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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

耳鳴りに誘われて

初投稿です 何が分からないかも分からないほどの素人です

誤字脱字、不適切な表現等ございましたらご指摘のほど

よろしくお願い致します。

前に進む 前に進む

終わりの見えない道だけど

前に進む 前に進む

光の見えない道だけど

前に進む、 前に進む

どこに着くのか分からないけど

前に進む 前に進む

隣に誰かが歩いてる

前に進む 前に進む

隣の誰かの声が聞こえる

前に進む 前に進む

どんな意味か分からないけど

前に進む 前に進む

誰かは隣から離れていった

前に進む 前に進む

分かれ道になっている

足を止める

まっすぐの道と曲がり道


耳鳴りが誘う 今まで通りまっすぐ進もう


言われた通りまっすぐ進む

前に進む 前に進む

後ろで誰かの声がする

前に進む 前に進む

先の見えない道だけど

前に進む 前に進む

楽しくなんかないけれど

前に進む 前に進む

違うことは恐ろしい

前に進む 前に進む

分からないのは怖いから

前に進む 前に進む

まっすぐな道は道があるから

前に進む 前に進む

隣で誰か歩いてる

前に進む 前に進む

隣の誰かが僕に触れる

前に進む 前に進む

顔が暗くて見えないけれど

前に進む 前に進む

僕を止めようとしてるのか

前に進む 前に進む

分かれ道になっている

足を止める

誰かが言った


この道を進みどこへ行く気なんだ

分からない

なんでこの道を進むんだ

他の道が怖いから

お前は何がしたいんだ

怖い思いをしたくないだけ

こんなことして楽しいのか

楽しくなんかない

楽しくしたいと思わないのか

怖い思いをするぐらいなら

楽しいものなんか要らない


分かった


最後に誰かがそう言って

曲がり道を進んでいった


耳鳴りが誘う ついていったら危ないよ


言われた通りにまっすぐ進む


前に進む 前に進む

まだまだ道が続いてる

前に進む 前に進む

いつまで歩けばいいんだろう

前に進む 前に進む

でも終わりたくなんかないから

前に進む 前に進む

何かにつまずき転んでしまった

周りから声が聞こえる

後ろで誰かが怒鳴ってる

誰かの邪魔になってるみたい

立ち上がり歩き出す

前に進む 前に進む

何度転んで傷ついても

前に進む 前に進む

分からないものは分からない

前に進む 前に進む

周りの事も自分の事も

分からない 分からない


耳鳴りが誘う 今まで通りで良いんだよ


言われた通り前に進む

前に進む 前に進む

前に進む 前に進む

前に進む 前に進む

前に進む 前に進む



前に進む




どれだけ進んだか

分からないけど

前に進む

どこにいるのか

分からないけど

前に進む

どうなるのかとか

どうなりたいとか

分からないけど

前に進む


耳鳴りが誘う 分からなくても生きていける


言われた通り 前に進む


前に進む


前に進む


なんで進むの


耳鳴りが誘う 生き続けるためだ


言われた通り 前に進む


前に進む


前に進む


前に進む


なんで生きてるの


耳鳴りが誘う 死にたくないからだよ


言われた通り 前に進む


なんで死にたくないの


耳鳴りが誘う 死にたいの?


分からない


耳鳴りが誘う 死にそうだよ?


分からない


耳鳴りが誘う 分からないの?


分からない


耳鳴りが誘う じゃあ



















自分で考えたら?






















分からない





















道が無い

前に進めない

道がない

前に進めない

前に進めない

前に進めない





足が道から外れてしまった


どうなるんだろう

分からない

分からない

分からない

分からない



































気付くと地面で眠っていた

夢ではなかった

痛みが自分に教えてくれた

道を外して落ちてきて

地面にぶつかりけがをして

今まで眠っていたみたい

足が痛い 手が痛い

背中も頭もすごく痛い

でも不思議だった

まだ生きていた

死んでしまうと聞いたから

絶対だめだと思ってた

だって誰も教えてくれない

落ちたらダメなはずなのに

僕は今でも生きている


知らなかった

分からなかった

まだ生きられるんだ

まだ歩けるんだ


なんで歩くの


誰もいない

道もない

耳鳴りもない

何も見えない

誰も教えてくれない

分からない


でもなぜ

なぜ

怖いはずなのに

危ないはずなのに

怪我をするかもしれないのに


進みたいと思うんだろう


分かったことがある

ここまで落ちても死ななかった

絶対だめだと思ってた

道を外しても終わらなかった

多分これぐらいじゃ

終わらないみたいだ


一つ分かった

それがなんだか楽しかった


ちょっと興味が湧いてきた


先が見えないこの場所も

知らない何かがあるのかも


なんだか体があったかい


まだ体が痛いけど

立ち上がれないほどじゃない


周りに誰もいないけど

分からないことばっかりだけど


落ちた時の恐怖に比べて

前に進むのは怖くなかった


また落ちるかもしれない

でも生きていけるかもしれない


分からなくて怖いかもしれない

でも分かるってことが

楽しいって分かったから


誰かに何かされるかもしれない

誰も教えてなんかくれない

でもいつか誰かの事を

分かるかもしれない


怖いけど進んでみよう

この先に何かがあるかもしれない


分からないけど見てみよう

分かることがあるかもしれない


分かれ道に迷ってみよう

今までと違う

楽しいがあるかもしれない


前に進む 前に進む


この場所から歩いてみよう


前に進む 前に進む


どこ行くのかまだ分からない でも


前に進む 前に進む


目的はもう決まってる


前に進む 前に進む


今はまだ分からないような


楽しいことを探しに行こう


耳鳴りはもう止んでいた




ここまでお読みいただきありがとうございました。

我ながら少々暗いものとなりましたが納得のいくものとなりました。

必要とされているものが何か分かりませんが、気に入ってもらえたら何よりです。

執筆を続けるかどうかもまだ分かりませんが頑張っていこうと思います。

改めて、この作品を読んでくださって本当にありがとうございました。

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