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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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白川財団と養護施設の競い合い

ホント日本のみなしごで希望通りの職に付こうとしたらとんでもなく苦労します。

今時高校出て就職しろでは普通のな職に付けませんから。

中卒で専門学校に入って職人とか目指すなら希望通りに就職出来るかも。


2月16日朝、世界悪レスラー決定戦で女の子として男共を倒して優勝して話題になったのである。

賞金の税金分主催者持ち10億と寄付金3億円は銀行預金されて取り合えず4号店の軍資金となる。

倒産寸前の孤児院を5千万円の借金で買い上げたルーティアは4号店を白川財団に任せたのだ・・。

「じゃあ君達。クワガタ狩りに行くよ。学校には通わないと困るから近場の山に狩りに行くからね」

エルザを先頭に200人に増えたみなしご達がクワガタ狩りをして立身出世の足掛かりにするべく、近くの山に狩りに行くが、クワガタは小さいクワガタのみが見つかり、こんなの500円位でしか。

「目標は1日5千円だよ。最初から年収1億は無理だよ。まずは5千円からスタートしてお金をね」

「それと30名は魚釣りだよ。ルーティアさんに話を付けて食材として買い取る約束をしたからね」

それを見た子供達は魚釣りの方が儲かるんじゃないかと思ったが作業分担は必要であるのだ・・・。

高校生位のみなしごも何人かいるので狩猟許可を貰い運が良ければ猪を退治して一攫千金であるが。

「高校生グループは野兎でも捕って下さい。兎は四つ足ではありません」などと訳の分からん事を。

「でも兎の肉って売れないからなぁ。動物愛護団体が五月蠅いんだよ。まあクワガタより金になる」

「最近ルーティアのおばちゃんが女子レスラーとして無敵の強さを誇ってるらしいが覚悟の差か?」

「あの軽量級のルーティアおばちゃんが男共とまともに戦って勝てるとは思えないんだがなぁ・・」

「クワガタ1匹見つけた。これで13匹目。お前ら孤児が大学行くには奨学金位しか道はないぞ。奨学金を受けられる頭と大学進学して就職しようとしても保証人がいないから就職出来ないんだ・・」

養護施設って高校までしか面倒見てくれないから希望にあった職に就く事ははっきり言って絶望的。

養護施設が保証人になってくれるから一度失業すると養護施設は見捨てるし保証人いないから再就職はもの凄く困難だし、しかもこれを昔はみなしごの甘えだと言ってたドキュメンタリーもあったし。

みなしごが就職出来るだけ泣いて感謝するのが当然だという態度なのであるが、就職は制限される。

国の資金で学校に通ってた当時17歳の女の子が登山家になったという話があったが、あれ日本だと絶対にみなしごだから夢を語るより就職するのが普通だろうと言われてしまう事は多分間違いない。

「だからみなしごが人権を確立する為には養護施設の支援が得られる今金儲けするしかないんだよ」

しかも運の良い事にスポンサーのルーティアちゃんがプロレスで成功して懐具合が温かいのである。

「だったらおばちゃんって言うの止めた方が良いんじゃ?実年齢は兎も角見た目俺達と同じ位だぜ」

「流石にお姉ちゃんはドン引きだから、姉御とか呼んだら喜ぶんじゃないか?」一応養ってくれる。

「良いのかなぁ。24歳も年上の女の子ルーティアちゃんとか読んだら年長者を差別していないか」

「本人が良いって言ってるし、エルフの女の子だとでも思ってその辺は妥協した方が良いと思うが」

一応補足しておくがエルフ族と言う妖精はとても長生きで若いエルフでも200歳超えてるらしい。

「そんな訳でルーティアちゃん呼んで構わないか?俺達同年代の女の子に敬語など使わないぜ・・」

「今の俺ならルーティアちゃんの方が普通だろう。クワガタ取って来たのか?業者を呼んで来てる」

500匹のクワガタと300匹の魚と野兎2匹が並べられたが業者は5万円で買い取る事を宣言し。

「何でだよ?クワガタの相場1匹500円位だと聞いているぞ」流石にみなしご達は怒ったのだが。

「あのこのサイズのクワガタは普通に誰でも捕れる者ですから500円が売値なんですよね・・・」

それでも買う者もいるらしく値段は付くのだが、この業者は嘘をついてるのだろうかと疑うのだが。

「よせ。業者を敵に回したら、俺達の成り上がりの妨げになる。次はもっと大型のクワガタ探すよ」

「そうして下さい。500匹もあれば店としては十分なのでこのサイズを持ってきても買い取らぬ」

仕方ないから今度はさくら財閥に売り込んでみようとルーティアちゃんに頼んで業者を呼んでみた。

2月17日、2日目のクワガタ狩りが始まるが、コツをつかんだのかテキパキとクワガタを狩るし。

「中々でかいのはいないな。5万円の軍資金は貯金しておけよ」養護施設を利用して名声を上げれば、就職させてくれる企業があるかもしれないし、上手くいけば養子縁組のような話もあるかもだし。

