停学と中東進出交渉
俺5作も似たような設定で経済の話書いていますけど。
経済が良くて国にお金があれば飢えと貧困のない理想郷を造れると信じているんです。
まあ荒唐無稽なんですが俺はマジです。
政治家になったとしたらこんな国にしたいと言う話ですから。
欧州とアメリカ滅ぼす気はないですけどね。
俺を政治家にしたら独裁者として理想郷を造る戦いにお励むと思います。
だから政治はやらない。
6月3日朝、さくらは中東の中小企業の改革に乗り出し、株価を釣り上げる作戦に出たのだ・・・。
取り合えず中小企業に1月で出来る改革案の書類を送り付け、改革を推し進める事にしたのだがな。
中小企業はさくらに貰った金を元手にアフリカの企業の買収に勤しんでいたので書類は見ていない。
「じゃ中東にデパート5万店舗を造らせてほしいの。税金は支払うから。表の世界の税金だけね?」
でも税金って1人1万円だよね?と思いさくら財閥には大した痛手にはならないだろうがどうしよ。
「一応ラシー連合共和国の運営費は500兆円支払っているんだよ。ちゃんとお金儲けしないとね」
「萌香さんに言われてさくら財閥の中東進出をOKした者はジャスミン卿に破門してもうと言う事」
ですから要求に従う訳に行かないんですよとアラブ中小企業連合メーメーはさくら財閥を拒否する。
「萌香?本当なの?」「さくらさんが悪いんですよ?無理押しで中東に進出しようとするから・・」
だが中東との麦茶香木貿易は続いているので、アフリカ企業の株で釣って、圧力をかけようかなぁ?
「根回しがない敵対的買収など失敗するに決まっています。人の勢力圏に手を出さないで欲しいわ」
て言うので取り合えずポロンと交渉してデパート20万店を買収したのだがアジアに100万店位。
「欧州なら五月蠅い事は言いませんよ。うちの企業を中東に進出させてさくら財閥と折半しましょ」
ポロンは萌香と交渉してさくら財閥には手を出させない条件で交渉を始めたが萌香はOKしたのだ。
だが萌香の説得で欧州と交易する事になった店舗は柳財閥の下アジア人の侵入を拒否するのだ・・。
因みに中東には聖地があるので月200万人程度の観光客が巡礼にやって来るが、合言葉をアラビア語で唱えられない信徒は巡礼させてもらえず、検問所で追い返される運命なのであるがそれ故にね。
「私も一応巡礼に言った事はあるんですよ?イスラムの義務ですから。断食とか辛いんですけどね」
因みに46年前が令和元年からの筈ですからこの年6月断食月の筈ではないとか言わないで下さい。
「私空腹でイラついているんですよ。そんな時にアラブに喧嘩売るから怒っているんですよ。皆は」
しかもアラブの習慣で昼は店を営業してないから今は6月3日夕方であるが、空腹であるのだ・・。
「こめんね。でもさ。外国にいる時は守らなくて良いしきたりだよね?」と言うがホントイラつく。
「敬虔なイスラム教徒を舐めるなぁ。ラシー家の当主でラシー連合共和国の大統領なのよ?私はね」
それがイスラムのしきたりを服装だけなら兎も角礼拝や断食月の義務まで怠ったら殺されるよ。私。
「私罷免されちゃったから一般人だからね?上院に議席は持ってる議員だけどひな壇議員のつもり」
「さくらさん。断食月ですから昼間交渉しても誰も耳を貸しませんよ?ポロンさんに任せた方が?」
それで交渉はポロンに任せる事にしたが、何故か学校の制服を着ているさくらであるのでコスプレ?
「お腹すいたぁ。イスラム教の信仰を捨てる訳には行かない。お水頂戴。蒸留水よ?麦茶でも良い」
「水も飲んじゃいけないんじゃなかったっけ?」とさくらは意地悪を言うのだが萌香と杏奈は言う。
「令和前の宗教令で水は飲んでも良いと言う事になったのよ。熱中症でどうなるか分からないから」
そうなんだと思うのだが、私もお腹すいて来たなぁと思い水を飲む事にしたのだが美味しいのだし。
「水美味しい。この国水は美味しいからもう少しだけ耐えられそう。本国じゃ断食月には朝と夜にご馳走食べるから、普通に食事してるだけだと昼食抜きは苦痛なのよ。でも厄介になってる身で・・」
一応イスラム教徒だからご馳走食わせろとは言えないので我慢してたらしいが確かに無理だな・・。
「まあ贅沢がしたいならしても良いけどご馳走は無理だなぁ。野菜と果物だけじゃお腹一杯にはね」
「代替肉とかでも駄目なの?豚肉の成分無しで豚肉としか思えない代替肉は作ろうと思えば作れる」
「ハラル認定を受けるの困難でしょうね。お腹すいてる女の子に食べ物の話するなぁ。信仰が・・」
そして礼拝室に駆け込むと祈りをささげる萌香と杏奈であるが、女の子に礼拝の義務はあるのかな?
