捕虜解放交渉
渡世人が活躍する小説です。
ヤXザの大親分が天皇の親衛隊長(のちに処刑された)勤めてたくらいです。
渡世人が地球を救って何が悪い?
カタギに迷惑かけない渡世人だって沢山いると思うぞ。
サクラギルド歴2年7月1日、捕虜交換交渉が行われていたのだが難航しているのだ。(何故だ?)
日本共和国は軍をすすめ市国の都市を奪い取り、アメリカ軍の武器を奪い進軍を続けているのだが。
降伏する者も多くアメリカ軍は17万に減っていたのであるが、捕虜はロベルド市の奴隷市場に送られて労働力として畑の開墾に送り出される事になるが、まずは食料自給率60%確保なのだ・・・。
「四国を奪回して。軍資金はサクラギルドが出してくれる。心配せずにアメリカ軍と戦って祖国を」
日本共和国は開墾した畑に、小麦や玉蜀黍の種を蒔き、少しでも自給率を上げようと努力するのだ。
森林や山には手を出さない。(森林や山を荒らして農地にすると地盤が弱くなり返って収穫が減る)
「我々はアメリカ軍の日本からの完全撤退を要求する。聞き入れなければ戦争は再開だな。良い?」
「テロリストが何を寝言ほざくかぁ?この日本はアメリカの領土だぁ。200円で購入したんだぞ」
クレメンスは軍隊の増強を計ろうかと悩んでいたが、結局艦隊7隻をA港町に派遣する事にしたが。
「A港町に上陸しろ。兵など7千人もいれば落とせる。アメリカに逆らう愚か者に、天罰を与えよ」
「テレサさんどういたしましょう?アメリカに逆らうかそれとも降伏して身の栄達を計るか・・?」
まあ勝てる訳がないので、降伏するしかないがあの船鹵獲出来たら武装解除して交易に使えるなぁ。
「一応決戦はした方が。渡世人が縄張りを敵国に渡しては、誰もテレサギルドを信用しなくなるぞ」
だが7千人の兵と戦って勝てるかなぁと思うテレサであるが、部下が戦うなら戦うしかない・・・。
「お前達の気持ちは分かった。今夜敵水上艦隊に夜襲をかけ決戦に及ぶ。それで良いな?覚悟せよ」
そして夜襲をかけてみたが降伏を装って藁を積んだ船を敵軍に突撃させて炎上させたが効果は薄い。
「乗り込め。テレサギルドは戦いなくして滅びはしない。この場で死ぬ覚悟を持って戦うのだぞぅ」
「テロリスト共。世界最強のアメリカ軍に勝てると本気で思ってるのか?命だけは助けてやるぞぉ」
この戦いはテレサギルドの大敗北に終わり、関係者は捕らえられて処刑。テレサは仇討を誓ったし。
「偽勇者。そんな訳で私も倉庫番として匿われる事になった。よろしくな。ミダスさん。それにしても汚い部屋だな。女性が家事をやるのはどうかと思うが。お前も手伝えニギーナ紙幣が腐るだろう。
まあ倉庫番も暇だし、特別にミダスと私で地下倉庫の掃除やっちゃいますかと思っていたのだがな。
「ミダスの容疑ははれた。鉄器兵の2番隊隊長に任命する。一応正体がばれぬように仮面を被れよ」
この鉄仮面重いんだよねぇと思うのだが、正体ばれると打ち首になりかねんので我慢する事にした。
しかし俺の無罪を証明してくれるとは、綾さんも中々の弁護士だなと心の底から感謝する事になる。
日本は無実の罪でも逮捕されたら釈放後も犯罪者扱いする人が多い国であるので正体は隠さんとな。
そしてアメリカ対日本共和国の激闘が続いていたが、財源が枯渇し始めたので停戦になるのだ・・。
「じゃあ近畿中部の支配権を日本共和国に譲る事にする。賠償金は5兆円だ。捕虜は解放しろ・・」
「分かったよ。日本の支配権も向上させないと。でも軍備が整ったらまた戦争だからね。分かった」
これで賠償金5兆円もらう事に成功したミユは、このお金で大商人を優遇し始めたのである・・・。
大企業が栄えれば、日本共和国も栄えると信じているからだが大企業は商品を買ってくれるお客様がいないと大商人ではいられない筈で、民衆に譲歩する必要性はあるのだが、大企業は無視であるし。
「じゃあ捕虜は引き渡したよ?アルフェリア共和国によろしく。いつか必ず日本を解放するからね」
「来るなら来い。今度はお前らに致命的な打撃を与え10倍の賠償金を取り立ててやるから・・・」
クレメンスは急ぎ本国に戻ると募兵を始めて300万人の軍隊を作ってしまい、アルフェリア共和国に派遣したが、時代遅れの装備しか持たぬ日本共和国など兵300万人もいればと思ったのだ・・。
そしてそこに関東地方(日本共和国の本拠地)7千万人の国民からは1兆円は搾り取れるのである。
そして武器商人百合財閥は、武器の取引で会社を3兆円規模に押し上げ東南アジアの企業株を買う。
「百合財閥を世界一の企業に」と言う百合財閥は、武器をサクラギルドにも売りつけ大儲けしてる。
白川財団も増やした豚を外国に売り大儲けしていたがエミリー財閥が動き出したので株価が上がる。
後見人のカッセルが保有してる外国株の利権を手放し、2千億円の軍資金を手に入れたのだ・・・。
そして日本共和国に税金を納め、エミリー財閥はいよいよ動き出したのだが、家電製品が売れ始め。
この家電製品はてんぷら油で使える機種で、今の日本でも使えるので大繁盛であるが、生産が追い付かなくなり、エミリー財閥の支店1号店がミダスシティの中央に出来上がったので大賑わいである。