「うちなら1匹300円で買いますよ。昆虫ショップに納入するクワガタが足りないんです・・・」

「300?売る。だが何であんたら自分の部下を使ってクワガタ狩りをしないんだ?3億人部下が」

「そこまで暇じゃないですよ。うちの従業員は世界の支部に命令を送ったり調整したりするんです」

ですからクワガタ狩りは殆ど民間から買い上げているので、質が悪くても仕方がないけどその辺は。

「別に飼育方法によっては多少ガタイをでかくする事は出来るんですよ。10倍の値段で売れます」

さやかがクワガタ狩りに同行していたのだが、さやかは1本の木をみてアタリだと思ったらしいし。

「この木を重点的に調べてください。折角だからクワガタ狩りの極意を教えます」書物を渡すのだ。

「さくら財閥の前進団体エミリー財閥に伝わる秘伝書です。これを熟読すればクワガタも取り放題」

「それと3日目の狩りは別の山にしてください。秘奥義海中拳」拳の一撃でクワガタが落ちて来た。

「このクワガタなら2万円で買い取りますよ。さくら財閥は白川財団みたいにケチな事は言わない」

「売値は20万円で売るのか?」「いや30万円はいけるでしょう」との返事が返ってきたのだが。

「えっと秘伝書だとこの木が挿絵によく似てるな。条件も悪くない。探してくれ」リーダーは言う。

「秘奥義海中拳」さやかの真似をして木を蹴るとクワガタが落ちて来たのだがそれを捕まえて虫籠に入れると徹底的に秘伝書を頼りに子分を動員して山を探させたが猪が出てくること53回であるし。

「これなら50万円で買い取っても良いよ。若いし餌次第では1千万円で売れるかも。日本のクワガタで500万円以上は珍しいと思うよ。どうする?自分で育てて高値で売ろうとか考えない方がね」

「税金はさくら財閥持ちだぞ。それでも良いなら金をくれ」さやかは50万円と消費税を渡したし。

「なあ、俺達当分この商売で食ってかないか?子供だけで5千万は超えるだろう。俺達が食いっぱぐれる事は無い筈だ。在庫も不足してるみたいだし。秘伝書くれる位だから俺達は信用されてるよ?」

「勿論ですよ。貴方方を助けよとミダスお父さんの指示なんです。信頼されていますよ。リーダー」

まあだからと言ってみなしごが可哀想だから1億円でクワガタを買い取るなんて事は出来ないから。

「俺達は乞食でも物乞いでもない」「ゴメンごめん。言い方が悪かった」さやかは謝るのだが・・。

「じゃあクワガタ狩り再開だ。この山のクワガタを根絶やしにしてくれる」と意気込み夜中になる。

「不味いもうこんな時間か。仕方がない撤収だ。55万円の使い道は後でゆっくり考えようぜ・・」

そして採集班が捕って来た魚を焼くとバスの中で夕食を食べたのだが美味かったし経費節減である。

まあ売れば金になるが、魚は頭が良くなると言う都市伝説があるので一応食べさせてみるのだがな?

「55万円は5万円だけ株に変え、株主総会に出席して意見を述べるべきだと思いますがね・・・」

リーダーは自分を売り込む為に、株の購入を検討するのだが、こうなったら昆虫ショップに参入を。

「秘伝の書を貰っちゃったし、さくら財閥にくっついてコネを広げれば就職出来るんじゃないか?」

甘いよ、あいつらはみなしごを捨てゴマだとしか思っていないし役に立つうちは給料くれるかもだ。

「だったら捨てゴマから脱却する勉強をするべきなんですよ。ルーティアちゃんが面倒見てくれるうちに俺らの能力を認めさせないと最後まで捨てゴマの人生だぜ。それでも良いのか?お前ら・・・」

「アラン。でもよう。みなしごにどんな人生があるんだ?就職する保証人がルーティアさんなんだ」

ルーティアちゃんが大学進学まで学費出してくれないと俺らの就職は困難になる一方だぞぅ・・・?

「だからいっそ起業しないか?後の事は後で考えるとして取り合えずクワガタ専門業者を目指そう」

「俺らさやかさんと面識があるんだぜ。最悪トイレ掃除か草むしりとして雇って貰えるかもだしな」

「だが給料は出せんぞ。年上のみなしご優先だ。俺ら今年16歳だから3年しか時間がないんだよ」

「分かった。だが白川財団はどうするんだ?裏切るのか?両天秤にかけて漁夫の利は潰されるぞ?」

「一度取引して条件が良くないから取引先を変えただけで裏切者扱いされてたまるか?良いんだよ」

取り合えず話がまとまりルーティアちゃんにクワガタ専門業者の社長に就任するようにお願いした。

「ルーティアちゃんの名声があれば3年間は上手くいくので、よろしく頼む。俺達はマジなんだよ」

みなしごが天下国家を夢見て何が悪いと思うアランであったが、取り合えず後ろ盾がいないと無理。

「まあ良いけど借金だけはするなよ。俺もタダのプロレスラーだから経営は美味くないんだよなぁ」

幾ら非力な女の子でも元々が悪役レスラーだから椅子で頭をガンガン殴れば男だって撃沈出来るし。

女の子だと舐めてかかるし、胸とか尻に触れる攻撃はセクハラに怯えしてこないので容赦なく凶器攻撃が出来るので何とか前の大会は勝てたのだがプロレスラーが腹パンとかしたら女の子は即死だし。

だから攻撃は限定されるし、女の子の力でも男に立ち向かえるのがプロレスの世界なのだし・・・。

「正統派で戦うから女の子は男に勝てないんだ。だが俺は悪役レスラーなんだよ。反則の限りでな」

そしてアランは取り合えずみなしご200名のうち、20名の実戦部隊を編成してクワガタを狩る事にして、安定収入を得る事から始める事にして、流行らない昆虫ショップを買収するべく株を買う。

そして50万円の余剰金と共にクワガタ専業者アルピスが誕生したのだがみなしご達は不安なのだ。

アルピスの躍進。ゴマすりの極意の予定です。

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