表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
137/220

5部 部活とフェンリルの孤独な戦い

フェンリルはあまり出てきません。

ノリで学園物風に書いてみました。

アニメやラノベのノリで少女の国家元首が出てきたら普通に学業に励んでいるでしょう。

未成年が国家元首になったからって学校辞めさせるわけにはいかない。

4月7日昼、取り合えず野望を隠して友達になったポロンとたわいもないおしゃべりをしていたが。

「あんた話が分かる。そうだよ。部活は新体操部にしよう。お抱えの服飾職人いるから専用のレオタード作らせるよ。それともあんたの部下にやらせる?1着10億円位するレオタード作ろうよね?」

「練習の時間あるかな?先輩達に虐められないかなぁ」などと言うさくらとさやかだがこの2人は。

「何馬鹿な事言ってるの?人類の支配者虐める阿呆がどこにいるのよ?怖くて出来る訳ないよ・・」

さくらとさやか虐めたら世界中で生きる事が出来なくなり木星に逃亡するしかなくなるぞと思うが。

「兎に角部室に行ってみようよ。体育館の側の特別室だから直ぐに分かるよ」と言うので行くと部員の勧誘を目的とした同学年の女の子が必死に勧誘しているがさくらを見ると恐怖に怯える目をした。

まあ逆らう企業は名家でも容赦なく叩き潰すからこの娘の家の名家だと心底怖がられているらしい。

「何のようでしょうか?私が何かお気に障るような事をしましたでしょうか?ごめんなさい・・・」

「いや部活に入部したいんだけど。私はあんたの家に迷惑かけた覚えはないよ。怖がらなくても?」

「ごめんなさいって入部希望なんですか?わっ私達に何の恨みがあるんですか?助けてくださいい」

受付の女の子が泣きながら特別室に駆け込んで10分。同学年の女の子が1人出て来たがこの2人。

「あの。萌香を怖がらせないでください。私は杏奈。新体操同好会の部員です。一応この子が部長」

「私はさくら。この子が妹のさやかでこっちがポロン」と言うと杏奈の顔も恐怖に怯えたが逃げぬ。

「私はアベルナ軍の3代目元帥萌香です。ひい、こっち見ないでください」怯える萌香は可愛いな。

「アベルナ軍の元帥?ジャスミンは引退したの?」こんな弱虫の元帥の為に死にたくはないと思う。

「ジャスミンさんは後見人になり、名家筆頭のラシー家の一人娘の萌香が元帥に選ばれたんですよ」

「ひい。杏奈お願いです。入部断ってください。私さくらさんと仲良く出来る自信ないです・・・」

「萌香。私アベルナ軍の軍司令官に過ぎないんですよ。入部を拒否出来る訳ないでしょうが・・・」

「ヤダぁ。死にたくないです~」心底嫌われてるけどアベルナ軍の元帥では付き合わない訳にはな。

「あのあんたがアベルナ軍の元帥なら私とは外交ルートで付き合うんだよ?入部拒否しても一緒だ」

「そんなぁ。アッラーの神よ。敬虔たる信徒の私をこの悪魔からお救い下さい」などと言いだした。

「馬鹿。それを本人の前で言ったら喧嘩売ってるのと一緒ですよ。謝りなさい」と言い出すが・・。

「あんたら嫌われてるねぇ。新体操部に入部するのは諦めた方が良いんじゃないの?流石に・・・」

そうポロンは言うがこの人元帥にしたのって誰だよ?その辺を詳しく知りたいから尋問しようかな。

「一つ聞いて良いかなぁ?あんたみたいな弱虫を、アベルナ軍の元帥にした人って誰なのかなぁ?」

「ひい。名家100人委員会の総意です。私以上の名家はアラブにはいませんから。部族民だけで300万人で、親衛隊の3万人は部族のお友達ですし」などと言うが杏奈とのつながりはどうなんだ?

「杏奈とは、2番目に有力な部族の1人娘で親友なんです。私の親衛隊長で国軍総司令官ですから」

ではこの2人を怒らせたらアベルナ軍と全面戦争になるのかと思ったがどうやってなだめようかな?

「怯えるの止めてくれない?私を怒らせたらアベルナ軍ごと滅ぼせるんだよ?ちゃんと話をしよう」

「ひい。分かりました。お友達に危害を加えないでください」と言うがどうやって説得しようかな。

「杏奈に酷い事しないでください。ちゃんとアッラーに誓って暴力は振るわないと約束して下さい」

最初から暴力は振るっていないつもりだがこの娘の中じゃパワハラ女なんだろうな?私達は・・・。

「分かった。アッラーと八百万の神に誓ってアベルナ軍の誰にも危害は加えない」と言うと安心したようで少し落ち着いて話をするようになったが、出来るだけ穏やかに話を聞いてみる事にしたのだ。

「それで私の父親が私が1歳の時に暗殺され、私は杏奈の家で育てられたんですよ。私の部族の後見人になってるのが養父のラシードで私も今はラシー一族と言う事になってますけど杏奈の家は分家」

「萌香の家が本家でどちらもラシーです。アラブは基本的に男系優位ですから萌香がラシー家を再興する事は無いと思いますけど、ラシード父様には長男がいて兄のラディンです。政略結婚すれば?」

家は再興できるけど正式に養女になってるし政略結婚はもう無理だろうなと思われるのだが・・・。

「それで萌香の家はアラブでは長年西洋からの独立運動を資金面で助けている英雄で、ラシー家の活躍はアラブの学校では必ず学びます。女子教育を禁止してる国でもラシー家の活躍だけは教えます」

