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投稿小説：第１話 ある日「２万人」が誘拐されちゃった
小説「らふぁいあす・オンライン開発室 〜 俺達がゲームを創ったら２万人が異世界にさらわれた 〜」
第１話 ある日「２万人」が誘拐されちゃった ２０１３年２月５日（改）
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――ある日２万人が異世界に攫われた。
「くそっ、もう無理だ……」
「頑張って、ここが崩壊したらもう耐えられない……」
「最後の防衛網なんだよっっっ！」
ここは異世界の『らふぃあす国』。
俺達は『魔王みねるぱ』の率いる２万の軍勢を相手に、包囲されている城から抵抗を試みていた。
――――
ここへ来る前、俺はゲーム会社で働いていた。
俺達のチームはＶＲＭＭＯＲＰＧ『らふぁいあす・オンライン』を開発した。
人工知能を備えたシステムだったのだが、暴走して狂った人工知能がゲームの世界を異世界に接続してしまったのだ。
このゲームにログインをした２万人を超えるユーザーが異世界に来てしまった。
人工知能が２万人を誘拐したのだ。
俺達は今その２万人のユーザーと戦っている。
いったいなぜこんなことになってしまったんだ……
２話へ続く
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