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ファーストキスをありがとうと「文フリ短編小説賞3」

作者: 大阪セブン

ちょっと大人のケータイ小説で発表したものの転載です。「文フリ短編小説賞3」

「文フリ短編小説賞3」第一章

よい友だち



あなたは

受験でも

余裕綽々でしたけど

教室は


ピリピリしてたんだよ。

私だって

必死だったんだよ

それくらいは

わかって

くれてたよね

だけど

あなたと

離ればなれに

なるのが

寂しくて

教室で

涙こぼしたことは

知らなかった

でしょう。

女子の

みんなからは、

はっきり

言わないと

彼には

伝わらないよと

散々

言われましたけど、

言えば

もう

友だちでも

いられなくなるのが

怖くて、

わかる?

なら、

どうして、

あの日に

気づいて

くれなかったの?


もし一年で

同じクラス

だったら、



とうに告白できていたのにね。だけどそうしたらふられて終わっていたかもしれないので、恋愛未満で良かったのかな?あなたは受験でも余裕綽々でしたけど教室はピリピリしてたんだよ。私だって必死だったんだよそれくらいはわかってくれてたよねだけどあなたと離ればなれになるのが寂しくて教室で涙こぼしたことは知らなかったでしょう。女子のみんなからは、はっきり言わないと彼には伝わらないよと散々言われましたけど、言えばもう友だちでもいられなくなるのが怖くて、わかる?なら、どうして、あの日に気づいてくれなかったの?

もし一年で同じクラスだったら、

とうに告白できていたのにね。だけどそうしたらふられて終わっていたかもしれないので、第二章

受験だけど

それより

卒業が

一大イベントでした。

いよいよ

学校とも

先生とも

友だちとも

お別れだからね。

彼は受験は

余裕でした

私はギリギリまで

ジタバタして

いました。

かたずいた

人たちで

お別れコンパ

段取り

してくれてました。


彼からコンパおくって帰らせてとメモが届いてもちろんオッケイでした。私少しメイクなんかしちゃってバカだなあと思いながらでも彼は気づいてくれて、おっ女子大生の顔してるやんと、言うんです。教室出て体育館への通路で、彼が手をつないでくれて

好きになってしまったんや。覚えといてと言われました第三章

コンパの帰り

クラスメイトから、

お前ら

一緒に帰るの?と

言われたけど、彼が、

最後に話したいのは

この子やねんと

言ってくれて

ました。幸せだよね、

私たち。

彼は優しく

私を抱き寄せてくれました。


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