第67話 フェアリー第22階層 吸血蜂その1
伏線第2部の開始です。伏線は3部構成の予定です。1部には、2個以上伏線を張っていたのですが、お分かりですね^^
22階に上がると不思議な事に、LVが上がった。大モグラ退治では、殆ど経験値が入らなかった。如何やら、テストに合格すると相当の経験値が入るようだ。
この階層の天井は高く、幾つかの階層を吹き抜けにしているようだ。遥か先に、巨大な樹木が更に何階層もぶち抜いて立っている。あれが『世界樹』だろうか?階段を中心に広場が広がっている。広場から放射状に街が広がっている。大きな街だ。広場には、人間達が屋台を出している。野菜、果実、肉、魚もある。食べ物以外に色々なアイテムを売っている。街には、店もあるようで道沿いに看板がひしめきあっている。
階段の脇で妖精が待っていた。どうやって到着を知ったのだろう?
「この階層の説明をします。」ちょっとお高い感じ。試験官だからか?
「この街『北街』の反対にも街『南街』があります。中央が『世界樹』内部が中空になっていて、上階に上ることができます。西と東それぞれに、『農園』と『牧場』と隣接して『ため池』があります。あ、あなた、マップを持っているのですか。普通、召喚者は持っていないのですが・・。」妖精が手を勇気に向けと、周囲しか映ってなかったマップが完成している。
「ありがとうございます。質問ですが、赤い点と青い点が映らないのですけど?」
「積極色は、初心者用の機能です。ここでは、使えません。」あれ便利なんだけど、勇気がガッカリしている。
「街で装備を整えてください。終わったら、ここに、」勇気のマップに指を指した。緑のポイントが出来た。「来てください。」そう言うと飛んで行ってしまった。
いつもの様に、不要物を売り、アイテムを買い揃え、干し肉を準備して、指定されたポイントを目指す。
「次のテストです。この区域は、『農園』となっています。このダンジョンの食料を賄っています。この先の果樹園に吸血蜂の巣があります。その巣を排除して欲しいのです。」(テストとお悩み解決 混同していない?)
早速見に行くと、巨大な蜂(子供の握りこぶし程)が楕円形の巣を作っている。大きさは、直径2mx1m程、太い枝にぶら下っている。




