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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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アベルナの乱

アベルナ軍はイXラム国みたいに詰めが甘くありません。

サクラギルド歴3年5月1日農作物は豊作だったが、気候変動の影響で中東は飢饉に苦しんでいた。

アベルナは一応民衆が喜びそうな事を言ってるし、移民や降伏兵に寛容なので人が集まるのだ・・。

アベルナのビスターニア王国への略奪は、そのまま兵士と民衆の食料になっているので従がうしな。

ヘムランに対する攻撃も緩めずに弱体化するヘムラン軍を兵士8万人で包囲攻略して戦火を上げる。

アメリカ主導の連合が体勢を立て直す前にビスターニアとヘムランを壊滅させないといけないのだ。

「ラミアス元帥。アメリカの空爆で国境の街が壊滅状態になっております。一応軍隊はおいてないですが何故アメリカは戦略的に重要ではない国境の街を空爆したのでしょう?理解に苦しみますなぁ」

そんな事をしたらアメリカと連合の評判が堕ちて、我々アベルナに同情する者が増えると思うがな。

一応アベルナの兵士も給金は最低限、食事はドーナツ1個で戦っているが、食えるだけマシな方だ。

「クレメンス大統領。アベルナの猛攻は、ビスターニア王国とヘムランを圧倒しています」と言う。

「じゃあ核を落とすか?中東には恩も義理もないし、テロリストとその支援者は撲滅しないとなぁ」

そんな事言うから敵を増やすんだと思うのだが、ビスターニア王国はこの日首都のマチルダが陥落して、残党がビスターニア解放軍と称して、ゲリラ戦でアベルナに抵抗するが撃ち破られて街を失う。

「ラミアス元帥。このままではアベルナは食料不足で内部崩壊します。緊急に畑を増やすべきかと」

「この砂漠の国でどうやって食料自給率を上げろと言うんだ?侵略して奪うしかないだろうが・・」

ラミアス元帥はそう思うのだが、食料自給率は17%であるから配給制なら飢え死にだけはしない。

兵10万、降伏兵8万、傭兵5万人の総勢23万人の兵を養うには食料不足であるのだが仕方ない。

「だがこの食糧危機の時代に売ってくれる国がどこにあるのだ?略奪しかないではないのか・・?」

食料を求めて近隣で豊かな勢力を誇るミスル共和国を侵略してその膨大な食料を奪うかとも思うが。

「それをやったら世界が敵に回ります。密貿易で食料を手に入れましょう。マフィアを抱き込んで」

急場しのぎだが食料を買えれば、アベルナの兵士と国民を養えるし、戦力も強化できるのだ・・・。

「異教徒の国ペルシアが攻めてくるかもしれないからな。別に俺達は良いんだが国民が嫌がるしな」

宗教戦争には興味ないし、望むなら異教徒の戦闘員も受け入れるが、今のところはいないのである。

別に列強への復讐とかは、建前で権力が欲しいだけの野心家で俗物なのはアベルナ軍も自覚してる。

それを言ったら流石に世界を敵に回すので、国力を蓄え人口を増やしアベルナの国を建国するのだ。

列強に復讐して、奴隷として売りさばくのはその後でも十分なので、今は黙っているのである・・。

「今回の税金が3千億円。(面倒なのでレシーナ連合の通貨は円にする)兵士の給料に消えますな」

「ドーナツ1個で働かせているんだ。給料やらないと俺が兵士に殺される。我々に同情的な国をね」

味方に抱き込んで経済的な結びつきを強め、国力を倍増させればアメリカなど怖くはないのだ・・。

「で俺達トルコに協力を依頼してきた訳か?協力すれば勿論領地をくれるんだよな?だが密貿易だ」

トルコもアメリカに勝てる見込みがないから、大っぴらにアベルナを支持する訳に行かないのだが。

「取り合えず食料が欲しい。武器と弾薬は略奪で何とかなってるから、食料だけが欲しいんだ・・」

この頼みを聞いた事がばれたらアメリカは激怒するだろうなとトルコ大統領は思ったが口にしない。

二股をかけてどっちが勝ってもトルコは勝利者のお気に入りとして中東を支配するのだと思う・・。

「小麦でも良いのか?言っておくがアメリカにばれたら取引は出来なくなるぞ。それでも良いのか」

「良いよ。俺達はイXラム国のようなことはしない。宗教にも女性にも降伏兵にも寛容なつもりだ」

嘘つけと思うトルコ大統領だが、広大な土地を支配したアベルナ軍はこれで食料を手に入れたのだ。

アメリカは相変わらず見境なく空爆を続けるが、対空砲で撃ち破られて空爆も出来ないのであるが。

「飛行訓練所を襲え。飛行機を奪ってアメリカ軍を空爆しよう」劣勢だったビスターニアは、空軍の力で形勢を逆転させつつあったので、8万の降伏兵で飛行場を襲わせたが、アメリカ軍が抵抗する。