「そういう問題ではないんです。私達の信仰の問題です。服装は西洋に合わせますがしきたりまで」
西洋に妥協する必要性を、萌香も杏奈も感じないので、男に交じって礼拝をする萌香知杏奈だ・・。
「礼拝のやり方教えてくれる男性信徒がいなくて困ったんです。一応ラシー家の当主ですから礼拝しない訳に行かないんです。女の子が礼拝しちゃいけないなどと言う決まりがコーランにないと思う」
まああの男女が別れて暮らすのが一般的なイスラムで男に交じって礼拝する訳には行かないだろう。
だが女子が礼拝室でコッソリお祈りを捧げるのは問題ないと思うし、文句言われた事もないのだし。
「まあ礼拝室造ってくれと萌香に要求された時は驚いたけどね。さくら財閥は礼拝室とかないから」
「イスラム社会に進出したいなら礼拝室は必要ですよ。因みにさくらさんの部下にもイスラム教を」
信じる部下がいるのでその男共に交じって礼拝してるのだが流石に本国の集団礼拝に交じるのはな。
イスラム法でどうなのかは知らんが、嫌がる男連中や宗教関係者は多いだろうと思われるのである。
「えっと今夜になった。日が落ちたし夕食食べても平気だよ。今日は肉料理にしよう。因みに豚肉の代替肉試験的に食べさせてみようと許可が下りたんだけど、食べてみる?」とさくらは持ちかける。
「私達を誘惑するな。堕落させようとしても私達は食べないぞ。豚肉食べたら名X殺人で殺される」
「代替肉だから豚肉を食べて良いという話じゃないのよ?宗教の話ですよ。戒律を破る訳には・・」
萌香と杏奈はもう少し話の分かる娘かと思ったが、信心深いイスラム教徒だったのだなと思うのだ。
「悪かったって。羊肉のハラルフードにするから」「包丁は別の包丁なんでしょうね?」聞く萌香。
「勿論よ。でもイスラム教徒向きの食材は高いから日本食になれてくれないと困るよ?」と言うが。
「外交上どうしても豚肉を食べなければ世界が滅ぶとかでなければ豚肉食べる気はありませんから」
「代替肉の豚肉食べて美味しいとか評判になったら信仰心がタダの偏食扱いにされてしまいますよ」
肉食反対派とかも代替肉とかなら肉を食っても良いと言ってるみたいだしタダの偏食家に見えるが。
「兎に角料理食べたい。信仰心が高まってる断食月に豚肉の代替肉売ったって誰も食べないと思う」
良くハラルフードで実験的に食べさせるところまでこぎつけたよなぁと思うが国内だけにした方が。
「さくらさん。絶対にアジアや中東で売るのは止めた方が良いです。文字通り全面戦争になります」
羊の皮を噛みたくないという理由でイギリスに反乱したインド人傭兵とかも昔いた位だしなぁ・・。
「日本だけにしておいた方が賢明ですよ?中東と血を血で洗う抗争に巻き込まれる気がなければ?」
「そんなに嫌なの?まあ私も偏食はあるからなぁ。分かった。販売は中止する」と言うのだが・・。
「じゃあハラル認定の料理だけど豚肉の代替肉は生産を中止して羊肉の代替肉造ろうかなぁ・・・」
兎に角食事になり、腹一杯ご飯を食べた萌香と杏奈はラシー家の部下に欧州と交易するよう命じる。
「良いんですか?ポロンはさくら財閥と裏でつながっていますよ?何時乗っ取られるか分からない」
柳は反対するが、取り合えず欧州の雑貨がないと困るので交易は再開する事にしたのだが困るなぁ。
穀物を欧州に売る代わりに雑貨を売る店をオープンすると言うのが交易の内容であるが5万店舗だ。
「柳家だって800年の歴史はあるし、300万人の部族だよ。ラシー一族の勢いに押されて5位だったけど、ラシー家さえいなければ私がラシー連合共和国の大統領でも不思議はないんです・・・」
だが萌香に逆らう気はないし、アラブの料理さえ守れればさくら財閥を敵に回す気もないのだ・・。
「水は1バレル3万円もするんだよね。冥王星から水が輸入されて2万円位に下がったけど・・・」
ラシー家は3億人位の部族がいるが柳一族の傘下の部族は1億人なので、水を売って大儲けである。
砂漠の国では水は貴重だが、最近は気候が穏やかで耕地が増えた事から水の需要があるのだ・・・。
アラブの甘塩で大儲けもしているが、最近海の水が減少して陸地が増えているので魚の間引きだし。
「最近肉の値段が高騰してるから大儲けなんだよねぇ」全面的に禁止すると反社会勢力と結びついた密輸団が海や陸を荒らすから多少は黙認してくれるので請け負った柳一族はぼろ儲けなのであるが。
そして最近さくら財閥が手放した企業を買い占め、1億人を束ねる料理企業にのし上がったのだが。
「陸地には木を植えて海の水を減らすけど、マングローブとかなら塩水でも育つかもしれないから」
さくら財閥の侵攻を抑え、独立を保ちつつラシー連合共和国の2代目大統領を目指すのだと誓うし。
「柳さん。我々は水と肉を手に入れてる限り大儲けをし続ける事が出来るぬるま湯企業ですからね」
「まあ努力しなくても肉の売買と水の権益と料理の日銭で大儲け出来るからね。下院議員だし・・」
世界の支配者の1員として商売上の便宜も図ってもらえるし給料も他企業の3倍だから人が集まる。
「多分アラブから大統領を出し続けるのは問題だから2代目はポロンかさくらになると思うんだよ」
あのさくらが大統領になったら気紛れでアラブに経済戦争を仕掛けてくるだろうし問題なのだがね?
「あの人は経済戦争で株価を釣り上げてみんな幸せになれると信じてるんだろうけど空気読めない」
さくら財閥の支配する世の中に不安を持つアラブ人が料理大戦争で増えただろうと思われるのだが。
「特に私はいきなり敵対的買収で倒産寸前に追いやられたから警戒してるんだよね」と思うのだし。
そしてさくら財閥と柳一族との商取引は柳一族に有利に運んだが、さくらの気紛れが怖いのである。
柳一族VSさくら財閥の予定です。




