第14話 オーク第2階層
2階への階段を歩きながら「2階も壁ドンでクリアーだな。」と、LV10になった双子は機嫌が良い。
階段前の大通りを避けて路地に入る。L字の曲角を見た時に、壁ドンが消えた。壁が緩やかに湾曲している。猛スピードで来ても、この壁があれば壁に体を押し付ければ良い。壁には、豚がこすった後が残っているから間違いないだろう。さて・・・どうしようか?2階もミニブタって事は、ないよね。
今まで以上に注意して・・居た!・・大きいくて真ん丸な豚、300㎏はあるんじゃない?あんなのがぶつかってきたら、骨折じゃ済まないよ。・・今来た道を戻って行く。・・幾度か曲がり角を進むと、今度はスリムな豚が居た。こいつは、100㎏は無いな。
周りに他の豚は居ないようだ。勇気が弓を引く・・・ヒュー・・カラン・・おい、思いっきり外しただろ。気づいた豚がこちらを見る。目が怒りで燃えている・・弓矢が自分に向かって来たのだから当然か・・また、当然の様に追いかけられる。身が軽いので、速い事速い事。曲がり角を上手く利用して、何とか距離を保つが・・そろそろ限界。
角を曲がった先に・・豚が居た。さっきの様な大きく真ん丸な奴。寝ているのか通路に横になって動かない。よし!寝てるんだ!と勝手に思い込み。豚の上をジャンプするが・・疲れていた勇気が思いっきり踏みつける。驚いた豚は、鳴き声と共に起き上がり・・俺たちを追いかける。
ん?なんだこいつ。足が遅い、遅すぎる。ここで思いがけない事が起きる、鈍足の豚にさっきの豚が突っ込んできた。2匹の豚は、気絶している。お姉ちゃんの一撃が2匹を襲ったのは・・・問題ない。
面倒だが、豚同士の壁ドン作戦が始まる。2階層クリアー・・・疲れたよ~。




