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スマホから落ちたらボス部屋に召喚されてしまいました  作者: 神取優
オークダンジョン
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第45話 対オーク 迷走戦その4

 「お姉ちゃん、ホントに正面から行くの?」

 「おれ達は、20になったんだ。もう、今までと同じじゃない。」

 「だからって・・」


 ゴブリンが、トコトコと歩いて近づいてくる。最初2匹のオークが気付く。「何故ここにゴブリン?」と訝るオーク達。ゴブミは、意味のありそうな大げさなジャスチャーを始めさらに近づく・・誰も、距離を取って近づいて来る侵入者を 見ていない。

 ゴブリンが、5匹のオーク達の足元近くまで来て呟く「足止め(チェーン)再使用時間(リキャストタイム)の短い呪文は、連続で唱えられる。この時には、全て(5匹)のオークがゴブミを見ていた。もう、移動出来ないと知らないで。


 シュー。空気を切るような鋭い音。勇気前の2匹の脇腹に刺さる弓矢。しかし、脂肪の多い腹に刺さっても十分な殺傷力を与えられない。この時、走って来る2人の侵入者を見つけるオーク達。防御態勢を取ろうとするが、片足が動かない・・よろけてしまう。

 槍を隙間に刺していたオークは、慌てて槍を引き抜こうとするが、上手くいかない。次の瞬間、わき腹に刃物が刺さった感覚がある。槍を諦め手をはなす。そして、刺した奴を捕まえようと両手を伸ばす。動かない方足を軸に体をお姉ちゃんに向けた様になる。今度は、胸に刃物の感覚、間をおかず次の刃物が襲い掛かってくる。HPが0未満になったオークは、硬直を開始・・霧と消える準備を始めた。

 勇気の斉射を受けた2匹は、勇気を向いて斧を振り上げようとするが、片足が動かないので、よろけながら腰から上を勇気に向ける。格好の的になる・・勇気は、素早く矢を番えると急所を狙う。1匹が倒れると、同じようにこちらを見ている次のオークの急所を狙い矢を射る。


 3匹の仲間が倒れるのを見ていた。奥の2匹は、近くのお姉ちゃんに斧を叩きつけようとするが、前のオークが邪魔で身動きできない。まだ、絶命したオークが消えるまで時間がある・・前に進めないもどかしさと、片足が固定されている不自由。目の前にそのお姉ちゃんが現れると2匹は、斧を振り上げ、お姉ちゃん目掛けて隙間に振り下ろす。お姉ちゃんは、斧が上に上がりきる前に槍を持っていたオークを抜け、隣のオーク脇まで来ていた。場違いな場所に振り下ろさる斧。その横で短剣を脇場に突き刺すお姉ちゃん、これは脂身が多く致命傷にはならない。オークは、体をお姉ちゃんに向け再度、斧を振り上げる。今度は、心臓の位置が丸見えになる。体当りをしながら、短剣を心臓目掛けて刺すが外れる、一瞬後、今度は心臓に突き刺さる。

 最後の奥のオークは、空振りになった斧を、再度振り上げる。隣のオークに短剣を刺している侵入者目掛けてふりおろ・・。

 お姉ちゃんが短剣を抜く前に、最後のオークの斧が振り落とされ・・ない。ゴブミがドヤ顔で、オレを見ている。オークの斧は、チェーンで天井と繋がっていた。片足と斧が固定され、身動きできないオークを矢が襲う。続けて、お姉ちゃんの短剣が突き刺さる。


 「ホント、あんたはバッカなんだから。」

 ゴブミが横になりながら、バッカの元へ・・通路から2本伸びたチェーンは、バッカの腰と脇腹につながっている。お姉ちゃんと勇気は、掛け声を合わせ バッカを引き出す。


 

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