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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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軍縮の嵐(鉄器軍以外は)

本人同意の奴隷オークションはタダの人材発掘のイベントたと思います。

世界の軍隊はさくら財閥とラシー委員会の圧力によりインドとロシアも解体して世界に軍隊は鉄器軍と宇宙軍の身になり、ついでにラシー委員会が世界を統治する事になり政府は単一になったのだが。

治安維持部隊として世界の治安を守る事になった警察部隊赤ブルマはブルマの着用が義務付けられているのでイスラム教徒はまず参加出来ないと不満があったので私服隊が結成される事になる・・・。

因みにこのブルマ着用義務は男も同様で、男の隊員はごく僅かしかいないのでセクハラではないし。

5月5日朝、中間テストが終わり、いよいよ白川学園の振り替え休日のゴールデンウイーク10日間の休みが与えられ、警察の職務質問で詩紋先生が対応にてんてこ舞いしてるが休日にテストする奴が悪いと思うので、誰も同情しなかったが萌香と杏奈だけは可哀想にと言ってくれ詩紋先生が喜んだ。

それ故補導されるのが嫌でお嬢様方は家に引きこもってると思いきやラシー委員会を招集してさくらの家で世界の軍縮と統治について議論を続けているので、政治好きのお嬢様達は満足しているのだ。

「だから何で世界は軍を放棄したのにアベルナ軍は残ってるのよ?治安維持は赤ブルマの仕事よね」

「だから赤ブルマはイスラム社会に嫌われていて慰安維持出来ないんですよ。私服隊も同様ですよ」

鉄器兵は陸海空で戦える精鋭がそろって2200万人もいるのに親衛隊は3万人程度で何が出来る?

「あんなセクハラはブルマ姿で街中歩いたら宗教警察にしょっ引かれて鞭打ちですよ?良いですか」

萌香と杏奈は説得しようとするがラシー委員会のメンバーは納得しないし軍の解体を求めるのだが。

「ラシー家のお嬢様の護衛が3万人もいるんですか?それなら指揮権を鉄器軍に引き渡して下さい」

それなら治安維持部隊としてアベルナ軍の存在を認めようとラシー委員会は賛成多数で決議したが。

「分かりました。軍の指揮権は鉄器軍の人に譲渡します。だとすると私の立場どうなるんですか?」

杏奈が聞くが、軍司令官の杏奈が軍を放棄したらただの無職の名家のお嬢さんなのであるが・・・。

「鉄器軍に再就職したらどうですか?それで親衛隊の将軍に任命して貰えばどうでしょうかねぇ?」

ラシー委員会の軍縮会議は反社会勢力の武装放棄やテロリストとの和解なども議題に上るのだ・・。

「でも女の子舐めてかかってるテロリストが多いから、未成年の女の子が議員の半数を占めるラシー委員会なんて子供議会の決議としか思われなくて対等の交渉相手として見られないかも知れないよ」

16歳じゃ選挙権もないからあくまでラシー委員会の決議で法的根拠があるのかは不明だし・・・。

「返事来ました。テロ組織悪人の会は合同でさくら財閥との和平に応じるらしいです。ただ問題が」

「世界一の人権派弁護士に弁護させると言っておきなさい。私の立場では弁護できないけどね・・」

「それは服役は覚悟しています。問題なのはラシー委員会が本当に交渉内容を守る気があるかと言う事です。と言うか守れるんですか?議員の半数が女の子で残りも未成年の名家が殆どの委員会が?」

「ラシー委員会の議長は私です。アベルナ軍はラシー家、欧州はチャールズグループに任せるけど」

「ラシー委員会の決定をさくら財閥とラシー家とチャールズグループが順守する解釈で良いです?」

「問題ないよ。ただ死刑が終身刑になる程度で、無罪放免は無理だと思うけど模範囚なら恩赦が?」

「司法取引使えませんか?我々とて死刑になりそうな犯罪に手を染めたのは僅かですよ。多くの物は地道に詐欺を働いたりヤクを売りさばいたりして平和に暮らしていたんですから。密輸業ですね?」

密輸?何の話だろうと思ったのだがもしかしてヤクって動物のヤクの方なのだろうかと一瞬思った。

「麻薬の密輸って重罪だよ?」「はっ?俺達だって渡世人ですぜ。カタギに迷惑かけるような事はしません。動物のヤクですよ。好事家に高値で売れるんです。麻薬より儲かりますよ」と言うのだが。

「ユキヒョウって1頭1千万円位で密輸出来るんです。それだけ闇の金があれば多くの絶滅危惧種が救えますよ。俺達環境保護もやってます。地道に働いた金を環境保護に注ぎ込むエコな悪人ですよ」

この極悪人共と思ったが、こいつらなりに地球の未来を憂いているんだろうなとは思いはするのだ。

「まあ地道な活動が実り絶滅危惧種もいなくなりましたし、老後は刑務所でのんびり過ごそうかと」

「全く。環境保護がそんな安値で出来るなら何でさくら財閥に訴え出ないのよ?お金余ってるよ?」

それにエミリー財閥の時代から植林が大好きな財閥として有名だったからそんな話なら聞くと思う。

「そんな事したら俺ら捕まっちゃうじゃないですか。俺らが捕まったら誰が世界を守るんですか?」

ラシー家と世界の名家が守るから安心して刑務所で服役すると良いと思ったが弁護士探さないとな。

「分かったから。さくら財閥の顧問弁護士に弁護させるから安心して降伏するように言いなさいね」

「約束破ったら泣くからな。今更命乞いはしないが、やっぱ処刑されるのは怖いからな。自信ない」

いや密輸業者だとすると何でテロリストと呼ばれているのかと聞いてみると答えが返って来たのだ。

「世界を救う軍資金集めに村を襲ったグループがいたんですよ。ラシー家が騙されて金出して大問題になり当主が暗殺される事態に陥りましたが、あの事件でテロリストの汚名を着せられて・・・・」

