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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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新鉄器軍の栄光と虎退治

徳川家康の伝記にあった今川軍の支配下にあった三河で必死に軍資金を蓄える話好きなんですよ。

商人の生きざまは英雄の為に軍資金を集める事だと思います。

俺マジです。

サクラギルド2歴2年10月1日、食料は大豊作で新鉄器軍も訓練に励んでいたのだが強くなった。

1対1なら素手で猪を殴り殺せる程度の精鋭であり、35000人は川で水泳の訓練をしているし。

因みに女性隊員は7千名に増えたが、水泳の特訓は遺跡で見つけたスクール水着を着用していたが。

「1番隊将軍に命令する。外国に密輸する為の虎の毛皮を、10枚調達するように。分かったか?」

コパニス卿の命令でスパルタンと平蔵は虎退治に森林に赴くと薄暗い森林を間伐していたのだ・・。

「おい。スパルタン隊長殿。虎を退治するのは良いんだが、後で動物愛護団体が文句付けないか?」

「俺達はただの雇われ将軍と補佐官だぜ。外交はミユとアルダンシアに任せておけばいいさ・・・」

千名の部下を率いて山狩りを行い、年老いた虎を探すが、そのうち虎の群れが10頭やってきたし。

普通虎は群れないが、日本の野生虎は何故か群れを作って狩りをするので手強いことこの上ないが。

「見つけたぞ。虎に気付かれないように背後に回り込め。手柄はスパルタンに譲るのが部下の役目」

自分で倒しても手柄にならないと部下に言い含めて虎との距離を縮めながらスパルタンに槍を渡す。

「私も戦いましょうか?武勲を立てないと女性初の2番隊将軍の座は巡ってこないですからね・・」

と言うので有能な部下に手柄を立てさせるのも仕事かと思い一応チャンスはくれてやることにした。

猪を退治して今夜の夕食を調達する役目をこの女子に任せて虎退治に専念する事にするが、多分猪5頭位が関の山だろうなと思って兵100名を付けて臨時の2番隊隊長に任命したがどうなる事やら。

「とりゃあ」意味のない掛け声と共に、虎がぶっ倒れて息絶えたが、残りの9頭は抵抗しないのだ。

「虎にも俺らの強さが分かってるらしいぞ。スパルタン。幾ら何でも降伏した虎を殺すのは嫌だな」

「そんな事言ったって仕方ないだろう。命令なんだから。取り合えず縛って連れて帰ろうぜ・・・」

それで一応紐で繋いで様子を見る事にするが、虎は無抵抗で怯えた目で人間たちを見ているのだし。

「おい。捕虜にしたら情が移って殺せなくなる。寝覚め悪いがサッサと殺してしまおうぜ。良いな」

「皆さんが出来ないなら私がやりましょうか?功績で1番隊隊長にして下さるのでしたらですがね」

そして冷酷無情にナイフで虎の喉をかっきり、虎を絶命させて皮をはいで敷物に加工してしまった。

禿げ頭が何故か急遽新鉄器軍副指令に抜擢され、ロザリーの配下として辣腕をふるっていたのだが。

「じゃ帰るか?これ以上森や山を荒らしてもしょうがないからな。禿げ頭さん。補給は来るのか?」

補給隊長に任命されたゴリアスは、ミダスシティに莫大な軍需物資を蓄え各地に送り出していたが。

「夕食の猪と兎肉持って来ました。この辺猪と兎が豊富ですよ。暫く駐屯してて大丈夫です・・・」

「そうか。思ったより使える奴だな。どう考えても戦闘には向いてない気がするが出世した者や入隊したい者を拒む気はないよ。名前は何て言う?」と聞くがアミュと言うだけで答えようとしないし。

「アミュか。虎をさばいた女性はリリアと呼ばせてもらう事にしよう。一応ロザリーさんに言うが」

スパルタンもゴリアスも最近出世したばかりなので、出世の手蔓にはならないが、功績はたてよう。

その為には部隊に長逗留していただき、アミュとリリアの功績をアピールしないといけないのだが。

「折角手に入れた臨時隊長の地位を失いたくないですからね。逗留すれば遠出来ますよ。ですから」

「分かった。ロザリーさんにお願いしてみる」そして10月2日朝駐屯許可の命令が返ってきたし。

「文献によると貴殿の駐屯地の近くに、旧日本の商店街があったらしい。見つけて功績を立てよよ」

と言うので、書面では偉そうなロザリーに腹を立てながらも駐屯地から遠出して探す事にしたのだ。

「商店街を見つけた者に1億円の賞金を出すそうだ。複数の場合は頭割りらしい。分かったかな?」

「はい。一生懸命探します。てかこの辺り旧日本の商業地区だったらしくわんさか出てくるんです」

でもTPPと日本共和国との貿易が再開され、グラック連合との密輸も行われていて値段も下がる。

「探しますよ。部下達。私の出世の為に働きなさい。商店街を見つけた者に全財産2千万をあげる」

「おお~?こうして煽られた部下達は商店街を見つけまくり、100ヵ所から5千億円かき集めた。

貴重な服や文房具も見つけ出し、紙の製法まで見つけ出すが部下達で山分けであるのだ。(仕方ね)