「ですからアベルナ軍の元帥に祭り上げるのに最適の人間とみなされたんですよね。迷惑ですけど」

その時電話が鳴りフェンリルが植林計画資金をチャールズグループから徴収する許可を求めて来た。

「誰ですか?」萌香が怯えるが、「私の部下よ。ポロン。環境保護の軍資金出して欲しいって・・」と聞くとポロンは電話を借り許可を出す事を約束して関係各所に連絡したのだが萌香は怯えるのだ。

「大丈夫ですよ。萌香。さくらさんは思っていたより怖い人ではないです。仲良く出来そうですよ」

杏奈は説明を終えると新体操のリボンを持ってきてさくらに渡してレオタードも渡したのであるが。

「えっと入部を認めます。あの絶対に考えてるんでしょうけど部下に10億円位のレオタード作らせるのは止めてくださいね。私達が先生に怒られちゃいますから。杏奈もやったんですよねぇ・・・」

仲の良い姉妹同然に育った萌香と杏奈はこの1件で大喧嘩してそれが原因で主従関係になったのだ。

「私温厚な人間のつもりですけどさくらさんが10億円のレオタード作ったら敵に回しますからね」

そんなに嫌なのかと思うさくらとさやかだが、それなら10万円位のレオタード買う事にしようよ。

「分かったから。10万円位にしておくから。一応見栄があるから粗末なレオタードは着れないし」

粗末な服を着て服にも困ってると思われたら株価が暴落してさくら財閥は大損であるから妥協無理。

「でもポロンは欧州の支配者で萌香がアベルナ軍の指導者で私がアジアの支配者。私達がつるめば常時首脳会談を強要される事になりそうだけど、萌香はさくら財閥に何かお願いはないの?金以外のお願いなら何でも言ってくれると有り難い。私は逆らう者は叩き潰すけど困ってるなら何とかするよ」

「アベルナ軍は食料が豊富ですから買い取ってくれると有り難いです。特に肉が売れなくなって?」

さくら財団の肉食禁止命令で、地球産の肉が売れなくなり過剰在庫を抱え込んでいるらしいのだが。

「分かったから。でも安いよ?それでも良いなら買うけど1頭当たり2千万円でどう?」提示する。

「本気ですか?流石に月収2300兆円の世界の支配者違う。萌香、電話貸して下さい」と頼むし。

「えっと宰相のアルさん。例の不良在庫はさくら財閥が買い取ってくれるらしいです」と通告する。

「何ですと?さくら財閥の幹部と接触したのですか?」と驚くアルだが、さくらに電話代わる事に。

「もしもし。さくらです。不良在庫はまとめて買い上げます。以後の生産は抑えて下さいね・・・」

「勿論ですよ。不良在庫を処分して金を得たら畜産農家に年金を支給しますよ。小規模なら生産しても良いんですよね?でも何でうちの可愛い元帥がさくらさんとお知り合いになったんですか・・?」

「偶然ですよ。因みにポロンとも知り合いです。我々3人で世界を本当に支配出来そうですよね?」

「さくらさんが萌香様と杏奈様の後ろ盾になってくれるとは有り難い。あの我らが萌香様のあの弱虫ぶりを矯正してくれると有り難いです。アラブの民はいかにも指導者らしい勇猛な人材を好むんで」

「大丈夫よ。ラシー家の活躍ぶりは知らないけど名家100人委員会が推薦した王様なんでしょ?」

「国民の9割も国民投票で賛成しました。ラシー家はアラブの民にとって伝説的な名家なんですよ」

でも2人とも一人娘で萌香には男の兄も弟もいないから没落する事は決まっているのだが惜しいし。

「あの娘は臆病だけど才能はある娘だと思うよ?彼女なりに必死にラシー家を守ろうとすると思う」

「勿論ですよ。あの娘新体操の個人で世界大会の銀メダリストだし学業もアラブの名門大学で首席で卒業してるんですよ。才能はあるんですよ。因みに私は名家3位のゴトー家の家長ですがねぇ・・」

それでアルにはアベルナ軍の精鋭を率いて欧州に植林と環境保護に行くように2兆円で依頼したが。

「お金貰っちゃいましたからねぇ。早速環境保護団体を欧州に派遣します。では萌香様と杏奈様の護衛をお願いします。もし死なせたら全面戦争ですよ。ラシー家の2家とゴトー家が加われば最強だ」

「エミリーセキュリティが責任をもって守るよ。国賓を死なせたら日本連邦の恥だからね・・・?」

それで電話を切ると萌香と杏奈に歓迎の宴に参加するように通告したのだが怯える2人であるのだ。

「国賓が日本連邦に留学に来てるのに宴も開かなかったら日本とさくら財閥の恥になるのよ。名家のお嬢さんなら式典も変だけど萌香とポロンは現役の国家元首で杏奈は国軍総司令官なんだよ・・?」

「宴は。私達未成年ですしイスラム教徒ですから酒の出る宴会は断る事にしてるんですよね・・・」

スカーフは巻いていないし、結構露出もある服装だけどこんな格好アラブでしたら名X殺人もんで。

式典だと盛装をまとわないといけないから嫌なんだよねぇと思う萌香と杏奈であったが仕方がない。

「私も未成年だから酒は出さない。酔った客が萌香かポロンのお尻触った日には外交問題になるの」

まあそれでも歓迎の宴はやらないといけないので、トーロンに命令して宴の準備を整えさせたのだ。

宴と植林大作戦の予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