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ザーケル・ハイメルトの小話2



え?お呼びじゃないって?


いいじゃん!俺の話も聞いてよ~!

ほら、見てよ!約束通りかすり傷ひとつ負わずに帰ってきたんだし!

え、約束してないって、そんなこと言わないでさあ~。




あ、シイラに会った?

そうそう。白髪のやつ。

あいつま~た怪我したから。

ホント、騎士団内でもあいつ程生傷絶えない奴いないんじゃねえ?



あ~~~、まあ、そりゃそうだろうな。

あいつ今回の任務でちょっとヘマしてさあ。

行き違いで情報が行ってなかったみたいなんだよ。

あいつだけ違う任務についてたから連絡が遅くなったのも悪かったって感じなんだけどさあ。


だから落ち込んでてもまあ、無理はないっていうか。

いくら繊細さから無縁のとこにいる奴でも多少は堪えるんじゃねえ?

あいつ真面目だし。



あっ、もちろん俺も真面目よ?

いや、ほんとほんと!

遊び一つしないから。ほんと真面目に一途に一筋だから!!




あれ?ちょっと赤くなって………はい、すみませんでした。



まあでも、今回は団長が怒ってたっていうのもあると思うぜ。

あの人厳しいけど感情的に怒ったりしねえのよ。



・・・・・ソウデスネ。カッコイイデスネー。


ええいっ!そんな団長が、今回は怒ってたんですー。めっちゃ感情的だったんですー。威圧感ハンパなくて俺らも涙目だったんですー。

クソっ!イケメンめ!!イメージぶち壊れてしまえ!!



あ、今のは団長には内緒でお願いします。

ほんと、マジで尊敬してます。



でも本当、あんな団長は初めて見たよ。

シイラにだけじゃなくて犯人にも怒ってたんだろうけどな。


ああそうか。運ばれたのは知ってるんだっけ。


そうそう。犯人な。



う~ん。詳しくは言えないんだけど、なんかすっきりしない終わりだよなあ。

隣国ってのはなんかキナ臭いっていうかさあ。


まあ俺らには龍王様がいるし、あの方についてきゃ間違いないんだからいいけどさ。


あ、もちろん、君のことは俺がしっかり守るからね!

何があろうともう全力で守っちゃうから!


あの、耳下げてシャットアウトするのやめません?

いや、その姿も可愛いけど地味に落ち込むっていうか。

やっぱピンっと立ってる元気な方が俺は好きだし。



えっ?もう行くの?


ラビオリ先生の手伝い?ええ~~あいつの看護かよ!

犯人のくせに、意識ないからって!!

あ~~~俺も看護された~~~い。









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