第100話 フェアリー第21階層 再生
試験官が指揮を取り 最初に向かったのは、うりちゃんの群れが迷い込んだ ため池地帯。飢えたワーム達が隅々まで『聖なる土』に変えてくれた。妖精の卵(妖精の精神体)の数は、少ないが、ここで生まれ変わる事にした。妖精達は、『聖なる土』に語りかける。
「さあ、起きなさい。時は満ちました。あなたの成すべき事を始めるのです。」手で土を集め一山作ると、廻りから自然に土が集まり始める。山が妖精へと形作られ卵が羽化するが、体力をなくした妖精達は卵に帰る。ダンジョンでの事柄は、土の妖精全てが共有する。羽化した妖精は、卵になった妖精を呼び戻してくれる。80人の妖精は、連隊を組み直し東と西の嵐ゾーンに転移する。この時、『天空の部屋』の120人は卵となり各地に帰って行った。
試験官達40人は、牧羊犬となりバラバラになっている群れを40か所に集める。世話をしてくれる妖精の出現は、ワーム達の歓喜となり伝染する。ダンジョン中のワームは、2か所の嵐ゾーンへと集まってくる。
集まった群れは、受けたイメージに従い一か所にうんちを集積する。妖精は、山を作り卵を孵する。生まれた妖精と幾度か卵を孵していく。この嵐ゾーンには、ワームの群れに合わせる様に大量の卵が眠っている。それと同時にワームの分裂が始まる。今まで世話をしてくれる妖精が居なかった為 長時間分裂できなかった。通常二分裂なのだが、今回は、三分裂を始める、稀に 四分裂するワームも現れた。子供となったワームに脅威となる 大モグラの討伐も必要となる。意外な注文が入る『大モグラを殺さないで、急所を外して生け捕りにしてくれ。』強大な有機物の塊が有効な食料になると、ワーム達は知っていたのだ。ワームの歓喜に包まれ1日が終わる。
再度 編隊を分裂させる2人1組となり800編隊を作成。東と西で1600編隊が出来上がる。早速 一人は、卵を孵し。一人は、増えすぎたワーム群れを幾つかに分ける。卵から孵った妖精は、大モグラの討伐。辺境に向かった妖精は、野良ワームを集め群れを作る。とにかくやれる事から始末していく。こうして2日が過ぎた




