第78話 フェアリー第32階層 金の管理者とアイアンゴーレムその2
お姉ちゃんと勇気、アイアンゴーレムを挑発して 坂の上までやってきた。試験官から川があると聞いたからだ。目的は、電気の消費、川に放電すれば勝てるはず・・と、ここまでやって来た。
「ゴブミがいれば簡単なんだけどね。」居ないので、勇気が取り出したのは、鎖鎌。投擲も正確に当てる事が分かったので、取っておいた。今回の作戦は、無謀そのもの。試験官から『以前は、アイアンゴーレムの雷属性は、ここを通過する資格があるかのテストのための物、殺戮を目的にしていないので気絶程度でしょう。』との事。・・それでも大変な事になるな・・
勇気の布装備(補正が良く、手放せない)を革装備に変更。お姉ちゃんも雷対策に革装備に・・。
お姉ちゃんの三角錐状槍がアイアンゴーレムを刺す。金属同士の衝突音が響く。お姉ちゃんの挑発で川岸までやってきた。アイアンゴーレムの放つ、稲妻がお姉ちゃんを襲うが さほどの効果を出していない。刀は、槍よりリーチが短い、距離を取っているお姉ちゃんを斬る事は出来ない。
勇気の分銅がアイアンゴーレムの足に絡まる。パチッ。瞬間、静電気をショートさせたような衝撃が走る。耐えられた勇気は、鎖鎌を川に放り投げる。『バチ!』今度は、雷が川に落ちた衝撃音。ただそれも一瞬で止まる。
分銅を足から取り外すと、何事もなかったように 勇気に襲い掛かる。寸での所でかわすが、振り上げれる刀は勇気を目掛けて振り下ろされる。お姉ちゃんの槍が、膝を突く。体勢が崩された刀の軌道は、勇気を外れる。お姉ちゃんに向かうアイアンゴーレム。その隙に 川に入り鎖鎌を取るが もうこの手は効かないだろう。お姉ちゃんと一合の後、川から離れ距離をとっている。
川に入り勇気と合流する。ここは安全だが、これ以上事が進まない・・




