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偽勇者の大冒険  作者: ルーシェン
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サクラギルド市内縄張り統一抗争

何か抗争と言うよりは自発的な統合になってしまったが・・・。

5月1日、驚異的な速さでサツマイモが実り、サクラギルドは繁栄を遂げていたが抗争は続くのだ。

サクラギルドに匹敵する大ギルドアーロンギルドと梅ギルドはそれぞれ1.5万人と1.5万人だ。

サクラギルドは廃墟村の玉蜀黍の売り上げとサツマイモの備蓄で急速に勢力を拡大してきているし。

「最近サクラギルドの支部が俺らの縄張りにも出来始めており、2千万円が流出しているのだかな」

「まあ仕方ないんじゃないか?エミリー財閥の庇護付きじゃ、俺達なんかが勝てる訳ねえよ・・・」

「あのロザリーの鉄器兵に勝てるギルドは、ロベルド市にはいないぜ。降伏して栄達を目指そうぜ」

「そうだな。抗争してもし負けたらこの街から追放されるか奴隷にされるだけだもんな。分かった」

アーロンギルドのギルマス、モーガン卿と梅ギルドのギルマス、ミセス小梅が話し合い降伏したし。

「あのう。ホサインさん。俺達だって馬鹿じゃないんだから抵抗するだけ無駄なのは分かっている」

「そうだぞ。みかじめ料の半分は上納金として納めるから縄張りの1万人は領土と認めてください」

取り合えずごますりに縄張りの1万人はサクラギルド直轄の縄張りとして提供することにしたのだ。

「ホサインさんが他の街に縄張りを広げた時上手くごますっておけば街が貰えるかもしれないしな」

「だぜい。人口45000人のギルドなら兵も2千人はかき集められるぞ。ロベルト市乗っ取るか」

取り合えず降伏してきたアーロンギルド梅ギルドのギルメン300名から鉄器兵のメンバーを募る。

サクラギルドは25000人の人口を確保して、みかじめ料も3億5千万円に膨れ上がり黒字です。

「おい。ホワイトジャック。臨時収入があったから1億5千万円やる。薬代の足しにしてくれ・・」

「食糧事情が良くなってきたなら、ギルメン使って薬草を探してきてくれない?買い取るから・・」

良いけどどれが薬草でどれが毒草なのかギルメン達には普通に分からないので綾の部下が同伴する。

たこ焼き屋は調子に乗って8号店まで出して部下に経営させてたら収入が年商1億を超えてしまう。

「あのう。ここ冒険者ギルドですよね?俺達新米冒険者なんですけどギルドに入れていただけると」

サクラギルドの名声を聞きつけ、ギルメン希望者が何人か出てきたが何故か審査が厳しくなったし。

「10名は合格。残りの志願者はミダスとエミリーさんが部下を欲しがってるからそちらへどうぞ」

まあ王位を狙うホサイン1世としては、忠実で有能なギルメンと鉄器兵は貴重な戦力ではあるのだ。

「ホサインさん。じゃあこれが今日の上りで、この5%が上納金の1万円。流石に1日ではきつい」

このギルメン達の収入や縄張りの住人からの収入の5%(1万円位)で月5千万円は儲かる・・・。

「キサラギさん。拳闘場の再建はどうなってる?こうなったら拳闘をサクラギルドの武術にしよう」

「再建は出来ていますよ。でも最近拳闘のなり手が少なくて大赤字なんですよね。困ったなぁ・・」

チャンピオンのミダスも禿げ頭も最近は試合に出ないでたこ焼き屋でぼろ儲けしてるし困ったなぁ。

それに最近拳闘のファイトマネーが高騰しており、なかなか人を集められないので試合が出来ない。

「賞金付きにしたらどうだ?トーナメント戦にして、優勝者には100万円とか。人が集まるぞぅ」

そしてその頃サクラギルドの支配に反抗するギルド同盟ニートの会が脱走したニート将軍によって結成されたのだが、サクラギルドのメンバーを狙った攻撃により1部の地区で治安が悪化しているし。