「仕方ないんじゃないですか?いざとなれば見つかりませんでしたと言えば証拠は不十分です・・」

まあみかじめ料を強化して、月収1兆円を目指すとして、服を自力で作れるようにならないとねぇ。

「国民に仕立て屋さんはいるでしょう?材料を用意するから作ってもらう訳にはいかないですか?」

それで洋服や文房具や紙の量産化を進める事にしたが何故か紙幣は紙で印刷されてるのである・・。

「ミダスさん。ホサイン1世がお呼びです。以前お勤めだった地下金庫を見せたいと言う事でして」

それで地下金庫に行くと20兆円の紙幣が眠っていたのだが、ホサインは眉1つ動かさないのだし。

「この金は俺が世直しの為に必死で蓄えた貴重な軍資金だ。エミリーとロザリーは知らないだろうが、カッセル卿も同じ事をしているだろう。屈辱に耐え裏切者と呼ばれながら軍資金を蓄えているし」

それは知ってるが、何の為に俺を地下倉庫に呼んだんだと思うミダスであるが雇い主には逆らわぬ。

「これを全部お前にやる。足らなければ幾らでも用意する。だから俺の代わりに日本と環境異変で滅びかけてる世界を救ってはくれないか?出来れば俺が王になりたいが人徳がないのでしょうがない」

ホサイン1世は土下座でミダスの股をくぐりながらお願いしてきたが、正直興味ないんだよな・・。

日本の王にはなってみたいが、世界が滅びるなら人類も滅びるしかないだろうと思えて仕方がない。

「そんな事言わないで何とかしてくれ。俺の20年の努力と100億の人類を見捨てるつもりか?」

いやただの商売上手の拳闘に何が出来るってんだよと思うが、日本を救いたいのは本当である・・。

20兆円もあれば多くの事が出来るけど、どうしようかなぁと思うミダスであった。(まあ良いか)

「あのさぁ。俺拳闘なんだよね。一応市民権は認められてるが権力を簒奪して誰がついてくるか?」

「だから何だと言うんだ?奴婢の母を持つ王様だってグラックAにはいたぞ。今はサラリーマンの娘が実質的な皇太子妃になる時代だぞ。旧世界の話だが。拳闘が、日本の支配者になって何が悪い?」

いや人類救済願望があるのは確かだがいざその時が来ると流石におじけづくだけだとミダスは思う。

でも悪い気はしないから取り合えず返事して、20兆円もらってしまおうかと思うミダスであった。

「良いけど期待するなよ?拳闘を見下す奴は非常に多いんだ。新鉄器軍だって何人が従がうかな?」

「有難い。早速追加の軍資金5兆円かき集めてくる。金の心配はするな。何でも言ってくれ・・・」

「いや20兆円で十分だ。これだけあればどれだけ多くの人間が救えるか。アメリカと仲直りして良いのか?今アメリカを敵に回すのは不味いから、謝って友好を回復したいんだが、駄目だろうか?」

「良いぞ。何でも命令してくれ。アメリカにゴマをすれば良いんだな?貴重な時間を稼ぐ為に・・」

それもあるけど少子化に悩んだ令和初期と違って今は多産の時代なんだからアメリカの食料は貴重。

サクラギルド歴3年の1月1日には、日本共和国の人口は7600万人。エレネイ市国連合の人口は3600万人に膨れ上がる事が予想されるので、食料庫のアメリカを敵に回す訳にはいかないのだ。

「分かった。ところでサクラギルドの2代目ギルドマスターにお前を推挙したいんだが駄目かな?」

どうやらホサイン1世は本気でミダスに全権をゆだねる覚悟を決めたらしいとミダス本人は思った。

「なぜ俺なんだ?俺は所詮エミリーさんの手先に過ぎないんだぞ。女性ギルマスは駄目なのかよ?」

「テレサギルドは女性ギルマスだ。エミリーさんは商人としてお前は象徴として祭り上げたいんだ」

拳闘のチャンピオンとして、名声を誇り新鉄器軍のメンバーの半分は拳闘であるが問題が起きない。

「分かった。ホサイン1世さん。俺達は金と新鉄器軍の力で世界を救おうではないか。金掛かるが」

「幾らでも用意する。カッセルも説得して金を出させる。世界を救ってくれ。お願いしますですよ」

「分かったから卑屈になるな。今の部下に見られたら部下の半分は脱走するぞ。イメージダウンだ」

でも当分はギルドマスターの就任式は行えないと思うミダスであったがこの時ギルマスが交代した。

「鉄器軍に告ぐ。今日から鉄器軍の総司令官補佐に任命されたコパニス卿である。よろしく頼むぞ」

「お前が総司令官補佐?新鉄器軍も落ちぶれたものだな。拳闘が実質的な俺らの司令官になるとは」

部下もブルーコパニス卿の正体がミダスだと言う事を知らない者はいないので、文句はその位だが。

「俺だってなりたくない。ホサインさんの命令なんだ。近くギルマスを襲名する事になった・・・」

「え~?コパニス卿は上司にしたくない男のナンバーワンに輝いた男だからなぁ。訓練きついしな」

「誰が上司にしたくない男のナンバーワンだ?それを本人の目の前で言うからには覚悟は出来てるんだろうなぁ?全員訓練のノルマはいつもの2倍だ。恨むならこの男を恨め。俺は悪くないぞ・・・」

「そう言う事言うから上司にしたくない男のナンバーワンに輝くんですよ」と言いながら訓練する。

だが不思議に憎まれないので訓練は素直に受ける部下達だが脱落者に無理強いはしないミダスだし。

そしてミダスのギルマス就任に備えて軍部での地位獲得に努めるホサインとロザリーであったのだ。

鉄器軍の反乱の予定です。

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