ランドセルとアランの野望
世界は滅びぬ。俺が生きている限りは。滅ぼしてたまるかぁ。
人類は諦めぬ。
唐突にさくら財閥からランドセルが寄付されたが、寄付行為には当たらないと裁判所は判断したし。
これが寄付だと議員がやってる募金活動は全て寄付行為か買収に当たる事になり政府は倒れるだろ?
子供に選挙権はないしルーティアの選挙権は女体化した事によって宙に浮いた状態だし問題ないが。
「でも今回だけですよ?さくら財閥はさくらさんのワンマン経営なんですから寄付行為は不味いし」
政治家が寄付をしたら違反行為になるならあの議員が偉そうに胸に付けている何たら羽根募金のいろのついた羽はなんだ?あれは寄付行為や買収に当たらないのかと思うのだが政治家の中では違うし。
「なら国庫から出しますか?それでも良いですけど。孤児は国で助けるのが当たり前ですから・・」
萌香が閣僚に命令を出し、早急に養護施設に寄付金を送るようにミダスにお願いしたがお金がない。
取り合えず木星から送られてくる人造ダイヤモンドを売る事で資金を作ったがイスラムだと、寄付は義務だから大統領でも義務を果たさない訳に行かないんだよねぇと思う萌香と杏奈であるのだしな。
「一応決議しましょう」政治家の寄付は有効なのか罪なのか?政治家は天下万民を救うのが仕事だ。
飢えた子供が側にいて食べ物を持ってるのにそれを与えたら政治家は罪に問われるのかと言う問題。
「一応公式見解は出しておかないといけないけどラシー連合共和国の上院下院は大富豪や大企業の令嬢や子息で経営してる高校生とかも多いので寄付をしない方が人格を疑われるのではないだろうか?
「流石に名家による独裁制政権であるこの国で政治家の寄付行為をとがめるのはもう意味なくない」
「そうだよ。商人が民衆虐めて収入を減らすような事する筈ないよ。それに決定権は民衆議会だし」
取り合えず名家の圧倒的な支持を受けて大統領になったラシー家の当主をどう抑えるかが問題だな。
どうせ権力者は直ぐに強権的になるから、穏やかに抑える為に名家を味方に付けて政党を作ろうよ。
「良いけど萌香さんは独裁者にはならないぜ。さくら財閥を弱める事を考えないとな。税金だな?」
そして野心を持つ営業部長アランを味方に付けてさくら財閥からさくらを追い落とす計画が進行中。
「え~い。もう10京売っちゃえ~」さくらは最近持ってる株を売りに出すのだが社員も1億減る。
そして26京円を手に入れたさくらは銀行に預金して利子で食おうとするが、利子7800兆円だ。
「もう少し様子見ないか?さくら財閥も少数精鋭化で5千兆円の利益が出せると思ってるんだよな」
「そうだな。さくら財閥が売りに出した企業を買い取ればさくら財閥に対抗できる資本が手に入る」
「追い落とすのはその後でも遅くはない」「さくら財閥を抑え込めれば倒す必要もなくなるからな」
だがラシー連合共和国の軍隊と赤ブルマを握ってるさくら財閥とチャールズグループに勝てるかな?
「ラシー連合共和国は俺達をひな壇議員にして民主主義の建前を守るつもりなんだろうがそうはいくかと言う事だ。民主主義の戦いによって既得権益を弱めて民衆の世を取り戻すんだ。その為にはな」
我々が名家になって既得権益を弱めラシー家を倒して新たなブルジョアの世の中を作るんだ・・・。
一応スローガン的にはそうでも実現させる事は無理だと思うし銀行からお金借りて株買わないとな。
「我々は一応議員300人の民衆議員だから300億の政党助成金が出る。だが党員がいないのだ」
5月21日朝、それで自由愛国党の党首サーティンがさくら財閥に金を借りに来たのだがな・・・。
「て訳で万民の敵さくら財閥の勢力を弱める為我々にお金を貸していただきたいのですが・・・?」
ギャグで言ってるのか本気なのか一瞬迷ったが自由愛国党の党首がわざわざ面会に来ないだろうな。
「あんたねぇ?私を倒す軍資金を私に出せって言うの?マジなのは分かるけど私がだすと思うの?」
「賭けですな。もしかしたら面白がって金くれるかもと思ってやって来ました。それに倒す気はありませんよ?我々は萌香様やさくらさんに独裁者なって欲しくないだけでして。交渉の余地はあると」
「話聞こうじゃん」「我々は名家の力を弱めて民衆議会の発言権を強めたい。独裁防止の為に・・」
「それで?私に金を出させて何がしたいの?私が売りに出した株や業者は、名家の手に渡ったよ?」
「え?」驚くところを見るともっと小口で株を売りさばいていたと思ってたらしいが20京円だぞ。
「ルーティアちゃんがいたプロレスジムは毒餌株式が買ったらしいね。多分株価上がるよ・・・?」
「・・・」こうなってはさくらに金を借りる意味はないからこのまま引き上げようかとも思ったが。
「さくらさん。我々は世界を救いたいんです。貴女から見ればタダのひな壇議員なんでしょうが私だって若い頃は日本と世界を救いたいと思っていた。ひな壇とはいえラシー連合共和国の議員になれて嬉しいのだが、志を果たして俺が宇宙に行き黄金を手に入れる。そしてそれを元手に老人ホームを」
