」
ホカニ大統領は、宇宙の利権が日本に奪われることを恐れたが、武力では鉄器軍には勝てないのだ。
ステンダード財閥の力を借りて、8月1日ゴブリン財団が設立され、いきなり1万店舗営業するし。
「じゃあ避妊薬を売ってあげる。人口が増えすぎてもロクなことはないから参事調整はしないとね」
まあそんな事で増える人口を抑えられるとも思えないので、取り合えず人口の少ない欧州とアメリカに移住するように勧めるエミリーだったが、ホカニ大統領が頑強に拒否したのである。(意味不明)
アジア攻略作戦の予定です。(商業で)




