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日刊ランキング286位に入っていました。ありがとうございます。これから伸びるのか、落ちるのか。死ぬのか。楽しみです。

 牧場部屋に行ってみると、アイリちゃんは走り回っていた。元気をもてあまし、どうしていいか分からない感じだ。多分、強烈な魔素にあてられたんだ。こんなに走るアイリちゃんは見たことがない。


 俺はアイリちゃんを止めるべく動き出そうとした。力づくで行くしかないと腕をまくったが。


「ぶぅぶう」


 スライムのぶーが何かを唱えた。すると目には見えない魔力波がアイリちゃんに飛んでいき、直撃。


 アイリちゃんは途端に大人しくなり、足を折りたたむとその場で寝てしまった。さっきまで元気だったのに、いきなりだ。意味が分からない。


「ぶーちゃんの魔法です。睡眠魔法とのことです」


 睡眠魔法だと? そんなことまで出来るのかこのスライム。


「ぶぅぶ」


 スライムのくせに、ふんぞり返って得意げだ。カナルのおっぱいの上で、饅頭のような体をのけぞらせている。


「すごいな、ぶーは。後で特上の魔石をごちそうしよう」


「ぶぶぶぶぶ」


 プルプルプルプル! ぶーはぷるぷる震えた。


「ぶーちゃんがとても喜んでいます」 


 やべぇな。まじ可愛いな。俺もぶーみたいな魔物が欲しいな。ダンゴ虫君じゃ一緒に歩けないしな。


★★★


 俺はダンゴ虫君がいつもいる牛舎にきた。彼の為に設けてある部屋に来てみると、驚愕の光景が広がっていた。


「繭、なのか?」


 部屋には糸が張り巡らされており、巨大な巣を形成していた。

 

 糸だらけの部屋の中心に、光る物体がある。それはさなぎのようであり、繭のようでもあった。


 心臓のように、ドクンドクンと脈動している。どうやら生きているようだ。


 俺は思った。こんなことが出来るのは、ダンゴ虫君しかいない。いったいどうなったと言うのだ。


「ぶぅぶぅぅぶぶ」


「これから成虫になるそうです」


「え?」


「ぶぶぅうう」


「どうやら、ぶーちゃんは以前、ダンジョンでこうなった魔物を見たことがあるそうです


 おいおい、本当か。


 何でも知ってるなこのスライム。どうして今まで黙ってた? まさか念話がまともに使えなかったのか? それとも魔素の密度が上がって、思考能力があがったか?


「カナルは以前から念話が出来たのか?」


「はい。一日に数分ほどです。今はなぜかぶーちゃんとずっと会話できます。しかもはっきりと声が聞こえるんです」


 カナルは感動のあまり目に涙を溜めている。ぶーと会話できるのが嬉しいらしい。


「ぶぶぶぶ」


 ぶーはまたふんぞり返っている。


 しかしすごいな、ぶーは。まだ幼体なのに色んなことを知っているな。もしかしたら奴隷よりも役に立つんじゃないの?  


「でも、ダンゴ虫君はどうしてこうなったんだ?」


「ぶぶぶぶぶぅ」


「多分ダンゴ虫、いえ、オリハルコンミリピードが、ダンジョンコアを食べたからだと言ってます」


 なんだと? ダンジョンコアを? 


「ぶーちゃん曰く、ダンジョンコアの魔力とご主人様の魔力で、急激な成長をしたとのことです。これから羽化するから、繭になったと言ってます。それと食べたダンジョンコアは、オリハルコンミリピードと融合しているみたいだそうです」 


 ぶーの優秀さに脱帽。今までただの愛玩動物だと思ってた。カナルの胸に挟まって、みんなにちやほやされるだけだと思っていた。


 グラビトンスライムって頭いいんだな。


「ぶー。何が欲しい? 好きな物を買ってやるぞ」


「ぶぶぶぶぶ!!」


「子分が欲しいと言ってます。それとお嫁さんとも」


 なに! 子分に嫁だと!! そうか! スライム仲間か!! よし! いいぞ! 俺も欲しいし!


「今度魔物商に見に行こう。それでいいか?」


「ぶぶぶぶぶぶ」


「ありがとうと言ってます」


 まさかスライムと会話する日が来るとはね。今まで雑魚モンスターだと思っててごめん。


「ぶー。んじゃ、これはどうすればいいんだ? この繭? さなぎ? 何かするのか?」


「ぶぶぅ」


「マスターが触って、魔力を与えればそれでいいとのことです。あとは勝手に羽化するみたいです」 


 羽化、といわれてもな。ダンゴ虫君は、ダンゴ虫じゃなく、今まで幼虫だったのか? でもミリピードって、ヤスデの仲間じゃ無かったっけ? よく分からんが。


 俺は魔力を与える為、繭に触れることにした。どくどく脈打つ繭に触れるのは、少し気持ち悪い。触って本当に大丈夫なのか?


 俺は恐る恐る繭に触れる。


 すると、ふっと体から力が抜けていく。俺の手から、ものすごい速度で魔力が抜けている。


 まずい。このまま触り続けると、魔力どころか体力まで持って行かれる。死ぬぞ。


 俺はあわてて手を放すと、『あひぃーん』と頭に声が響いた。ダンゴ虫君の声だった。


 相変わらずの喘ぎ声である。うむ。こいつは大丈夫だ。そっとしておこう。


「カナル。魔素が濃いが、何かが起きるわけじゃなさそうだ。問題はアイリちゃんだが、一応解決策はある」


 魔牛としてのレベルを上げる。


 もともと魔牛は魔物だ。グレートバッファローだかの、遺伝子改良された種だ。家畜みたいになっているが、アイリちゃんも一応魔物だ。敵の経験値(魂)を得れば、魔力が上がって魔素にも耐性がつく。


 久しぶりにアイリちゃんを外に連れ出すか。


「ギルドに用もあるし、討伐依頼を受けてみるか。ぶー、街に行ったときに、魔物商も行くからな。一緒に来るんだぞ」


「ぶぅぅうう!」



★★★




 俺はこの後ギルドに行くのだが、俺はそこで更なる問題に直面することになる。


 ハイヒューマンの俺は、冒険者クラスZに認定された。現体制の帝都では、二人目とのことだ。ギルドマスターが国に申請し、勝手に承諾されたらしい。


 知らぬ間に最高ランクになっていた。まったくありがたみも、重みないランクとなってしまったが、それはまぁいい。


 ギルドマスターからは、特別なカードをもらった。高ランク冒険者がもらう特製カードだ。


 その特製カードは魔道具である。俺の潜在魔力を読み取り、適正職業を示してくれる魔道具だ。俺は嬉々として自分の適性職業を見てみるが。そこには。


“ダンジョンマスター”


 と、書かれていた。


  


強引なストーリーですが、勘弁してください。文章表現も拙く、読みづらいですが、勘弁してください。

やる気と時間があれば、今までの話しに手を加えます。整合性を取るために、かるく修正を入れるつもりです。まぁ、やる気があればですが。

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