閑話1-2
本日、閑話三作。
飛ばしてもらっても大丈夫。
閑話1-2
《小さきモノの呟き》
なんだかゆらゆらしてるの。
ゆーらゆら。
ちょっとたのしい。
ゆらゆらがぐらぐらになったの。
せまいところだからこまる。
ぶつけたところがいたい。
そしてぐらぐらがおさまったら、ぽかぽかなの。
それはとてもあたたかかったの。
ずっとこうしていたいなー。
ぴきぴきいってるの。
おとのしたところをつつかないといけないきがしたの。
つんつん。
ちくちく。
なにかがかわった。
なにかあるのはわかっていたけど、なにかわからない。
うごくもの、うごかないもの、いろいろわかった。
わぁ、ひろいところだー!
せまいところはもういやなの。
ここからでるのー!
えいえい。
ふんふん。
えーいえい。
どーだ!
いろいろうごける!
あれ?
おおきいのがいる。
もっとおおきいのもいるー。
よくわからないけど、あたたかい。
いいことなの。
「よし決めた!お前の名前はぴよこだ!!」
「おーい聞いてるかー?お前の事だぞ?」
なぁに?
「そうだお前の名前はぴよこだぞ」
ぴよこ!
なんだかあたたかさがふえたの。
それからねむいの……。
目がさめたら、色々わかるようになっていたの。
すごいね!
ぴよこえらい!
何だかお腹がへってるの!
ごはんください!
大きいのが晶。
もっと大きいのがゼロ。
ぴよこ覚えた。
ごはんください!!