第63話 フェアリー第21階層 迷子その2
「立派なマングローブの根だ。」一周するのに何日係るだろうと思っていると、これは、『世界樹の根』だとワムちゃんが教えてくれた。『世界樹』を見たことはないそうだが、立派な樹らしい。(少し、意味不明だが 後で分かる。)ここは、21階層の中心。嵐の頻発する所を知っているそうで、そこを目指している。
お腹が空いた。そんなイメージが沸いてきた。俺は、体力が減らなければそんなイメージが沸かない(楽しているから体力が減らない・・あ、楽は・・)ので、ワムちゃんのイメージだろう。干し肉は、もう無い。ポケットを探してみる。武器類(要らない・・金属は嫌いらしい)防具類(欲しい・・布だからか?)不要な物を、前方に放り投げる。モコモコが盛り上がり防具を呑み込む。アイテム類(要らない・・ガラスとかあるからか?)ゴミ・・金属は要らない・・木が大量にあった(オークダンジョンで工作をした際のゴミである。大半は勇気の矢を作った際のゴミ。「作業場は常に綺麗に」勇気達は、ゴミ箱のような部屋だとそのままにしていたが、やはり気なってポケットにいれてしまった。しかも、綺麗に分別して・・時間がかかるので、手伝ってもらったら双子は素直に掃除を手伝ってくれた。)
放り投げる事も出来ないので、前に積み上げてみる。モコモコから口が現れ・・大きくなり、一口で呑み込む。(すごいな、お前!)・・(なにが?)みたいなイメージが帰ってきた。
満足したようで、旅は順調に進んでいく。
嵐が見えてきた。そこを目指すと言う。脇を大量の竜巻が発生している。ワムちゃんは、巻き込まれない様に注意しながら進む。群れから聞いた?話だと、昔、仲間が竜巻に巻かれて上階に行ったそうな、そこは天国で美味しい物が大量にあった。好き放題に食べていると、妖精に見つかりこっぴどく怒られたそうな。(大体理解できる、恐らく畑にでも出てきたのだろう。畑にモコモコが・・そりゃ、怒られるだろう。)妖精に怒られたワームは、階段を下りてきたそうな。(ワームが階段を?なんか笑える。)・・(また、なにが?みたいなイメージが帰って来た。)
嵐に近づくと、ワムちゃんが『いる』と伝えてきた。俺達を襲った、もう1匹が群れに戻り、その群れだと言う。
その1匹に近づく。ワムちゃんから「その1匹」に事情を伝えてもらった。群れは、俺を大モグラを退治してくれた(ワームの)仲間と認識してくれた。
「その1匹」と直接 意思疎通を図る。どうも意味が分からない?
ゴブミを呑み込んだ時、呑み込んでいけない者?だと気づいた。(ゴブリンが?)吐き出そうとしたが、直ぐに、場所(方向らしい)を指定された その場所に行けと言われた。(ん?)指定された場所には、竜巻が1本(え?)あった。それに巻きこまれて消えたと言う。(ええぇ?)群れの方向を教えてくれたので、群れに戻る事が出来た。