「エミリーさん。アレインです。カッセルが動き出したからにはエミリー財閥に戻ってもいいかと」
エミリーを放逐すればミダス商会の社長の座は俺かもしれないと思い説得に励むアレインだったが。
「私を追い出せばミダス商会の社長は自分かもしれないと思ってるんだよね?暫くは辞めないよ~」
「ばれてるの?分かっているなら社長の座を俺に譲って引退してくれ。お前には財閥の仕事がある」
「ミダスさんの名誉が回復したら考えても良いよ。私も成人したらエミリー財閥の人間だからねぇ」
確かエミリーさん12歳だから、後6年後かと思ったが、それまで俺生きていられるかなぁと思う。
「任せろ。一度仲間と認めたものを見捨てるなんて渡世人のやる事ではない。世間がどう思おうと」
「でもよう。お前マジでエミリー財閥の総帥として軍資金をかき集めて欲しいんだよね。俺達には出来ないからさぁ。才能と財産に恵まれた者がそれに見合った仕事をしない程人類に損はないと思う」
そんな事言われてもカッセルは良い人だけど思想的には合わないから対立するだろうなと思うけど。
「鉄器兵も3千人に増えた事だし、そろそろ暴君ミユとアルダンシア公爵を倒すことを考えないと」
7月3日、ホサイン1世は密かに武器を集め、廃墟になった旧新宿駅の地下深くに武器を隠したが。
「鉄器兵を鍛えよ俺は軍事顧問のブルーコパニス卿だ。弱っちいお前らを鍛えなおすから覚悟しろ」
このブルーコパニス卿がミダスなのは誰でも知ってるが、あえて口には出さなかった。(ばれてる)
ラノベとかなら正体隠すところだろうが、ミダスの声は誰でも知ってるので誤魔化す事が出来ない。
「コパニス卿。この訓練ノルマキツくありませんか?当然コパニス卿も参加するんですよね・・?」
「そのつもりだが何か文句でもあるのか?やりたくない奴はやらんでもいいが出世は出来ないぞ?」
「そりゃそうでしょうね。分かりました。やりますよ。でも休憩時間も多めにくれませんか?大抵の人は1時間持たないと思いますので。1時間なら何とか耐えます。俺達は世界の為なら何でもやる」
「そうだとも。サクラギルドが天下を取るんだ。そして人類の理想郷を建設するんだ」と言い切る。
そして訓練が始まり、徹底的に筋トレで体を苛め抜く訓練が開始され、兵をしてコパニス卿は普段は優しいが訓練だけは鬼か悪魔だと言う悪い評判が立つ事になる。(出来ればロザリーさんの方がな)
7月5日朝、過酷な訓練でノイローゼ気味になった兵士達に休憩を命じてお茶会を開いていたのだ。
「今日は筋力が低下しない程度の軽めの訓練にしといてやる。全く拳闘の訓練はもっと過酷だぞ?」
「そりゃ戦いが専門の拳闘だから耐えられるんだ。俺達はただの民兵だぞ。少しは考えてくれ・・」
まあそれでも家族は養えるし、鉄器兵の評判はいいし、サクラギルドでは女子の憧れである・・・。
女性隊員はロザリーの近衛部隊500人だから、実質鉄器兵は3500人に膨れ上がっていたがな。
「しかし訓練は良いんだけど、これ嫌だと言えば強要はしないんですよね?」と兵士の1人が聞く。
「やる気のない奴はいても邪魔なだけだ。クビにはしないが出世出来るなんて考えるなよ・・・?」
「コパニス卿。エミリーさんみたいに、俺らに熊と戦えと言うならこの訓練無駄だと思いますよ?」
「流石に民兵に熊と戦う力はないですからね。もしそれが出来たらミダスさん倒して2番隊隊長の座を奪おうと鉄器兵に内紛が怒ります」部下は一応ミダスに言っておくが、1人で100名位は・・。
「コパニス卿。世の中熱意だけではどうにもならない事もあるんです。そりゃ銃や弓使っても良いなら俺達だって熊とは戦えますが、勝てる保証ないし拳で倒せと言うなら俺達には無理ですからね?」
兵士達は酒に酔ってこの数日の過酷な訓練の愚痴を言いあうが、取り合えず今日は寝かせて野外だ。
深夜の野外訓練で筋力落とさないように軽めの訓練をさせて暫く訓練させることにしようと思うが。
「俺は訓練やりますよ。皆が嫌がる仕事を自発的にやってこそ出世につながりますからね。卿・・」
耐えられなければ何時でも辞めて良いのだから、耐えられるうちはゴマをすっておくに限るのだし。
「良く言った。だが休憩時間は休んでいいぞ。やる気のある奴にノイローゼになられたら困るしな」
「何気にこのギルド有給休暇が認められているんですよね。耐えられなくなったら有給で引き籠る」
「俺達やる気なくした時は仕事サボりますよ?有給認められてるんですから仕事したくない時は休んでも良い筈です。違いますか?俺らの立場サクラギルドの施設軍隊ですから100人位サボっても」
「良いけど筋トレだけはしておけよ。辞める気なら兎も角仕事続けるなら筋力低下は困るからな?」
「分かってますよ。俺達軍人ですから体力と大力だけが取り柄ですからね。心配なく」と言うのだ。
そして日本共和国に捕らわれていたサクラギルドのメンバーは、釈放されミユが大金持ちになるし。
新鉄器兵の予定です。




