第51話 対オーク ラストボスその5
俺は、ランスが上に向ける。左ボスが訝しげに見つめる。ランスで切るとでも思ったのか?
ゴブミが俺を離れ双子と合流する。しきりにゴブミのチェーンを気にしていた左ボス。ゴブミを目で追っている。すかさず、ランスを突き刺す。後ろに後退りする左ボス。俺も後退りする。不思議そうな顔をする左ボス、距離を詰めるため俺に向かう。無防備な一瞬を狙い一突き、直ぐ下がる。怒ったのか足早に向かってくる、好都合とまた一突き。一瞬怯み、立ち止まる。この機に又下がる。
幾度、これを繰り返しただろう。もう、門を飛び出していた。やはり、ボス達は、門から出る事が出来るようだ。
道路を少し進んだ所まで来た、ここからボスの攻撃が変わった。俺の一撃を受けても怯まない、それどころか刺さったまま向かって来た。ランスを抜く事も出来ず、ボスの進む方向に押し出される俺。ランスのリーチがあるので剣の攻撃は受けない。しかし、何処に行くのだ?
路地に入った、このままだと落とし穴に落ちる。壁に向かって足を進める、勢いを付けて壁に向かう。孤を描いた俺の体は、床を離れ壁を蹴る。さらに突き刺さったランスは、ボスのHPを削る。ボスは、流石に危険と思ったようで歩みを止める。俺は、ランスを引き抜く。
入った路地は、マップの右下方向。マップ探索をしていない部分。意図したのか?
ボスは、俺との距離を詰めて来る。後退りする俺、何故か攻撃してこないボス。ただ距離を詰めようとしている。俺は、石畳みの数を数える。
次第に壁際による俺。少し困った様子のボス。俺は、壁際を後退する。立ち止まるボス。俺は、構わず後退りする。意を決したのか、ボスが背を壁に付け追いかけてきた。1つ、2つ、3つ、ボスが石畳みを通過する。
4つ目にかかった時、俺の猛攻撃が開始される。背を壁に付けたまま片手で受けるボス。体勢が悪い上に、足場が狭い。次第にバランスを崩すボス。最後は、俺の一突きで・・前向きに落ちて行った。ピクとも動かないボス・・続けてランスを下に向け落ちる俺・・うまく刺さった様だ。ランスは、ボスを貫通し石畳みに突き刺さっている。HPも残っている。
俺は、手書きのマップを見ながらオークに合わない様に 階段を目指す。




