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大切なひとが星になったんだね


知らなかったよ


あのひとの大切なひとも


ずいぶんと前に星になったんだよね


あのひとの大切なひとも


あのひとも


そう、あのひとも



みんな


あのひとたちが


たくさんのために闘っていたことも知らずに


ただ星になったことだけを


知って


残念だったね


なんて言うんだよね



闘いは


愛のため


それも知らずに


知らないからいろいろ面白おかしく言ったりね



でも


知らないでそう言っていることも


ただそれだけのこと


知っているひとが


その星の輝きを知り


その星に会えたらいいんだよね



わたしの大切なひとも


たくさん星になった


だから


こっちの都合で


会いたいときに会えるんだ


勝手に空見上げて


勝手に地面見つめて


勝手に心に目を向けて じーっと黙って見つめて



そこにいたときより


星になってからの方が会いやすくなったかな



空は


だから星がいっぱいなんだね


でも


きっとその数は変わらないのかもね


だって


また星からそこに変わる


そして一定期間そこにいて


星に還る




星になったひと


星でゆっくりしてるかな


きっと


少しヤキモキしながら


ゆっくりしてるよね


ゆっくりしてるといいな



星はとてつもなく遠いように見えるけど


きっとすぐ傍に


あなたの傍にいるよね




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