第74話 フェアリー第30階層 土の管理者とストーンゴーレムその2
ここから本筋開始、伏線の解答を始めます。もう分っていますね?
お姉ちゃんが剣を構えて門に近づく。・・試験官の顔が曇る、何か知っていそうだ。・・お姉ちゃんは、門の前まで来てしまった。でも、何も起きない。
「分かっていたんだろう?」
「はい。あなた立っている位置に門番は現れるはずでした。」
「今の妖精の管理出来るのは、この門の前まで?」
「はい。そうです。」
「しかも、今いる妖精は、あなたを含めて3体?」「え?」勇気は訳が分からない。
「そうです。何処で?」
「『知ったか?』ですか?・・試験というのは、クリスタルを目指す試験じゃなく、『この門の先に行けるかのテスト』と『すこしでも従者達の環境を良くしたい。』そう思ったのは、魔物のLVが、階層と合っていないと気づいたから。本来、そこに居るはずの無い魔物がいる。」
「それで、全部排除してくださったのですか?」
「うん。」
「この先にいるのは?」
「分かりません。行った事がないのです。でも・・行かなければ・・出来るだけ協力します。テストの情報は知っている事をお話しします。クリスタルまでお願いします。」
「分かった。」「ウリちゃんもこの奥?」「たぶんな。」
お姉ちゃんが門を開けると、直立した『ストーンゴーレム』が待っていた。剣を構えるお姉ちゃん。
「待って、『ストーンゴーレム』に剣は効きません。槍も弓も恐らく効きません。一気に破壊出来る魔法は有効です。」お姉ちゃんと勇気にそんな魔法は無い。
「じゃ、どうすれば?」
ストーンゴーレムの拳がお姉ちゃんを襲う。事も無くかわすが、体力が無くなれば動く事も出来ない。勇気は見ている事しか出来ない。




