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星屑彼方の君とあの夏の旅  作者: 憮然野郎
第一章 星屑彼方の君とあの夏の旅
35/40

第31話 カーラ 一生

※前回のあらすじ※

ひかるは愛理栖との喧嘩を空に相談し、助言を受けて謝罪。二人は散歩中に思い出話をし、愛理栖は本当の名前を思い出す。その夜、愛理栖が不思議な姿で現れる。


※あらすじ 終※



むかしむかし、あるところに、なかのいいお(かあ)さんセミと()セミの(おんな)()のかぞくがいました。

(おんな)()はまだようちゅうで、(そと)のせかいのことをしりません。

(かあ)さんはいつも(おんな)()がねる(まえ)(そと)のせかいのことをまいにち(はな)しきかせました。


はじめて(そと)のせかいを()んだときのこと、

はじめて(そと)のせかいでともだちができたこと、

(とり)()べられそうになったこと、

(とお)さんセミにしりあったときのこと、

(おんな)()がうまれたときのこと、


(おんな)()はお(かあ)さんの(はなし)をきくのをいつも(たの)しみにしていました。



 しかし、ある()(かあ)さんは(おんな)()()ったのです。

「お(かあ)さん、これからながい(たび)()ってくるね」

(おんな)()はとつぜんのことで、いやだいやだと()きじゃくりお(かあ)さんの()うことをききません。


「ごめんね。さみしく(おも)うかもしれないけど

たくさんのものたちがあなたのおともだちになってくれるわ。

だって、あなたはわたしの大切(たいせつ)大切(たいせつ)(たから)ものなんですもの。

あなたをひとり(のこ)して(さき)()ってごめんね。

でもね、あなたがおりこうさんにしていたら

いつかまたどこかできっと()えるわ」



(かあ)さんが(たび)にでた(あと)つきひがながれ、(おんな)()はせいちゅうになって(そと)のせかいに()びたちました。


そして(こい)をしてお(かあ)さんになりました。


(おんな)()はお(かあ)さんになってはじめて

じぶんのお(かあ)さんが()っていたことばのいみがわかりました。  



おしまい


作 しおり


「君、 本当に愛理栖?」


【掲載に関するお知らせ】

いつもお読みいただきありがとうございます。

今後の運用方針に伴い、当サイトで公開中のエピソードは、予告なく非公開とする場合がございます。

公開されている今のうちに、ぜひお楽しみいただけますと幸いです。

尚、当内容については、憮然野郎のnote 掲示板にて詳しく告知しています。

https://note.com/buzenguy/n/n9517e6b198fc


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