「降伏すれば食料と引き換えに釈放しても良い。確か青十字は敵兵も看病するんだよな受け入れる」

5月2日朝、それを聞いた小早川綾は弟子を引き連れてアベルナにやってきたが看病目的であるし。

「お前ら。テロリストの看病なんかするのかよ?恥を知れ。アメリカに逆らう愚か者共がぁ・・・」

と言っても医者は暴X団だろうが殺人鬼だろうが怪我をすれば治療はするものだからしょうがない。

「しかし環境劣悪だねぇ。私は青十字の会員ではないけど、治療はするよ。お金は1円もいらない」

流石に武装勢力から代金受け取ったら、ミダスに迷惑が掛かるから1円たりとも受け取る事は・・。

「あんた。テロリストの治療をするのか?俺はレシーナ連合に忠誠を誓っている。治療は出来ない」

アベルナへの協力を拒否して無職の医者たちは、綾を責めるが医者に善悪はないのだと思うけどな。

治療を求められればどんな悪人の治療も行わなければならないので、誤解されやすい商売なのだが。

「ふふっ。ラミアス元帥。私は怪我人の治療はするけど、アベルナの覇業に協力する気はないよ?」

「分かってる。我々がレシーナ連合を統一するまで、支持は出来ないだろうからな。分かってるさ」

まあ出来れば医者いらずな方が良いんだが、物資の提供は受けないと治療できないので要求するが。

「薬が不足するとどうにもならないよ。それと環境を整えないと疫病が発生するからね。分かる?」

一応降伏兵8万を配下に貸し与えられアベルナ軍の領土の清掃から始める事にしたのだが水がない。

アベルナ軍は50騎を引きいて、ヘムランに侵攻して村々を襲わせたのだが、5月3日兵力は4千になりヘムランのアベルナ支部軍と合流して、2万の兵で国境を荒らしまわるのだが手が出せないし。

「ビスターニアもヘムランも役立たず共が。ロシアとEUに命じて軍隊を派遣させろ。分かったな」

アメリカ軍は3万の兵力でアベルナ軍と戦い、敗走してマチルダ近郊に逃げ戻ったところを捕まる。

「アベルナ軍に合流しよう。蜂起してヘムランを倒せ~」元から女性に手厳しいヘムランでデモが起こり鎮圧されるが、アベルナ軍に対抗する為に女性に譲歩する必要があり一部解放されたのである。

「アベルナ軍の人口が3300万人。税金が増えるのは良いんだが、食い扶持増えると食料が・・。

トルコとの秘密同盟で、兵士の食料がドーナツ3個に増えたのは士気を上げたが国民は飢えている。

「ラクダと羊をさばいて民衆に与えよ。それと植林だ。砂漠化を防ぎ農地を増やさないといけない」

降伏兵8万はトルコから木を買って徹底的に植林を始めたが、マチルダはビスターニアの襲撃をうけて血に染まるが、その戦場後に草の芽が生えて来たので血液草と名付けられて珍重される事になる。

戦場で血が流れれば流れるほど血液草が増え、緑化が進むかもしれないが一応木は植えようと思う。

「アメリカ軍の残党を襲え。3万のアメリカ軍など怖くないぞ。アメリカを倒せば兵も増えるんだ」

アメリカさえ倒せば形勢をうかがっていた傭兵と志願兵が雪崩をうってアベルナに結集する筈だし。

「ラミアス元帥。日本共和国と手を結びませんか?綾はサクラギルドのお抱え医師なんです・・・」

部下がサクラギルドとブルーコパニス卿との秘密同盟を提案して了承されたのだが秘密であるのだ。

日本共和国は食料はあるので、同盟を結べば食料がトルコ経由で手に入るかもしれないのだ・・・。

「アメリカを倒せ~」取り合えずヘムランに居座っていたアメリカ軍残党は追い払われてヘムランとビスターニアは完全にアベルナの支配下にはいり人口2千万人が支配下にはいるが属州扱いである。

5月3日、勝利を聞きつけた外国人の不満分子はトルコ行きの飛行機に乗り5万人集まったのだが。

戦闘員15万人傭兵10万人、降伏兵10万人の大軍に膨れ上がるが取り合えず緑化運動であるし。

「食料が尽きるまでは大人しくしている。我々はレシーナの統一以外に領土的な野心はないのだし」

嘘であるが、今戦っても世界には勝てないので、暫くは緑化に努めながら食料の確保である・・・。

取り合えずミスルとペルシアとの秘密交渉だが、アベルナを敵に回したくない両国は承認したのだ。

「おのれ裏切者共がぁ。アベルナを倒したら根こそぎ血祭りにあげてやる。覚悟しておけよ・・・」

クレメンスが怒り狂うが、ミスルもトルコもペルシアも意に返さず、自国の勢力拡大に励んでいた。

「分かった。アベルナを倒したらレシーナの3分の1をペルシアに与える。それでどうだ?」聞く。

「どうやって倒すんだ?アベルナと組んで領地を分けてもらった方が確実に儲かるからなぁ・・・」

それでもアメリカの脅迫に屈したペルシアはアベルナ軍と戦い100万対10万で防戦一方だ・・。

「食料を奪え。軍需物資も奪ってペルシアを弱体化させるぞ。百合財閥の武器で戦おうではないか」

5月4日のアルム平原の決戦では、劣勢にもかかわらずペルシア軍を惨敗に追い込み勝利したのだ。

「アベルナ軍万歳~。苦しい食生活だが今日だけはご馳走が食べられそうだ。栄養付けるぞ・・・」

羊とラクダを解体して血を地面に吸わせてから大量に消費するが、アベルナ軍はあえて行った・・。

「日本共和国からの羊が届きました。ラミアス元帥。ここは商業を発展させて税収を上げれば良い」

という部下の勧めで海から艦砲射撃を繰り返すアメリカ軍を追い払いながら今後の計画を立てたし。

アベルナ軍とサクラギルドの予定です。

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