「それ私に言う?宝島でも探検に行きたいの?そもそも私がお金出せば老人ホームつくれるよね?」
「さくら財閥の力を弱めたいのも事実です。その為には下院に我らの議員を送り込まないと・・・」
名家と認められて名家の列に入り切り崩したい為に軍資金が欲しいのかと納得したのだがでもねぇ。
「私も政治家だからさ。幾ら何でも他の政党に最高顧問がお金貸したら不味いでしょう?」と言う。
「そういうお願いは政府に陳情してくれない?私は既得権益を守る立場だからさぁ」と言うのだが。
「でしょうね」自由愛国党の党首は去って行くがこの日を境に党勢を強めて3千人の議員を集める。
「ああ疲れた。何で朝から陳情されないといけないのよ。老人ホーム作ってくれない?」部下に言うが陳情をいちいち聞いていたら学業にも差支えがあるし、大体何でそれを私に言うのよ」と思うな。
「私に言われても困りますね。ところで持ち株は30兆円まで売って資産40京円になりましたが普通にダイエットした事によって株価が上がって来てるんですよね。名家の株も含めてですけどねぇ」
困ったなぁと思うさくらであったがこれ以上お金は欲しくないよと思い10京円をラシー連合共和国に寄付すると名家は改めてさくら財閥の力に恐れ入ったがラシー家は中東の支配を強め、醤油ラーメンや食べ物屋の営業で日銭を背国蓄えているが、ラーメン600円位なので1万杯売ったら600万円の日銭であるので1月もあればそこそこ売れてるラーメン屋なら1万杯のノルマは妥当だろうな。
月600万円の収入で経費幾らかかるか知らんが税金含めて数十万円は残るだろうから生活出来る。
「この暑い国でラーメンなど売れるかぁ」などと雇った従業員が激怒するが勿論夜に売るのだ・・。
だが飲食業界ってそこそこ繁盛すれば裕福に暮らせるんじゃないだろうかと言う気はして来たのだ。
「暑いよ。太陽光発電で欧州に電気売れば大儲けなどと言った奴は誰だ?確かに儲かるけど・・・」
この太陽光ビジネスに参入しなかった欧州はアベルナ軍から電気を買う事になり名家ラシー家は月3兆円も儲ける事になるが、さくら財閥が株の半分を手放したせいで技術革新が起こってるのである。
「取り合えずシャーベットで儲けよう。アッラーの加護は敬虔な信徒に与えられる」服装のしきたりについては異国では守っていない人もいるので萌香はあまり気にしていないが公式の席では正装だ。
そしてラシー家のシャーベット屋は大儲けで1杯1万円とぼった食った割に10億円も儲けたのだ。
ラシー家の領地にシャーベット屋を1万軒造って見たけど何処も10億円の売り上げ日銭10兆円。
「ラシー家の人気ぶりは流石ねぇ。萌香。日本のたこ焼き屋で儲けて見せるよ。小麦は余ってるからたこ焼きにして薄利多売で大儲け。ミダスのパン屋は日銭35兆円も稼ぐことで有名だよ・・・?」
「楽しみですねぇ。アラブの民はタコは食べないからたこ焼きの具は買えた方が無難だと思うけど」
昔見たたこ焼きを確かモロッコで売る企画でイスラム教徒に物凄くタコ焼きが気味悪がられていた。
食べた人は美味しいと言ってたけどたこ焼きは売るのに苦労しそうな食べ物であるのだし止めとくべきだと萌香は言ったが、杏奈は美味しそうに食べているのでネットに上げて宣伝すると仮店舗1万店で10億箱以上売れ、日銭1兆円を独走したので瞬く間に小麦の在庫が減って行くのだし真似をして偽物を売る業者も出て来たが、消費税30%にもめげずに6月1日朝、さくら財閥は買収をしたが。
「あのう。ラシー家と取引のある柳財閥の株の49%を獲得するの困るんですが。私の顧問でしょ」
「ふふふっ。萌香は最も信頼していた手下に手酷い裏切りにあったのでした。めでたしめでたし?」
「ふざけてるの?兎に角柳ちゃんの財閥から撤退して下さい。さくらさんの気紛れに付き合う暇は」
ふざけてはいないんだけどアラブの料理界に斬り込む為にアラブ料理のオーナー柳ちゃんは・・・。
「アラブ料理の店造りたいなら私が教えます。一応免許皆伝です。でも柳ちゃんを巻き込まないで」
「買収するのに8兆円もかかったのよ。増資しまくって抵抗したから。売る時は10兆いないでは」
「柳ちゃん私の妹分なんですよ。ラシード養父が養子にしてラシー家の跡取りにしようとした事が」
才能ある娘なんだと思ったが柳って下院議員の柳グループですかと思うさくらであったのだ・・・。
「分かった株は手放すからさくらお姉ちゃんは悪い娘じゃないよと言っておいて。それが条件よ?」
そして即刻無条件で株は柳に譲渡されさくら財閥は大損したが月収は8200兆円と大盤振る舞い。
「ダイエットで採算の悪い事業が淘汰されて安い経費で運営出来るのが増収の秘訣ですけどねぇ?」
敵意を持つ柳に悪びれずに株のイロハを叩きこむさくらは中東の料理界を牛耳る野望に燃えていた。
料理 中東大戦争のの予定です。