本人的には環境保護団体に寄付したつもりで恐らく殺された先代は真相を知らないのだろうと思う。

「貴方達のせいでお父さんは殺されたんですか?さくらさん。私はこの人達弁護したくありません」

「そうとも。決議に反対はしないが採決は拒否する。勝手にこいつらを無罪にするか有罪にするか決めるが良い。ラシー家を敵に回した者を弁護したら俺達の部族が滅ぼされてしまうからな。悪いな」

「私達も萌香ちゃんのお父さん暗殺した人達弁護したくないなぁ。でも一応降伏は認めるよ・・・」

私情で政治を行ってはいけないし、降伏を認めて弁護しなければテロ活動を再開すると思うのだし。

「じゃあ賛成200人棄権80人で降伏を認めて弁護士を付ける事にします。死刑だけは回避する」

アベルナ軍が何て言うか分からんが、一応テロリストは根こそぎ捕らえられて尋問され保釈出来るものは保釈したが、1部の首領が即決裁判で判決を出され終身刑になり冥王星送りになったのだ・・。

「であんたらどうせ行く所もないんでしょ?環境保護の実績を生かして日本で猛獣の間引き行って」

「良いですけど萌香さんが鬼でも見るような目で俺達を見るんだよなぁ。やったの俺達じゃないよ」

5月6日朝、朝食のパンにコーンスープにジャガイモを食べながら軍縮会議が続くのだが困ってる。

取り合えず元軍人には恩給を与える事にしたが恩給って家族の生活費に消えるし本人には入らない。

貧しい生活を送るしかないが助けを求めても「軍人恩給で楽に暮らしてるから助ける必要はない」と思われてるんだが、まあアベルナ軍と欧州軍の場合はそれでも良いんだが、昭和の軍人は悲惨だぞ?

軍人恩給で遊び暮らしてるように言われるのは、作者も無職だが軍人としては心外な話であるのだ。

「再就職はさせた方が良いですよ?私警備会社の社長なんですけど10万人位でよければうちで面倒見ましょうか?傷病兵を助ける為に月500億円位なら寄付しても良いですよ?でもさくらさん?」

結局さくら財閥がその気になれば3千兆円位現ナマで払える立場だからあまり意味ないんだけどね。

「私も500億円出すよ。私がお金の力で傷病兵を救済するのは良くない。義手と義足を開発して」

再就職させるか病院で一生過ごすか分からないが、再生医療だって50年前とはけた違いだぞ・・。

女体化さえすればちぎれた手足も元通りな世界であるし、再生医療である程度なら再生出来るのだ。

「そんな便利な時代ならさくらさんが全額出して傷病兵を救ったらいいんじゃないでしょうかね?」

「私に独裁者になれと言うの?私の気分次第で世の中が動く世界に住みたいの?」とさくらは言う。

それでも傷病兵80万人で困窮率が高くて再生医療を受けられなかった80万人を治療する事にし。

「信じられない。一生後遺症に苦しみそうだがそれでも再生医療には感謝しないとな。じゃあな?」

「俺は恩給でのんびり無職生活を送る事にするよ。国の為に戦って全てを失ったんだ。無職でもな」

そして5月6日昼、昼食を食べながら警備会社の社長、エルコンダル嬢は溜め息交じりに呟くのだ。

「あの人達に再就職しろと言う気はありません。のんびりと余生を送ってくれればいいとしましょ」

問題なのは現役の元兵士で働ければ働ける血気盛んな若者たちなのだが再就職しないと困るのだし。

「我々のせいで失業したのですから名家全員で守らなければいけないと思いますがどうでしょうか」

軍人がテロリスト化したりヤンキー化して治安を乱す事があってはラシー委員会の評判が堕ちるし。

「取り合えず元軍人の求人広告出して集めて我々が査定して雇うか決めるのはどうでしょうかね?」

そして失業軍人50万人が集められ、本人の希望も聞いて奴隷オ-クションにかけられたのである。

「給料82万出す」「私は83万」「え~い。85万だ」「90万円」「90万円で落札です~!」

「商品Aライアル傭兵団5千人は給料90万円で落札されました。ライアル傭兵団に異存はない?」

「俺達は傭兵だ。雇ってくれるなら皿洗いでもトイレ掃除でもやる。よろしく頼む」と言うのだが。

こんな感じで失業軍人の奴隷オークションはその日のうちに終わり、5月7日朝雇い主に使われる。

「さくら財閥は何故奴隷オークションに参加なさらなったのですか?需要がないから?」と聞くが。

「私がクビにした軍人を再雇用したらタダの派遣切りじゃないの?出来る訳ないでしょう・・・・」

エルコンダル嬢は雇った5万人の精鋭をどう使って金儲けしようかと思案して楽しい夢を見たのだ。

軍縮会議の予定です。

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