第28話 オーク第7階層 禁忌違犯
隣でゴブミがブツブツ言っているのは、いつもの事なので無視する。ボスフロアで自我による説明会が始まった。
「ここは、初心者用のダンジョンなのは?」
「「「知っています。」」」
「では、入室禁忌は?」
「禁忌?」俺は、知らなかった。でも、勇気は知っていた。
「各ダンジョンの最高階層より低いLVで入る事。最高階層/10以下の人数で入る事。ですね。」
「そうです。」えーと、だとすると、このダンジョンは10階層だから、入室LVは10未満で10/10人つまり1人ではいる。という事か。とすると、俺達は、20近いし4人?だから 禁忌違犯者?
「もう分ったと思いますが、このボスまでは襲われる事がありません。自分で戦闘を仕掛けない限り安全にここまで到着できます。しかし、禁忌を破った者へは、容赦なく攻撃を加えます。」そうだった・・結局、自分でまいた種なのか・・また、白い目で見られている。
「次にこの先の階層ですが、本来は、裸のオークが木刀を持って待っているはずですが・・」
「俺達には、・・?」
「ペナルティが課せられるますね。」みんなの白い眼が痛い・・・。
気を取り直して、階段を上がる。いつもより狭いが大通りがある。見つからない様に路地へと・・・。
今度は、真剣にやらないと・・先頭にお姉ちゃん、次に勇気、次に回復を覚えたゴブミ、最後に後方警戒用の俺。俺達を、自我が先導してくれるが、あいつの行動規範が読めねー。
案内・・OK 勝手についてくるそうだ。
索敵・・NG 戦闘に関する事は ダメっぽい。
戦闘・・当然NG
伝言・・OK 戦闘に関係ありそうだが、何を言っているか分からないだろうからOKだそうだ。って誰に?
罠・隠扉・・OKともNGとも、要は、分からない時はOKだそうだ。って誰に?
お姉ちゃんが、曲がり角を曲がると・・少し先にオークが居た。手も足もしっかり指が付いている。手にロングソード、服装は布の服を着ている。
勇気の弓矢が戦闘開始を告げる。矢が腹に刺さる、HPが20%減る。オークは、こちらを睨むと凄い顔で走り出した。ゴブミの足止めで、凄い音で体が床に倒れる。お姉ちゃんが駆け寄り短剣を急所に突き刺す。なっ!スムーズな連携だろう。<(`^´)> 俺は、戦っていないけど。