「あのニート将軍。恩を仇で返しやがった。ロザリーさん。鉄器兵で鎮圧してきてくれんかねぇ?」

「良いですけど報酬はいただきますよ?鉄器兵の武器弾薬買い込むのも給料だけじゃ大赤字ですよ」

ロザリー以下500名はサクラギルドの治安と外敵の侵入を防ぐ事を目的にしてるので仕事は無理。

かと言ってギルドがゆすり集りを始めたらカタギの衆に迷惑が掛かり、渡世人としては最低である。

「医療もですが、軍隊の維持にもお金がかかるんです。用心棒は食事だけ与えてればいい訳では・」

ロザリーはそれでもエミリーにお金を分けてもらい、出陣したがニート将軍はゲリラ戦で抵抗する。

「白川財団。ニート将軍一応あんたの夫でしょ?無駄な抵抗は止めるように説得してくれないかな」

「良いけど成功したら白川財団再興の為店一軒貰う?それでも良いの?お姉さんの商売の邪魔じゃ」

ロザリーは考えたが、店一軒で内乱を鎮圧出来るなら安い方だと思い自腹で何とかする決意をした。

「良いよ。自腹で何とかしてあげるよ。早速行って説得してきなさい。分かった?」と言っておく。

そしてニート将軍は、アーロンギルドの裏切りにより孤立したミセス小梅と相打ちになり死亡する。

「では空白になった梅ギルドはサクラギルドに召し上げと言う訳でして。これで35000人です」

悪い奴だなぁとホサイン1世は思ったがこのアーロンにだけは背中を向けないようにしようと思う。

状況が変わればこのアーロンは平気で俺を裏切り敵に寝返るだろうと思ったからだが油断は出来ん。

「私結局夫を油断させる為に利用されていたんですね?まあ良いんですけど店さえもらえれば・・」

一応故郷には白川財団の店もある筈だが、一族が絶えて営業はしていない筈だしサクラギルドでね。

「分かってますよ。サクラギルドは好景気だから今出店すれば、かなりの確率で繁盛しますよ・・」

たこ焼き屋が大繁盛して、100人位の授業員が日夜働いているが百合財閥と赤虎財閥も動き出す。

「百合財閥と赤虎財閥は、サクラギルドに拠点を設けて、必死に軍資金集めに奔走していたのだが。

「アーロンさんは追放した方が良いんじゃないかな?」とエミリーは思うが口に出すのは止めたし。

アーロンにはギルドを拡大する為に利用する事にしよう、利益を与え続ける限りは裏切らないだろ。

「ホサインさん。ギルドの収益を上げるにはお祭りが一番です。日本人はお祭り好きですからねぇ」

ロザリーは祭りの企画書を用意して、ホサイン1世に提出したのだが、一応代読して説明をするし。

「1億円は儲かると思います。最近サクラギルドの縄張りに出店した財閥も潤う事でしょう・・・」

まあそれならやってみようかと思いサクラギルドの縄張り内で祭りを企画したら儲かったのである。

5月7日、祭りが終わった次の日に収益を計算したら納税した後で2億儲かったが給料に消えるし。

「お前ら働け。お前らが働かないと部下の給料が出せなくなるんだよ。良い仕事紹介するから・・」

最近サクラギルドのギルメンが増えすぎて儲からないので、ブラックな仕事も引き受けるようにしているのだが、金だけは儲かるので誰も文句は言わないし禿げ頭は高給で配管工の仕事で大儲けだし。

「サツマイモは売れないのか?エミリーさん。この次は米植えるらしいが、畑作で米育つのかよ?」

アレインが廃墟村の住民を嫁探ししたり、家を建てたりしていたが、結婚するものが増えれば人口も増えるので10年もたてば廃墟村は移民と2世により1万人は超えるだろうと思われるのであるが。

「サツマイモは非常食に取っておくつもりよ。それよりもサクラギルドで飼ってる豚売って欲しい」

豚も15000頭超えたので、売りに出せば大儲けだがカル市に売って財力を蓄えようと思うのだ。

「あのう。俺ら流民なんですが、ここに来れば食料にありつけると聞いたもので。おねげえします」

「我らを子分にしてください。何でもします。奴隷でも家畜でも構いませんから飯食わせて下さい」

「お前らもか?良いけど廃墟村で小作人するのが関の山だぞ。それでも良いなら雇ってやるが・・」

「有難いです。飯さえ食わせてくれれば一生懸命農作業覚えます。奴隷でも飢えるよりマシですよ」

「おい。誰かこいつらを廃墟村まで連れて行ってやれ。安心しろ。アレインは俺の片腕だからなぁ」

でも片手落ちが障碍者差別になるような時代では、片腕も差別用語なのかもと言う気はするが・・。

まあ気にし過ぎだろうと思うのであえて使ってみるが苦情が来ないことを祈ろうではないかと思う。

「そして最後の詰めとして、アーロンを廃墟村のギルマスに左遷したが、人口は増える筈なので栄転は間違いなしである。(それ故喜んで赴任したが、ロベルド市はその殆どがサクラギルドの縄張り)

45000人の縄張りとなったサクラギルドは、好景気に便乗して店を立て続けていたのだ・・・。

5月10日、ロベルド市に緑を増やそうキャンペーンをやってみたら5億の寄付金が集まったのだ。

4億だけ苗木購入して豚の餌場としての森林育成に励んでみたが、実はホサインが1部着服したし。

そしてこの寄付金のおかげで廃墟村には森林が誕生してホサイン1世のへそくりも20億を超えた。

6月1日、A港町の側にある孤立集落B村からの使者が来るまでは順風満帆に事が運んでいたのだ。

「サクラギルドの名声を聞き、こうして助けを乞いに参りました。B村では食料が尽き獣も家畜も食べつくして移動も出来ぬ有様。助けを乞う為に最後の食料を私が食べてしまったのでもう食料は・」

こいつに助けに行かせる為に計画的に最後の食料を食べさせたのかと、思ったのだがちょっとなぁ。

「取り合えず飯食って休んでいろ。俺らはB村の場所を知らないからお前がいないと困るんだ・・」

そしてエミリーとロザリーと禿げ頭とミダスとアレインを呼んで緊急会議が行われたのである・・。

「助けに行きましょう。ホサインさんが物資を出したくないなら私達が行きます。休暇をください」

「そうだとも。一応こういう時こそ主人公らしい事をしないといけないからな。助けに行こう・・」

「そうだな。お礼にサクラギルドの支部をB村に出させてもらったらみかじめ料が増えるかもなぁ」

「俺は後詰部隊を率いて後続の食料積んだ馬車が通りやすいようにしても良いぜ。1度じゃ無理だ」

「エミリー財閥の役目は万民を救うことだと思っています。それを出来る者がするのは義務ですよ」

「じゃあ全会一致でB村救済するので良いんだな?早速食料と馬車を手配する。鉄器兵に命令しろ」

そして唐突に食料を積んだ馬車が用意され、B村救済の部隊400名の鉄器兵が広場に集結したが。

エミリーの大演説の予定です。

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