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スマホから落ちたらボス部屋に召喚されてしまいました  作者: 神取優
オークダンジョン
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第25話 対オーク 前哨戦その1

 「こんなに大きいなんて。」勇気は、ただ見上げている。怖がっている様ではない、それは、お姉ちゃんやゴブミ、もちろん俺もだ!

 「どうする?」お姉ちゃんの一言で、思考回路が一斉に活動を開始する。なんか違和感を感じるけど・・


 大きい。(一応、ボス・・納得)豚。(一応、オーク・・納得)太ってる。(一応、豚・・ん?納得?)斧持ってる。(一応、オーク・・じゃない!なぜ持ってあんなに振れる?・・さあ?)立ってる。(一応、オーク・・じゃない!なぜ豚が垂直に立ってる?しかも姿勢は俺よりいい・・確かに)

 ん??お前誰?・・おれ?あぁ、おれ自我。・・えっ?なんで俺の心にいる?・・自我だから!・・じゃない!誰が入っていいと?・・まだ、許可もらってないよ。・・シレッと言うね。というかキャラ変わってない?・・お願いする時と普段用・・おぃ!勝手に入って来て馴染んだ?・・そう、ここ居心地いい。・・出て行く?・・やだ。・・居座る?・・うん。  だめだこりゃ。 そのかわり、役にたつ・・じゃ、知ってる事教えて・・やだ!怒られる。・・誰に?・・言えない・・だめだ(´;ω;`)ウゥゥ・・そうだな、何が知りたい?・・斧と立ってる事・・OK!見てきてあげる。

 スゥ~と憑き物が落ちた感じがする、あいつ、キツネか蛇じゃない?。う、戻って来た。・・おれ、キツネでも蛇でもないよ。・・聞いていたか、で、どうだった?・・え~と、斧は、ヒヅメで押さえて振り回していた。もっとも、手は何かで拘束されていた。・・どんな?・・言えない。それと、足も拘束されているみたい。・・何に?・・言えない。 ほんと使えない。・・見てきてあげたから良いじゃない。・・


 さっきからブツブツ言う俺を、不気味そうに3人?が見ている。自我が入り込んだ事を教えると、信じていないようだ。無視して話を始める。

 「豚の致命傷は、首だ。それ以外は硬くて傷つかない。」

 「「「知ってる。」」」

 「あの位大きいと首の傍にいって切るのは無理だ。」

 「「「知ってる。」」」

 「そこで、首を地面まで引きずり落とす。」

 「「「どうやって?」」」お前ら、仲良すぎ


 「ゴブミ、注意をこちらに引き付けるから、階段まで行ってくれ。」

 「いいよ。」ボスは、振り向けないので後ろの階段は安全地帯。


 おーい、自我。・・なに?・・ボスを倒さないで、次の階へ行ける?・・無理・・だよねー

 「ゴブミ、向こうに着いたら、最初に手の拘束を解いて 斧を持たせない。次に、片足の拘束を解いて 床に倒す。」

 「あんた、ばっかじゃない?拘束の呪文は知っているけど、解除の呪文は高度過ぎて覚えれないのよ。」

 「いや、解除の呪文じゃない。拘束の呪文でいいんだ。」

 「「「???」」」無視して進める。

 「最近、呪文速いけど?」

 「何度もやればだよね。まず、対象を見る。完成形を思い浮かべる・・呪文が浮かぶ・・拘束完了」

 「ん~ん。」よくわからない俺。

 「その呪文を逆にやってよ。ゴブミなら出来る。」と、壁に向かって背中を押す。壁際を移動して、ボスの・・

 「あんた、ほんとのばっかだね。」ゴブミのブツブツ言う声が聞こえる。


 俺達は、威嚇を開始する。お姉ちゃんに拾ってもらった石を投げつける。怒ったボスは、斧をこちらに振り回すが届かない。階段に到着したゴブミは、呪文の逆再生をやっているが・・

 無理かなと思った時。『スポーン』そんな様に、斧がこちらに飛んできた。

 「危ない。」寸での所でかわす俺達。ゴブミは、足の拘束を解き始めた。

以下・・明日に続きます^^

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